6/22 赤坂BLITZにて行われたハロプロエッグ新人公演に行ってきました。
400番台の整理番号で入場して、観戦ポイントを右端にした私は、壁際でまったりとオープニングを迎えました。場内はなかなかの入りで、ほぼ満員。歓声に包まれてメンバー全員登場。
メンバープロフィールはこちら
http://www.helloproject.com/akasaka/profile/index.html
1 恋するエンジェルハート 全員
2 ザ☆ピ~ス! 全員
- MC1
3 恋をしちゃいました 能登、森、前田(ゆ)、和田
4 幸せですか? 仙石、北原、古川、福田
「恋をしちゃいました」でのモリサキこと森咲樹ちゃんの存在感とダンス、そしてこの曲の持つラブリーな感じの表現力は大したものでした。二期タンボポのイメージにピッタリ!というか、在籍してなかったっけ?と思えるほど。キャラ的には石川さん路線2001~2002バージョン。
5 すき焼き 能登、仙石、澤田、吉川、古峰、小川
6 ピリリと行こう! 青木、田中、佐保、西念、岡井、関根、前田(い)、新井
- MC2
7 会えない長い日曜日 前田(ゆ)
8 アナタボシ 北原、吉川
- MC3
前田憂佳ソロによる「会えない長い日曜日」。原曲の持つハツラツとした爽やかさを、ゆうかりんワールドでピンク色にしました!といった仕上がり。彼女は大真面目に歌っているのだろうけれど、肩の力が抜けるようなフニャッとした感覚はミキティ色皆無で、しかも誰色でもなく「前田憂佳色」に染まっていた。上手い下手は置いといて、これは素晴らしい事ではないでしょうか。High-Kingでのシリアスっぷりと好対照。
「アナタボシ」は、Milky Wayオリジナルメンバーから小春を抜いた二人で披露。ちゃんと片手にはスターライトタンバリン。
この曲で何に驚いたかって、吉川友のアイドルオーラ。Milky Wayときら☆レボでの声優仕事を始めた事で、彼女の中に自信が芽生えたのではないかな?歌も以前より歌えるようになってた。体を揺らしながら歌うなかなか難しい曲で、あそこまで歌えていればまずは合格点。
そして、これもMilky Way効果か北原沙弥香の人気が明らかに以前より上がっていた。「さぁや」と客席から飛び交う声援に、この一年さぁやをウォッチしてきた者として、驚きと嬉しさが入り交じったハッピーな気持ちになりました。
「さぁやはワシが育てた」(一回言ってみたかった笑)
9 FIRST KISS 小川
10 好きな先輩 澤田、田中、和田、佐保
11 CRAZY ABOUT YOU 仙石、森
12 I know 古川、森、前田(ゆ)、福田、古峰、和田、佐保、小川
- MC4
「FIRST KISS」。先日、このブログで心配だと書いたこの曲は、エッグの小学生組の中では有望株かと思われている小川紗季がソロで歌う大冒険。でも原曲の愛理がこの曲を歌っていた時の年齢は9歳。どうしても愛理と比べてしまうけれど、オガサキも想像以上に歌えていたのでビックリ。今日のライブで恐らく唯一安心して聴けた曲だと、今振り返ってみて思います。愛理がこの曲でデビュー以降、舞台に上がってスキルを磨いたように、彼女も舞台の仕事などをいくつも経験したら、更に良くなるかもしれないと思いました。
「好きな先輩」。誰が歌っているとか意識していなくて、セットリストを見て振り返ってますが、この四人の良い意味での無害さみたいなものが、まさに原曲をツアーで歌っていた頃の五期メンバーそのものでした。そう考えると、あまりにハマりすぎな人選。これは人選の勝利。この四人は地味過ぎて大好きです。またこの四人の曲を観たい。
13 安心感 福田、関根
14 来来!「幸福」 能登、仙石、澤田、青木、北原、吉川、田中、西念、岡井
- MC5
福田花音という子は色々舞台に出ている子で、演技力はなかなか評価されているようですが歌は今一つ。安心感は芽生えず終わる(苦笑)。達者そうな感じが、子役的な小生意気風に見える時もあるけれど、そういった部分も含めて彼女の存在感はなかなか素晴らしい。小柄で一見は中学生に見えない雰囲気も、動きに筋が通っているので頼りなさは無い。この子も将来楽しみです。いや、将来などと言わず、今後も舞台方面で才能を伸ばしてあげてほしく思います。
15 ちょこっとLOVE 全員
- MC6
16 Yeah!めっちゃホリディ 全員
17 DREAMIN’ 全員
「ちょこっとLOVE」は、全員でチアリーディングに挑戦。プロの方の指導を受けたとの事で、なかなかカッコ良かったです。動きに芯が通った感じがありました。肩の上に乗る技(名称がありそうだけれど不明)も成功。新人公演で新しい技にチャレンジするのは、とても良い事だと思わされました。
この日の会場は、いつも通り「スタンディングでハロプロ曲で盛り上がりたい」人も多かったけど、「ハロプロエッグが好き!」という人も結構いたような印象。彼女達にもヲタが付き始めている証拠。
だからこそ、ちょっとこれだけは言っておきたいので書いておきます。ここからは、シリアスな提言モードです。
この日、ステージ上にて次回新人公演の開催日時が発表されました。次は、東京都港区芝のメルパルクホールとの事。ちょっと待て!「ホール」なのか!
ハロプロエッグとは「ハロプロでのデビューを目指す研修生」の事で、ユニットでもプロジェクトでもない筈。つまり給料も出ているか怪しい立場。そういう研修生制度を作った事は良いと思っているのですが、そんな立場アマチュアな子達でいつまで興行を続ける気なのでしょうか?
新人公演というもの自体は、日頃の練習の成果を発表する場として貴重なもので、今後も開催してあげてほしいと思います。それを小会場でやるのはわかるのですが、ホールでやるとか金儲けここまで来たか!と思いましたよ。ホールでやるというのであれば、何人かの子はもう正式にハロプロメンバーに昇格させてあげてほしいと思うのです。
これは別に、エッグから何人かをデビューさせろ!と言っているのではなく、ホールでコンサートやったり、グッズ作ったりしている以上、もうエッグの中心メンバーはハロプロメンバーと呼んで差し支えないのでは?と思うからなのです。かつての、ハロプロキッズのように、エッグから昇格したメンバー達の新しい呼称を考え受け皿として、ソロやユニットデビューはまだだけど、ハロプロのメンバーです!と認めてあげてもいいんじゃないでしょうか?
新人発掘の場でズルズルとヲタに小金を使わせて、メンバーも長い事エッグから昇格出来ない子達がいる事を考え、なんだかホール公演開催決定には素直に喜べず、複雑な思いで会場を後にしました。ステージ自体は前回よりも良い出来だった事を付け加えておきます。