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Nonsection Radical

撮影と本の空間

威厳ある式には

2009年12月16日 | Weblog
某月某日
まだ先になるが卒業式が執り行われ、入学式へと続く。
最近は取り締まりがキビシくなって国歌斉唱だの国旗掲揚だのカシラ右だのと威厳ある式を行なう事が必須となっているようだ。
が、
根本から間違っているので、そんな事をしても無駄だとsatoboは言いたい。
式典を行っているのはどこ?
多くが学校の「体育館」、有名どころで日本「武道館」・・・
運動するところで威厳ある式が出来るとでも思っているのか?
昔は「講堂」というところがあり、そこで式は行なわれていた。
もちろん普段運動で使う事などない。
講堂は話を聞いたり、式典を行う普段とは違う場所なのだ。
なのに今は経済的理由とか施設面積の問題とかで、講堂はなくなり、体育館に「舞台」を作り、そこで式典も行われるようになった。
しかし「舞台」は「舞台」。
演劇や歌舞音曲を奏でる場所である。
普段そういう使い方をしている場所で、はたして厳正なる式典を行う事が出来るのだろうか?
そういうダイジなところをないがしろにして、厳粛な気持ちを持って式典にあたる事など無理だ。
所詮体育館は体育館、武道館は武道館。
昔、武道館で音楽演奏会(コンサートの事さ)をしようとしたら、「○○○などに神聖な会場が貸せるか!」と発して問題になった事もあった。
それが今はお入学式やご卒業式に使われているのだから、時代は変わったね。
人の心も変わるさ(ミミ)。
コメント (2)
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