なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

オイカワ鈎追加とTMC2312#16試作(20210201)

2021年02月01日 23時21分12秒 | 机上釣

オイカワ鈎追加とTMC2312#16試作(20210201)


ピーコックハールのストークと秋田狐2号。
左2本はstarling、右2本はbambooパートリッジ。
巻き易く形崩れし難いのがstarling、両羽根でも大丈夫。
やはり今後もオイカワのソフトハックルはstarlingにて。


勢い余ってTMC2312#16でヘンハックルのストークとコックフェザントのランプフェザー。
でもこのハックルは長すぎる。
どうにかして短く巻く。

追記)
それにはこの方法があった。

Nicole March女史(NJ, USA)のテクニック、縮小写真の原版は女史のHPにて
Please come in sight of her fine works!
「TECHNIQUES TO SHORTEN SOFT HACKLE FIBERS: PART ONE」
https://thequiltedtyer.com/fly-tying-tips-and-tricks/techniques-to-shorten-soft-hackle-fibers-part-one/

次は必ずこの技術を使う。
グリキン腰巻にも良いのではないか。

*Nicole March女史はEtsy出店もあり、URLは下記。
「TheQuiltedTyer」
https://www.etsy.com/shop/TheQuiltedTyer

コメント

湯布院オイカワ水面直下の釣り(20210131)

2021年02月01日 20時29分49秒 | 実釣

湯布院オイカワ水面直下の釣り(20210131)

0時就寝、5時起床でまだ早い、2度寝で7時起床、遅すぎる!
あれこれ準備して出たのが9時半、写真を撮りながらテクテク歩く。

JR鉄橋下の小堰堤から撮影開始、キラッキラはここでは見えない。


右岸石段前、ここの流れ中央にオイカワの大群が見える。
 

左岸飛び石前、ここから少し上やや右岸寄りにまたオイカワ大群。


JR鉄橋上下にはオイカワの魚影は確認出来ず、


JR鉄橋から御幸橋までの区間はオイカワの魚影は薄い。
ここの左岸に温泉流れ込みあり、ここにティラピアが群れていた。
午後からティラピアが散る、なのでティラピア狙いは朝がベスト。



御幸橋、ここから禁漁区、左岸を歩く。
歩きながら凍った土手にフキノトウを探したが見つからなかった。
地元の方に尋ねようと思ったが、遂に誰とも行き交わらず。

途中、悲しいことに城橋左岸におにぎり弁当2食分の遺棄あり。
観光客だろうか? いや今は観光客は少ない。
釣客? いや私以外の釣人はまず見かけない。
誰のか分からないゴミ、回収しようにもこのコロナ禍、恐怖心から手が出ない。


入渓点の小堰堤まで。


ここからハシゴ伝いに河原へ降りる。
小堰堤は釣らない、というか鈎を入れても釣れないので釣らない。
仕掛けが堰堤落ち込み用じゃないと無理、時間の無駄になるので。


既に10時過ぎ、実釣開始。
1010−1710、7時間、気温5度、水温16.8度、晴れ。
1)SD9ft#0、DT#2F、フロロ1.5号5ft、スイベル8号、フロロ0.5号6本マルチ
釣果は7時間161匹、161/7h=時速23匹つまり2.5分で1匹ペース。
マルチドロッパー構成は上からレジロン#50緑(146)→ホロティンセル緑→ミラージュティンセル→細黄ストーク鈎→黒褐色ストーク鈎でリードが一昨日のソフトハックルのピーコック黒褐色細ストーク鈎。
結束部は瞬間接着剤で完全補強し鈎のロストはゼロへ。

アタリ鈎の印象は下記。
ソフトハックルのピーコック黒褐色細ストーク>>ミラージュティンセル>ホロティンセル緑>=レジロン#50緑(146)>=細黄ストーク>=黒褐色ストーク。
オイカワ用にピーコック黒褐色細ストーク+ムクドリハックルの量産へ。
UVレジンは補強目的で2重塗りする。
フライフック#16までなら同じパターンが巻けそう。
#14以上の針はニワトリ系ストークを使う。

城橋上の小堰堤から城橋の区間
1010−1610、6時間、53+59+24=136匹(1010-1318までCanonで53匹、1318-1510までアクションカムで59匹、1510−1600はiPhoneで24匹を確認した)。

城橋前半(1010-1318)

早瀬から瀬落ちに入るところに群れていた。
ここで連釣、メンディングステイでもアタるしただのスイングでもアタる。
何より入れた直後からテイクしてくる。
試しにロールキャストで打ち込んでみるとテイク、結構な水面変化ではっきり分かる。
ひとしきり釣るとテイク間隔が空くのでグリセロールをリーダーに塗り込んで再投入、これがまたアタる。
一つの場で10匹近く釣ったらステップダウン、するとまたアタリ始め、これが延々続く。
流れがあるから気持ち良く、解禁日へのウォームアップに正に最適な場。

テイク数とその時刻とのグラフは下記。
密な点は良く釣れた時間帯を示し、空いた点はトラブル対応していた時間帯を示す。
釣れ続くのはステップダウンするからで、そうしなければテイクは遠のいたままだ。


城橋後半1(1318-1510)

前半はやや開けた渓流、後半は両岸から絞られる。
水勢が強く緩急の差も大きいが、その流速差にオイカワが付いていて、ここはヤマメとほぼ一緒。
水面直下、メンディングステイ、リトリーブとウェットで使う技術を総動員する。
この場は狭くキャストは小さいから1投が短時間、その分、手返しが本当に早くなる。

下記グラフは12分毎の釣果数、かなりハイペースで釣れている。
しかし距離が短く、JR鉄橋下と比べるとやや退屈する。
釣れる型も良型が少なく感じる。
でも流れの中の釣り、しかも釣れまくってはいる。


城橋後半2(1510-1600)
  
城橋近くで左岸から小川が流入する。
一見良さそうに見えるが釣れたことがない。
温泉水が薄く水温が低いのだろうか、そこより少し下流の瀬落ち部分の方が反応は良い。
上写真左端もそんなポイント、この左岸よりに流し込むと続々フィッシュ。
さらに釣り下がり城橋直上、左から3枚目の立ち位置から橋へロングキャストすると3連で釣れた(写真右端)。
しかし群れが小さいのか釣れ続かず。
大きな群れが出来そうな出合いの場だけれど、フィッシュイーターでも居るのだろうか?

下グラフは12分毎の釣果数、これまでと比べ若干少ない。
左岸の小川の影響だろうか。
右岸から入る白滝川も水温はやや低めだ。


JR鉄橋下(1610−1700)
1610−1700、50分25匹、10分5匹のペース(iPhoneで確認)。
JR鉄橋直下から15m近くは魚影が薄く、これが響いている。

城橋下流は温泉水がガンガン入り、城橋御幸橋間の禁漁区には熱帯魚ティラピアが乱舞する。
御幸橋からJR鉄橋まではオイカワよりティラピアや鯉な場、しかし釣れた試しはない。
JR鉄橋15m下流からが本番、しかも本星は2箇所あり、左岸飛び石前と右岸石段前だ。
もちろん釣り下ると群れも降るのか右岸石段下流の早瀬に良型が沢山入る。
これも釣り下る際の第3の本星だ。
昨日からの泊まりの釣り、今日は早く帰りたいので短く済ませるつもり。
でもササッと釣って脱渓しようにも釣れ続き、つい長居してしまった。

下の釣果グラフ(12分毎の釣果数)が、JR鉄橋付近の率の悪さと下流の好釣を示す。
だから湯布院オイカワはやめられない。
キャストが乱れ6本マルチが酷く絡んだのが潮時。


おまけ:1700−1700、JR鉄橋下の小堰堤

最後の10分間だけ、最下端の小堰堤でルースニングを試した。
ここは地元釣師オススメの場、返礼として一度は釣らねば。
2)SD9ft#0、DT#2F、フロロ1.5号5ft、マーカー中型、粘度オモリ、フロロ0.5号2本ドロッパー(秋田狐0.3号)
やはりうんともすんともいわない。
多分バランスが悪いんだろう、ショットも軽過ぎる。
餌なら釣れるので、フライならここはアウトリガー。

17時10分、これにて終了。
昨日今日、良く釣り切った。


参考動画
1)城橋上流前半、11:24−11:36(11分49秒)
https://www.youtube.com/watch?v=4K0jZ2NP2_w
開けた気持ち良い場、両岸は遊歩道。
ここでは早瀬からの瀬落ちに群れていた(水深20cm程度)。
水面直下とバイブリトリーブの釣り。
4:20頃から片手バイブが記録できた(伸ばした人差し指をコルクにかけ、中指でラインを弾く方法)。
バイブは全て、この右手中指を使っている。
疲れたら左ラインハンドを震わせて代用、休ませている。

2)城橋上流後半、14:40−14:52(11分49秒)
https://www.youtube.com/watch?v=19bp33SzNpA
ここは左岸が遊歩道、観光客からよく声がかかる場所。
話しているとオイカワが暴れドロッパーがグチャグチャになる。
水深は30cm程度、さざ波直下の鈎をよく喰った。
シンカーがスイベル10号だけなので基本沈まない。
高水勢のせいか持っているだけでテイクしてくる。
動画冒頭1匹釣れた後サイレント、02:05頃と03:05頃に小さくステップダウン。
それでもタッチなく、03:25から03:40にかけ、次の瀬落ちに大きく移動した。
新しい瀬落ち、04:00頃から1分2匹ペースで釣れ続く。
08:00頃からテイクが遠のきバイブリトリーブに変更、またポツポツと釣れ続く。
しかし11:00頃からテイクなくなり11:45頃から再度ステップダウン開始している。
つまり30−60秒間の無反応がステップダウンの開始サインだった。
この30−60秒間の無反応を私自身長く感じ、数分間無反応だと思っていた。
でも記録では約30秒、釣れてる時は短く、釣れてない時は長く感じるのだ。

3)城橋上流後半、15:03−15:15(11分49秒)
https://www.youtube.com/watch?v=wQUUhZahvpI
2)動画の一つ飛ばしの続き、14:52−15:03まではススキや枝を釣り時間ロスなので割愛。
これに Figure of eight のハンドリトリーブが記録されていた(2:10〜)。
この釣り場のほぼ終わりに近く、画面向こうに鯉や鮒の深いトロ場が見え、そこはまず釣れない。
その手前、落ち込みの流れが弛み始める箇所が最終ポイントだ。
流れが緩いのでスイベル10号でも十分沈み、そこからハンドリトリーブでやや早めに巻いている。
カンカーンッと良型が続いた。
でもこのハンドリトリーブ、DT#2Fでも手の指間が狭いのか長い距離のリトリーブには全く向かない。
あっという間に手が一杯になるし、釣れ続く時には向かない方法だ。
なので普段はパーミングでラインを脚元に落とす方法を使っている。
今回は撮影も兼ね無理にでも使い続けた。
でもやはり私はパーミング派、より長くリトリーブできるので。
見た目にはハンドリトリーブの方が良いのだけれど。

コメント

左手のキャス練(20210201)

2021年02月01日 07時46分25秒 | 日記

左手のキャス練(20210201)

トシyan様「休日の朝は早起しまshow!」の記事「左手のスペイキャストについて 」
http://toshi6304w.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-b22c61.html
曰く「左手でお箸を使って食事した」ら「60%くらいまで上げられるようになった」

早速私も左手で食事!
なんなら左手でタイイングしてもよい。


トラさんの件は本当に衝撃だった。
あれは対岸の火事ではない。
それからお酒を辞めてもう1ヶ月になる。
世界情勢から呑気に飲んでいられる時ではないと。
麦な飲料、もう麦茶ばっかりの毎日。

コメント

湯布院オイカワを釣り終えて(20210131)

2021年02月01日 06時45分55秒 | 机上釣

湯布院オイカワを釣り終えて(20210131)

城橋上の小堰堤から城橋の区間
やはり良型は少ないが渓流さながらの流れからポンポン出る。
3月解禁に向けたウォームアップに最適な場。
流れがあればバイブなしでテイクする(もちろんバイブは効果的だが)。
また着水した瞬間にテイクするのが多かった。
天気も影響するようで、陽が射せば水面、陽が陰れば深めとテイクポイントが明らかに変わった。
でもライズはなく、流下する餌の見え方が天候で変わるのだろう。
なので陽が射して水面を見ていると感じた時には、6本マルチをよくターンさせて水面に打ち込み、水面直下をスケートさせ、4−5匹を入れパクで釣った。

2018年だったか、五ヶ瀬川の八峡や上崎の瀬で、ヤマメが水面直下まで浮き上がり何かを喰っているのを何度も見た。
でもその筋にウェットで送り込んでも何も起きなかった。
あの時も天気が良く、よく陽が照った昼下がりだった。

マルチドロッパーを水面直下に打ち込むのは、天気の良い昼間、瀬で水面を意識しているヤマメに効くのでは?

管釣り場でも着水同時のテイクは多い。
ラインが弛んでいるとアワセられないのだが、今日の湯布院オイカワがそれと全く同じ状況だ。
なのでラインが弛まぬようよくターンさせマルチドロッパーを着水、場をしっかり見て水面反応があればアワセた。

大分は解禁当初からドライが成立する。
水面を見ているヤマメには餌やルアーが太刀打ちできないことが多い。
そんなヤマメに、この水面直下のマルチドロッパーが効くかもしれない。
もし反応がなければそのまま沈め中層を探れば良い、ヤマメだから底まで沈める必要はない。
つまりシステム交換なしの技術だけで水面直下から中層まで二通りの釣りが出来る。

オイカワとはいえこの小さな渓魚を釣って釣って釣り捲ることで見える世界がある。

JR鉄橋から小堰堤の区間
やはり釣れるのはこちら、型も良い。
ただ、ほぼ鏡面止水のような場、淵やポンドの練習になる?
やはり着水直後のテイクが多い。
ターン前にカーブキャストでラインをやや外側弓なりに置き、着水と同時にテンション掛ける。
こうすると着水直後にテイクしても鈎に乗り易い。

最後の方はキャストが乱れてターンし難くなった。
ラインDT#2Fを出し過ぎかアンカー位置が狂ったか、いずれにせよ朝10時からブッ通しの釣り、身体が疲れたのだろうか。
気力だけは「マダマダッコイーッ」と言っていて、これは突然死するパターン。

ちょっと早い17時10分、ストップフィッシング(昨日は18時10分)。


帰宅は18時45分、「今夜は焼肉よ」と奥。
"先に食べてて"シャワーを浴びて戻ると食べ終わった娘が自室に帰った後だった。
"焼肉は家族3人で食べるものだ"というと
「さんざん遊び倒して遅く帰ったのは誰よ」と奥。
おっしゃる通りです。

厚切り牛タンを買ってきた奥。
私が焼くのをじっと見ている。
"何?"
「切ってよ」
"何? 歯でも噛みきれないんですけど"
「そのちょっとだけでいい」
噛みきれない厚切り牛タンを、奥のためだけにナイフとフォークでカット、その3/4を献上。
"見てないで自分でやれよ"
「今日忙しかったから」
、、、これって今、チクリと刺されたのだろうか私。


あちこちが筋肉痛、そしていつもより眠い。
ああ疲れたんだやっぱり。
久しぶりのフル釣りだったから。
"オレもう寝るから"と奥と娘に宣言し就寝。
それでも23時をとうに過ぎていた。

コメント