ガーディアンズ4の新曲「Going On!」が今週発売されました。買ったよ~という読者の方もいらっしゃるかと思います。私はまだ買えていないので、近日中に買いたいと思います。
その新曲のイベントが2/14に開催されます。ハロプロの新曲とイベント。今や、切っても切り離せない関係ですが、なんとこのイベントに急遽Buono!が参加する事が発表されました。
CD売れてないのか?
そう言いたくなるような突発的事態。さて、どんなものかと、オリコンデイリーチャートを調べると、ガーディアンズ4の順位は中野腐女子シスターズとあまり変わらない位置いう現実を知らされました。(例えに出して中野の皆さんスイマセン。それだけ衝撃だったもので)
それで、Buono!をイベントに投入しよう!となったのかどうかは、関係者にしかわからない事ですが、急に発表された事だけに、その可能性は大です。キッパリ言い切ります。
これを事務所は「ファンサービス」も兼ねていると考えたら大間違いです。何故なら、ゲストの方が人気があってはいけないからです。考えてみてください。これで、「Buono!が出るならイベントに応募しよう」という人が出て来る筈。それでCDが売上伸びれば関係者は大喜び。しかし、当日の会場はガーディアンズ4目当ての観客より、Buono!目当ての観客が多くなる可能性がある。そうなってしまったら、誰のためのイベントなんですか? 「両方観られてラッキー」と観客が喜ぶだろうから、それは悪い事ではないと関係者が考えているのだとしたら、私は言いたい!
「そんな軽く考えているなら派生ユニットなんて止めちゃえ」
レギュラーユニットがあって、更に派生ユニットがある。これがハロプロの面白さのひとつです。メンバーの普段とは違うキャラを見る事が出来る。これが楽しい。ガーディアンズ4で言えば、梨沙子が年齢相応の素に近い笑顔を振りまいています。Berryz工房では背伸びをしたり、キャラを作ったりして歌っている事の多い梨沙子が、ガーディアンズ4では自然体で歌っているように見えるのです。(メイクもベリの時より好き)
このガーディアンズな梨沙子が好きです。ベリの時の梨沙子がキライという意味ではなく、現時点ではガーディアンズしている時の方が見ていて安心出来るという想いです。
このように派生ユニットには、派生ユニットの面白さがある。だから、派生ユニットも大事にしてほしい。Buono!はかなり大事にされていて、うまく育てられているユニットだと思いますが、他のユニットも作り手は愛情を持って、存在を軽く扱わないでほしいです。
ガーディアンズ4のメンバーはおそらく、自分なりのモチベーションでこのユニットに臨んでいると思います。初めて派生ユニットに参加となった熊井ちゃんや梨沙子は張り切っていたと思うし、みっつぃもなっきぃも張り切っている筈。イベントも楽しみにしていた筈。
そのイベントを観に来る人達が、自分達目当てじゃない人が多かったら、どう思うでしょうか? ガーディアンズ4のイベントは、ガーディアンズ4のためのイベントであってほしいです。
だからと言って、CDを買うな!とか、Buono!目当てな人は応募するな!という訳ではありません。そこまでの事を言う権利は私にはありません。こういう事態を招いた事務所が悪いのです(爆)。
今回の事を知って思うのが、そろそろ新曲イベントの在り方を考え直す時期なんじゃないか?という事。以前ほど、握手というものが購買促進に役立っているとも思えないし、正直言って「新曲イベント=握手会」という形式にコアな人々も飽き始めているような気がします。
このブログと相互リンクしている℃-uteファンサイト「℃hocolat」で先日、「これはナイスアイデア」という意見を見つけました。管理人さんの書かれているコラムにて、応募券は「握手会」と「プレゼント(直筆ハガキが届くみたいな企画)」の二つの企画を用意してみては?という提案が、管理人さんやコメントを付けていた方から出ていました。
地方在住の方や、CDを何枚も買ったり出来ない学生ファンにとって、新曲イベントは蚊帳の外な特典です。行けない人にとってはテンションが下がるきっかけになるし、そういう事からそのアイドルへの興味を失っていく人もいる事でしょう。
しかし、そういう環境にある人でも、プレゼント応募という特典なら参加しやすい。実際、℃-uteの「暑中お見舞い申し上げます」で行った「℃-uteから直筆の残暑お見舞いが届く」という企画は好評で、この曲の売上は前作より上がりました。
提案者の中の一人は、一枚のCDにつき応募はどちらか一件という風にすれば良いと提案していました。確かにこれなら、どちらも当てたい人はよりたくさん買うだろうから、事務所的にもオイシイと思うし、イベントに行けない人も企画に乗れる。私も大賛成です。
ファン層に変化が見られる昨今、それに合わせてイベントの在り方も見直す時期だと思います。ゲストを呼んで購買を煽っている場合ではありません。