大黒ラーメン店のからし高菜(20230828)
昨日の仕事帰りに大分市上宗方の「鹿児島ラーメン大黒」に寄った。
本当は「からし高菜」だけを買うつもりが「カウンターにどうぞ!」と中に通されてしまった。
暑いしカロリーオーバーだから食べるつもりはなかったけれど、カウンターにつくと条件反射、ついラーメンとライスを頼んでしまう。
もう入ってしまったから店内でも食べてしまおう、からし高菜を。
いざ食べようとすると奥から電話と直後のSNS
「何してんの!」
位置情報共有から丸バレなのだ。
午後でも繁盛するカウンターの隅、気づかないことにした。
とんこつラーメンは好みの個人差が激しく、味の議論は宗教戦争になるので控えるけれど、大分市ではここ「鹿児島ラーメン大黒」と大分市駅なかに移転した「ふくやラーメン工房」。
「ふくやラーメン工房」は「麺堂香」の総本店で別府発、「鹿児島ラーメン大黒」は30年ほど前は大分市上宗方のすぐ近くで別店舗名で出店、その後バブルもあってか大分市繁華街と大分市近郊にも店舗数を拡大した。
その3店舗すべて訪れたけれどどれも安定した裏切らない味、喜んでいたらバブル崩壊とともに3店舗全てなくなってしまった。
本当にショックで落胆していたら、その総本店のすぐそばにより大きなラーメン店ができて、それが現在の「鹿児島ラーメン大黒」だった。
当初は「何だこんなラーメン屋、どうせ見掛け倒しの偽とんこつに決まってる」と素通りしていたら、ある時鼻を打つとんこつ臭、これはまさに正真正銘本物の豚骨ラーメン寸胴の証し!
それでフラフラと入ってみたら白亜のインテリアに赤のアクセント、子供向けのゲームコーナーまであり、およそとんこつラーメン店に似つかわしくない店構え。
こんなミスマッチ感は栃木県那須塩原市「ピラミッド元氣温泉」以来、正直あまり期待しなかった。
でもどうだろう、出てきたのは紛れもなくあの「失われた」大分豚骨ラーメン!
ためしに高菜キムチをとってみると、これもまた紛れなくあの「からし高菜」!
店の名前も全然違ってブランクも半年近くあったけれど、いまや「鹿児島ラーメン大黒」として復活していたのだ。
以来、前と同じく通い続け、乳飲み子の娘の初ラーメンも「鹿児島ラーメン大黒」のとんこつで、以来娘はラーメンといえば豚骨という立派な大分人になった。
ところで何故「からし高菜」かというと、高菜漬けを「鹿児島ラーメン大黒」の豚骨スープで炒めていて、それは「長崎チャンポンの具をスープで炒める」作法と完全に一致している。
そんな豚骨スープで仕上げられた「からし高菜」が美味しくないはずがない、なぜなら「鹿児島ラーメン大黒」の豚骨スープがバッチリ効いているからだ。
なので「鹿児島ラーメン大黒からし高菜」を食べれば何処にいても「鹿児島ラーメン大黒」を楽しめるのだ。
買わずに出る手はない。
清算時「からし高菜」2つ追加、店員さん"おっキタキタ"と好反応、知っているヒトは知っているこの店定番のテイクアウト商品。
それが今日の朝食、写真はすでに2杯目、それでちょっと色が残る。
朝から「鹿児島ラーメン大黒」をいただき、これから元気に出勤だ。
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辛子高菜と一緒に持ち帰り用のラーメンも買って帰って親父に食べさせたら気に入ったみたいで替え玉って言ってました。
そんなもんあるか!って母に怒られてましたけど(笑)