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Nonsection Radical

撮影と本の空間

昨日の今日

2014年10月14日 | Weblog
国鉄で帰宅途中、先の駅で人身事故との事。
そのことでダイヤが乱れるのは仕方ないので何も思わない。
現場では復旧に大わらわだし、駅員さんも整理に大変だ、
で、ようやく来た電車が途中駅止まり。
大阪・京都間にある駅で運転打ち切りになる電車があるのだ。
特別な事ではなく、ここが終着点。
普通に考えて不思議でしょ。
大阪・京都間が一番利用者が多いのは明らかで、そこを一本で通さないで途中で次の電車に乗り換えさせるその発想がわからない。
わからないけど、なぜかは知っている。その駅に”操車場”があるから折り返しが出来るのだ。単にアチラの都合。
でも京都まで行って折り返す普通電車もある。不思議でしょ。それは”路線”が違うから。単にアチラの都合。
たぶんなんだけど、こういう運行のやり方は国鉄時代、へたしたら100年ぐらい前のやり方をそのまま「JR西日本」なんてハイカラ(死語)な社名になってからも続けているんだ。アチラの都合で変えようとしないのね。変えるという発想もないだろう。
これが本当の”民営”だったら、乗客の利便性も考えて、なんとしても京都まで運行出来るように工夫しているはずだ。
でも乗客の事なんか考えていないのね「JR西日本」の上の方は。
だからその途中駅で降ろされて次の各駅停車を待つ事になったのね、今回も。
ところが各駅停車は全部打ち切りになったようなのだ。
JRのご自慢のコンピュータ運行システムでは、こうした事故があった場合、小技をきかせた運行というのが出来ないみたいなのね。
だから昨日みたいに台風の影響で、途中で止まったりしたらまったく復旧させることが元から無理なので、早々と全面運休という「楽なやり方」を利用者の事など考えずに(利用者が電車内で長時間閉じ込められる事を”未然”に防ぐためと称して)実行してしまうのね。
いろいろな場所に電車で出かけているから、風雨によって止まってしまうような軟弱なエリアがあることは重々承知しているけど、そこだけを止めて、せめて都市部だけでも動かそうという事を決して発想しないし、JR西日本ご自慢のコンピュータ運行システムでは出来ない相談なんだと思うのよ。
で、途中駅に来る電車はすべて「新快速」ばかりなの。
新快速は、大阪、新大阪、高槻、京都しか止まらず、JR西日本の上の方の考え方は、大阪・京都間で帰宅時に混雑する乗客を移動させようと考えたんだろうけど、その途中駅の各駅の乗客の事など頭にないのね。
普通電車の乗客など考えなくてもいい存在なのよ。小田急かと思っちゃったよ。
で、新快速ばかり何本も見送って、何十分後かに来た各駅停車にやっと乗って帰ってきたという話。
よくこういうシステムを続けていけるなぁとある意味感心したんだけど、これって結局同じような路線を他の私鉄が並走しているから出来る「甘え」なんだよね。
何かあっても私鉄に(JRだって私鉄のはずだけどなぁ)振ってしまえばいいんだとどこかで考えているんだよ、きっと。
そんなだから私鉄のない路線は、なんの努力もしていないから赤字で、国鉄時代と違ってあっさり廃線にしてしまえばいいんだしって思っているんだよ、きっと。
そんな会社だから上の方に文句を言ってもカエルのツラになんとかだろうし、利用者も愛着なんて持てないし、その間に挟まって民営化後サービスが良くなったと”評判”の現場の社員たちは右往左往して疲れるだけだしと、尼崎事故でもちっとも変わらない会社の「体質」に未来はないなぁと急に寒くなった駅のホームで考えたわけさ。




中央通り 1
静岡県焼津市小川新町1丁目
撮影 2014年8月14日 木曜日 13時45分
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