なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

道楽としてのフライフィッシング(20170324)

2017年03月25日 00時34分42秒 | 机上釣
道楽としてのフライフィッシング(20170324)

先日、同期の酒宴、その席上でそれぞれの"道楽自慢"。
私は"釣り道楽"、とはとても言い出せなかったが(バレてはいるだろう)。

でも道楽自慢で盛り上がるなんて、私達も随分歳をとったものだ。

みな、道楽で儲けようなどと考えていない。
それどころか嵩む出費からして、ただの無駄遣い。
でも皆一向に構わず、本当に心から楽しんでいる。
それがまた見ていて心地良い。

私のフライフィッシングもC&Rに従う時点で単なる無駄遣いでしかない。
ならばそう仕切り直して考えると、そもそも魚が釣れる必要が全くないのに気がついた。
たとえ五ヶ瀬下流域でヤマメが釣れなくとも、釣りに行った時点で釣りが成り立つのだ!

なんて無茶な強がりを差し引いても、
大した根拠もなく釣れると思って河原に立ち込むのは、
その行為そのものが目的なのであって、
河川に立ち込んだ時点でその釣りの目的をほぼ達成出来ている。

解禁前、妻が「釣りに行くまでが釣り」と言った。
確かに「釣りに行くまでにあれこれ考えて準備するまでが釣りのピーク」であり、
もやは釣果など二の次だった。

とまあ、そう考えれば、釣りに行って釣れないことなど、もはやどうということはない。
「どうせ釣れないから釣りに行っても無駄になる」のではなく、フライフィッシングそのものが無駄なのだから、そこにさらなる無駄などあろうはずがない。

つまり、「無駄になる」などと心配すること自体が完全な無駄なのだ。
何故なら、C&Rのフライフィッシングなぞ、そもそも極め付けの道楽なのだから。

その無駄を心置きなく楽しめば良い。
もはや何の心配も要らない。
コメント    この記事についてブログを書く
« ガイドラインのPT Compact RT... | トップ | 五ヶ瀬道楽7日目(20170326) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。