フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

美勇伝 「美勇伝説V 最終伝説」 6/28昼公演レポート

2008-06-29 20:19:21 | ライブ!2008

 今日は二本立てでお送りします。二本目は昨日観に行った美勇伝コンサートの感想です。

 会場に着くとすでに開場が始まっていました。三年前ファーストコンサートを行った東京厚生年金会館で、美勇伝が遂にファイナルを迎えるのです。「当日券はございません」という貼り紙が入口にありました。初日でこの人気。全国から美勇伝大好きなヲタが集まっているのでしょうか。

 一曲目はデビュー曲。一階の後ろの方なので細部はわからないものの、三人はドレスで現れ露出量控えめ。顔がハッキリ見える席ではないけれど、三人とも満面の笑み。ファイナル2DAYSを迎えるとあって、やや緊張しているようにも見えるけれど、ハッキリ表情が見える訳ではないから勿論想像も半分。
 続いて人気曲「愛~スイートルーム~」で早くも客席はヒートアップ。振付完コピ君も、要所だけ踊るよ君もみんな踊りまくりでオドリスト大興奮。挨拶を挟んで「一切合切あなたにあげる」へ。ラメ入りのショートパンツ姿に変身した三人が弾ける。「内心キャーキャーだわ!」「ひとりじめ」と聴かせて、トークタイムへ。

 先週の名古屋公演のあと、石川さんが二人に東京ではお揃いのボディジュエリーをやろうと提案。その電話を取った三好は嬉しくて二つ返事で「ハイ!」と返答したのに、岡田は電話に出なかったという話に場内が爆笑。まだ「ギスギス伝」は続いているのか?(苦笑)
 ちなみに、岡田は電話に気づかなかっただけだそうで、着信記録を見て慌てたとか。

 場内を笑いでホノボノさせたあとは「じゃじゃ馬パラダイス」。サビのロデオ振付は会場の多くが振りコピ。なんだかんだ言って現場では楽しい曲だと改めて実感。「青春 THE NIPPON」「銀杏~秋の空と私の心~」「まごころの道」と渋めの選曲が続き、石川さんのソロトークへ。
 石川さんはこの公演を迎えるにあたって気合いを入れるために、初めて「まつげパーマ」に挑戦。まつげがピン!としていると気合いが入って良いのだけれど、24時間ピン!となっているものだから眠れなくなってしまい(笑)、今ツアーのDVDマガジンを見て、そこに収められている思い出映像を見て懐かしさに浸ったのだそうです。でも、涙は出なかった発言で、ヲタ「え~っ」。石川さん慌てて「でも、ジーンとしたんですよ」。美勇伝の歴史を感じるDVDだから、まだ買ってない人は買ってくださいと、締めはちゃんとグッズ宣伝でサスガでした。

 ここからはソロコーナー。岡田唯登場で客席は黄色サイリウム点灯。黄色は明るい色だからか、華やかで綺麗だ。続く三好絵梨香ソロでは青サイリウム点灯と、ヲタ凄い演出です。どちらの色も用意していない自分は遠慮がちにサイリウム振る事にしました。
 歌が終わり、みよおかトーク。初めて会った時から変わった事というテーマで、みーよが「唯ちゃんは大人っぽくなった」と発言。これに気をよくした唯やん「絵梨香ちゃんは髪が伸びたね」(爆笑)。
 そして、石川さんの話題に。リーダーは服装が替わった!と二人の意見が一致。昔は、ピンクだらけだったり、柄物+柄物という組み合わせだったり、それはもう凄かったそうです。石川さんの私服ネタは、娘。時代も他のメンバーからネタにされていましたね(苦笑)。
 そんな二人のリーダー話を受けて石川さん登場。ソロ曲を歌います。今度は客席はピンクのサイリウムに。

 ソロコーナーが終わると、間髪入れずに「唇から愛をちょうだい」。タオル回し曲キタ。バッグからタオルを取り出し振り回す。いつも思うのですが、これやると風で涼しいんですよね(苦笑)。今日はトークとかで、それほど暑い状態になっていない時間帯だったので風による冷却効果は今一つでしたが。
 そして、途中のセクシーダンスではいつもと同じように歓声が上がる。この部分のノリが、なんか(良い意味で)アホっぽくて好き。お約束なんてそういう単純なノリでいいのです。
 「曖昧ミーMIND」「カッチョイイゼ!JAPAN」とノリの良い曲が更に続き、場内の気温は上昇。今こそタオルを回してほしい状態に(笑)。でも大丈夫。ステージには上からスクリーンが降りてきた「アレ」が始まる。そう「アレ」が。

 美勇伝コンサート名物「人形劇タイム」が始まるのです。

 いつも人形劇の話の軸となっている岡田唯の必殺技「岡田キック」が今回は「分身の術」で岡田が二人になるという技を披露。面白と真面目とキャラの違う二人の岡田唯。そして、何かとすぐメモをとる三好。途中の三好のボケシーンが毎回違う台詞らしいのですが、この公演では「℃-ute新人賞?」でした。会場バカウケ。℃-uteヲタもいるな(と、他人事のように書く)。

 人形劇のあとは、「愛すクリ~ムとMyプリン」「クレナイの季節」「紫陽花アイ愛物語」とシングル連発。人形劇後はスクリーンを使ってメンバーの顔を映すようになったので、一階後ろでも表情がわかるようにナリマシタ。紫陽花で振りコピしながら、もう美勇伝でこの曲を観られないのかと思い、ようやくこの辺りからシンミリした気分になってきました。そう、ここまでは割と普段のコンサートのような気分で楽しんでいたのです。もうコンサートも終盤。

 そんな感傷的な想いも、会場盛り上がりナンバー「美~Hit Parade~」「恋するエンジェルハート」で吹き飛び、場内のヒートアップに引きずられながら踊る。跳ぶ。回る… 回るは今日はしなかったです。いつもならエンジェルハートの回る振付は一緒に回るのですが、今日は美勇伝の姿をしっかりと見ておきたかったのです。
 そして、「なんにも言わずに I LOVE YOU」で締めて、しっとりとアンコールへ突入。

 アンコールは「LET'S LIVE」でスタート。せっかくいかにも「ライブのテーマ」ともいうべき曲が出来たのに、この曲で締めるツアーは去年だけで終わってしまった事を改めて勿体なく感じ、またシンミリとした気分になってしまうのでしたが、最後の三人の挨拶が良かったです。
 岡田唯「今日のファンの皆さんの応援は美しく勇ましかったです。美勇伝とおそろいになれて嬉しかったです。」
 三好絵梨香「昨日はドキドキしてなかなか寝れなかったけど、皆さんの笑顔を見ると最高のパフォーマンスが出来たなと思います。」
 石川梨華「初日から今日までとても早かったです。でもそれだけ毎日が充実していたからだと思います。今日はありがとうございました。」
 大体こんな感じの内容でした。三人の笑顔はとても良いもので、それは達成感に溢れた素敵なものでした。
 続いて歌った「終わらない夜と夢」では、スクリーンに今までのPVのシーンなどが流れてきました。この四年間、良い歌を歌い、人形劇やトークで笑わせてくれ、今に思えば美勇伝は楽しき良いユニットであった事を改めて実感しました。でも、感傷的な気分で終わるのはちょっと違うのも確か。ノリと笑いと美しさのユニットらしく、最後は明るく終わりたい。ラストはノリ良く「FANTASY」。場内の熱いノリと、ステージ上の楽しいパフォーマンスに、すっかり感傷的な気分など吹っ飛び、笑顔で会場を後にしたのでした。

 6/29 美勇伝解散
 解散コンサートは観に行けなかったけれど、一日早く私は美勇伝と明るくさよならをして来ました。これからも三人の楽しいステージは記憶とDVDの中に生き続けます。

 セットリスト
01.恋のヌケガラ
02.愛~スイートルーム~
(MC)
03.一切合切あなたにあ・げ・る♪
04.内心キャーキャーだわ!
05.ひとりじめ
(MC)
06.じゃじゃ馬パラダイス
07.青春 THE NIPPON
08.銀杏~秋の空と私の心~
09.まごころの道
(MC石川)
10.最後の夏休み/岡田ソロ
11.あの夏の夜/三好ソロ
(MC三好岡田)
12.思い出は彼方/石川ソロ
13.唇から愛をちょうだい
14.曖昧ミーMIND
15.カッチョイイゼ!JAPAN
(人形劇)
16.愛すクリ~ムとMyプリン
17.クレナイの季節
18.紫陽花アイ愛物語
(MC)
19.美~Hit Parade~
20.恋するエンジェルハート
(MC)
21.なんにも言わずに I LOVE YOU
EN1.LET'S LIVE!
(MC)
EN2.終わらない夜と夢
EN3.FANTASY 

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行け 行け モンキーダンス PV

2008-06-29 11:05:44 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房の新曲「行け 行け モンキーダンス」のPVが公開されました。

 URL
http://www.dohhhup.com/movie/qKVhHZgPkTXd8L5XheiuDhpFtuAJmPyt/view.php

 このPVを見る前に、先に携帯で配信されたものをキャプった画像を見ていましたが、「猿の格好をするベリメン」に衝撃を受けてPVが楽しみになっていました。結果は、
 「全編、猿じゃなかったあああ」
って、アイドルのPVなんだから当たり前か(苦笑)。
 画像を見ておわかりのように、普通にアイドルしています。しかし、サビ(?)に入ると「猿、キタコレ」です。頬を赤く塗るベリメン、頑張ったなあ(涙)。まあ楽しそうだが(笑)。
 まあ、と言えばこの猿衣装で「エブリバディ~」と歌う部分がですね、向かって左サイドから須藤茉麻が笑顔満面でオーバーラップして攻撃参加しているのですよ。それに対抗して右サイドからは徳永千奈美がいつもの笑顔で前に出て来ます。この二人がシングルでここまで活躍する日が来るとは!この二人の、サイドからの笑顔攻撃は、かつてのブラジル代表の、ロベルト・カルロスとカフーの両サイドバック以上の攻撃力です。

 作りとして巧いのは、茉麻や千奈美を飛び道具として活用しながら、可愛く魅せる所では梨沙子や桃子が前面に出て来て、決して「イロモノ」に終わっていない事です。あっ、別に茉麻や千奈美が「イロモノ」をやっている訳ではありませんよ。梨沙子と桃子のビジュアルコンディションがとても良いのです。特に、梨沙子!一時期丸くなった(性格の話ではなく顔が)と言われていた梨沙子が、シャープになって復活しています。桃子の「あの濃いめキャラ」もほどほどなので、これまた普通に可愛くマル。
 ジンギスカンの時にも書きましたが、また書きます。

 Berryz工房始まったな

 調子に乗って書いていますが、まだ三人取り上げていない人がいました。その三人の事も書きます。と、言いたいのですが、あまり目立っていないのですよ。雅はまだソロパートがあるので、ソロで抜かれる箇所もあるし、佐紀ちゃんもソロ画像あり。でも、前述の四人に比べるとこの二人の映っている時間が短い。雅ちゃんはもしかして、これは何かのペナルティですか?(と、際どい事を言ってみる)
 そして、熊井ちゃん…。ほとんど活躍なし(涙)。引いた映像でも、並んでいる時に一番目立つのは言うまでもないのですが、特にこれだ!というシーンがないです。多分、本人が「猿なんてやりたくない!」とゴネて、そのペナルティなのかもしれません。って、勝手に想像で書いています。でも、本当に言いそうなだけに、そういう事情かもしれません。

 ベリと言えばダンスも注目ですが、タイトル通り「猿踊り」をしています。でも、これが可愛い。歌詞から受けた印象でもっと変なダンスナンバーになるかと思っていたのですが、変どころかむしろ超絶カワイイという結果に。冷静に見れば、変な踊りやっている筈なんですが、何故かカワイイ。きっと、メンバーが楽しんでいるからに違いない。その楽しさがちゃんとこちらにも伝わってくるのです。
 これが、もし「やらされてる感」が充満しているダンスだったら、こうはいかない筈です。こういう事が出来るBerryz工房は、今後の展開にも幅が広がったのではないでしょうか。ベリヲタな人は勿論、そうでない方も是非このPVを見てみてください。


 

コメント (8)
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