闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

笑い話にもならない現実がそこにある

2018年01月13日 21時08分42秒 | Weblog
今日の東洋経済オンラインに
高度人材が日本では働きたがらない根本理由
という記事が載っていました。

この記事には、言語の問題、給料が安いなどの理由が挙げてありますが、
私は、いつも私が申し上げているように、日本の悪しき慣習にあると思います。

そう年功序列です。
技術レベルもパフォーマンスも解決能力もないのに、
ただ長年会社に居るというだけで役職について高給取り、
これを誰が納得できますか?

一時期、日本でも年功序列を止め、成果主義に移行しようとする時期があった。
しかし、軒並み失敗しているし、また年功序列に戻った企業も少なくない。

その原因の一つは、成果をきちんと把握し、それを正当に評価できないからだ。
何故評価できないか? それは評価できる人材を育ててこなかったからだ。

笑い話にもならない現実がそこにある。
結局、年下の上司にこき使われたくない、とか女性上司に使われたくない、
など、大抵能力のないアホが主張する言葉だ。
ところがそういうアホが世の中に沢山いるので、成果主義が根付かないと私は思っている。

これは現実の話。 ある大企業で、新製品を作る為のプロジェクトが始まり、
協力会社(外注)などからも人材を派遣してくれるように要請が来た。
その時の条件が「できるだけスキルの高い人」・・・まぁこれは当然だろう。
次の条件『プロジェクトリーダーが40歳なので、それより若い人』

『はぁ?』だ。これは本当にあった話。
良い製品を作るのに、技術者の年齢は関係ないやろ!!!!!

私に言わせれば『人材マネージメント力がないので、年功序列に従ってくれる
リーダーより若い人をお願いします』と言っているのと同じで、
そんな能力のないのがリーダーのプロジェクトが成功するとは思えない。

そんな不合理な現場に、合理的な考えをもった外国人が来るわけない。
だから、現在の人材不足は単なる人材不足にとどまらず、
年だけ重ねた無能なリーダーのスキル不足も大きな問題だと思う。

このままでは、日本のモノづくりは衰退する事間違いない。
実際にそのような現状に起因する問題が起こっているではないか!
そう!先日の新幹線の台車に日々が入ったまま走行した事件。

この事件なんかは、正に日本のモノづくりが衰退している端的な例だ。
日本人のマヌケな考え方を根本的に変えない限り、
良い人材を確保できないどころか、育てる事もできない。


今日目についた記事:
 ・イオン、「とにかく女性管理職を!」の反省
  これも日本人のアホさの端的な例や。「女性管理職を増やす」と言ったら
  「何が何でも数だけ増やす」というのが、日本人のマヌケさや!
  今まで有能な女性が管理職になる機会がなかったから
  どんどん登用するというのなら分かる。
  マヌケな日本人は、そういう事を考えずに数だけ増やす。アホ丸出しや。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 何で日本人の考え方は極端なんや!?

今日読んだ本:
 ・一億人の英文法
 ・National Geographic(雑誌)