Nonsection Radical

撮影と本の空間

襟元

2009年10月23日 | Weblog
某月某日
先日行ったフジフォトサロンの博物館に幕末前後の写真が展示してあった。
その写真の中で不思議に思ったのが「襟元」だった。
着物姿で写っている女性の襟元がやけに開いているのだ。
言葉で説明するのは難しい。
現物を見に行ってください。
ネットでサンプルを探したのだが、現代の着物姿ってこんなのじゃないですか。
襟の合わせが深くノドの近くにあって、襦袢の襟があまり見えていませんよね。
でも博物館で見た写真の女性はこんなに襟のVゾーンが広がっていて、襦袢が大きく見えているのです。
もちろん当時写真に納まるような女性は粋筋の人をモデルにした可能性が高いかと推測し、花柳界ではそうであったのかと調べてみたらこんなところを見つけました。
Vゾーンの大きな人、小さな人、花柳界でも様々なようです。
でも最近はみんな襟元を締めているスタイルばかりですね。
一般庶民はどうだったのでしょうかね。
そのへんのところは不勉強なので誰かご教示ください。

ここは何度見ても飽きずに面白い発見がありますね。
こんなところも見つけました。
コメント (4)
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