闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

企業の公平性

2005年08月27日 03時29分18秒 | Weblog
今、楽しみと疑いが入り混じる「朝まで生テレビ」をやっている。
各党の出演者が何か煮え切らない意見を真っ赤になって述べている

以前は全然疑いも無く楽しく拝聴させて頂いていたが
最近はかなり疑いを持ちつつ見ている。
朝生だけじゃなく、ワイドショーもニュースも。

公共性のある事業を行っている企業、マスメディアや交通などの
企業は公平性が必要だと思うのだが、どうもマスメディアには
意識的にか無意識にかはわからないが偏りがある。
それによって多くの人が操作されているように思われる。
まぁそれらを丸々信じるのはどうかと思う

では一般企業にとって公平性とは何だろう?
私はずっと以前の事ですが、とても嫌な気持ちになった事がある。
京都ですごく有名なコーヒーショップ(外資系ではない)で
私は同僚とその本店に行ったのだが、その時、ほぼ同じ時に
ある紳士が入店された。

その紳士は奥のあきらかにすわり心地のよい席に通されて
私達は出口に近い固いすわり心地の悪い席に通された。
それだけでも不満だったのだが、その後の店員の対応が頭にきた

その紳士には新聞を持っていったり、歓談したりしている。
まぁ最初はどこかの偉いさんか株主か何かと思っていた。
しかし、後から入店する人たちを観察すると
明らかに2つの客がいることに気がついた

すなわち常連かそうでないかだ。どちらも同じものを飲んでいる。
それ以来、その店に行っていないのだが、(二度と行かない!)
同じお金を払ってそんなに待遇が変わればさすがに気分が悪い

上記例はうちの会社でも気をつけなければならない点だ。
往々にして京都の企業では上記のような事が多い、
要は「一間さんお断り」の思想が根底にあるようだ。
コーヒーショップでは断りはされないが、常連とは差をつけられる。
(京都は本当にこれで良いのか!といいたいが)

企業は大なり小なりお客様には差をつけてはならないと思う。
1000万円の買い物をするお客様も、100円の買い物を
するお客様も、お客様はお客様。
お客様に気持ちのよい対応をしたいものだ。

で朝生だが、結論の無い田原総一郎さんの
ただの議論ショーに見えて仕方ないのだが・・・。


今日目に付いた記事:元派遣行員が10億円着服、東京三菱銀に改善命令
監査で判らんか!どんな監査やってんだ?

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2 コメント

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Unknown (Wizardz_001)
2005-08-28 00:45:02
・・・ですか^^;



 言わば『固定客のための商売方法』であり、私の住む東北なんかでやったら

 1ヶ月も経たないうちに確実に経営が傾きますネ^^;

(もっとも北東北の"よそ者は成功しない"も問題ですがA^^;・・・ちなみに私は南東北の福島です)



 でも。

 お客にすれば「その店の常連になる」=「友人・知人にエエカッコが出来る」という、一種のステータスみたいな付加価値も発生するワケで。



 そういった点に価値を見出す人にとっては、むしろ「無きゃ困る」のかも知れませんネ^^

(ちなみに、私なら。そういう話を聞いただけで近付かないと思います・・・苦手なんでA^^;)



 たぶん。本来の舞妓サンがいる"お茶屋サン"もそういった価値観の上に成り立っているんでしょうし、京都という土地だからこそ「一見さんお断り」の気質がOKなんでしょうネ。。。



 確かに"公平性"というフィルターで見てしまえば「腹が立つ」のは、ごく自然なコトだと思います。



 反面、常連にさえなってしまえば「居心地がイイ」というコトにもなりますし、区別されて不満に思った客が「あんな扱いを受けたい」とさえ思うなら、通いつめて『お店にとってイイお客』にさえなればOK



 結果的に、お店にとっても客にとっても。

"Win & Win"の関係になるというコトなんでしょおかネ・・・(汗)

(そのワリには、なんだか"お店主導"で"客に努力を要求する"システムというのが、私的にはヒッカカリますが・・・^^;)



 起業の公平性というファクターで判断するには難しい背景(地域性)だとは思いますが。

 そういったシステムは京都以外では通用しないというのも事実ですし、資本主義的では無いですネ。。。



 あくまでコレは私個人の考えですが、京都のそういった風潮は、きっと時代がどんなに流れて、ビジネス界がもっとオープンになればなるほど京都の独自性は一層価値を増して守られて行くと思います。。。



 つまり、商売として成り立つ土壌があるなら、そのような"不公平"もアリかも知れません。



 当然、一般的なビジネスは別ですし、Sapi2001サンのような考え方でなければやっていけないのも事実です。



 こう言ってしまうと語弊も有りますが

「京都は京都、ビジネスはビジネス」という形で割り切ってしまうべきでしょう。



 マスコミに関しては、確かに企業ごとに考え方っていうかイデオロギーが存在します。



 特に朝日系列は㊧なので、警察や自衛隊にたいする風当たりは痛烈ですネ。。。

 でも、メディアは正に衆人環視に晒されているわけであり、報道各社が異なる見解を示すのであれば

 我々「受け取る側」も情報を自由にチョイスして判断できるワケです。



 疑うことも大切ですが、複数の情報から結論を導き出すという事は、今後、ネットという混沌のメディアが増殖して行く世の中では、もっと大切になって行くと思います。



・・・なんだか偉そうに長々と失礼しました。。。A^^;;;



 
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地域性や業種にもよりますね (4年目社長)
2005-08-28 22:32:59
Wizardz_001さん、いつもコメントありがとうございます!

> ・・なんだか偉そうに長々と失礼しました。。。A^^;;;

いえいえ、いろいろな考えがあって議論があるから

人間社会が面白いんじゃないですか(笑)



私らソフト開発の業界で公平性を保てなかったら

非常に危険な状態になります。

この事はマイクロソフトが公平性を保っているのと同じです。



口コミで伝播するのは良い店のうわさでしょうか?

悪い店のうわさでしょうか?

これははっきり後者の方が伝播するスピードも範囲も広い事が実証されています。

即ち、不公平感を持った人が悪口を広げる方が脅威です。



公平にすると言う事と、お馴染みのお客様を優遇する事とは意味が違います。

優遇はしても公平さは保たないと商売としてはダメでしょう。



私も京都在住なので一見さんお断りの店に行く事がありますが

歴史的には一般のお店と一見さんお断りの店とは

その発生要因が異なるので、未だにその名残が残っています、

発生してから1000年以上も経つのにです(笑)



いい加減、京都自体歴史のある国際都市を名乗るなら

ある程度古い習慣は捨てなければ世界と勝負できませんよね。
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