Nonsection Radical

撮影と本の空間

グズグズして何が悪い

2009年12月18日 | Weblog
某月某日
どうもみなさん「単純明快」が好きなようです。
鳩ぽっぽ内閣が出来てまだ(はや?)三月たらず、前政権の垢を拭い取る事もまだ始まったばかりなのに、もう結果を求めようとしていますね。
ではまた自民党政権の方に戻りますか?
でももう自民党はほとんど活動していませんよ。

単純明快とは、内閣がグズグズしていると報道され、それがあたかも致命的なような意味になっているのですが、グズグズして何が悪い?
たとえば、米軍基地問題でも、まるでアメリカに嫌われたら一生の終わりのように、早く相手の気に入る結果をださないと、と心配ばかり。
少しは北朝鮮を見習いなさい。
グズグズ、グダグダ、押したり引いたり、黙ったりわめいたり。
これが「交渉ごと」というものでしょ。
やると言ってはやらない。
やらせると言ってはやらせない。
男と女のラブゲーム。
きっと政治家官僚達は、単純な恋愛作法しか知らないのでしょうね。
だからどんな国を相手にしても、赤子の手をひねるように(痛そう)アシラワレてしまうのでしょうね。
交渉ごとが出来ないので、すぐに怒って手を出そうとする。
そのくせ喧嘩の仕方も知らない。
仲直りの仕方も知らない。
いつもワンパターンの行動。
こういうのがみんな好きなのでしょうね。

先の戦争でも交渉に行き詰まり、議会の席を颯爽と立ち去り、戦争開始。
きっと世界の国々は、もっと日本が粘って交渉を続けると思っていたはずなのに、さっさとケツを割ってしまい(お下品な言葉)ビックリしたでしょうね。
吹っ掛けた値段を値切りもせずに、言い値で買う世間知らずみたいなものでしょう。
もっとグズグズしていたら、戦争など起きなかったかもしれません。
あれはアメリカの謀略だなどと言う人がいますが、まんまとそれに乗っかったワケ?
外交がダマされゴッコとしたら、騙した方が卑怯というのでしょうか?
もっとみんな性格を悪くして、白を黒と言い含め、1を10と思わせ、死んだと思ったら生き返った、というような交渉を身につけないとアメリカや中国、ロシアなど性格の悪い(褒め言葉)国に対抗して行く事が出来ませんよ。
ジャパン アズ ナンバーワンではなくセクシャルバイオレット ナンバーワンで行こう!(意味不明)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする