闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

「他人の事故」だと流さず、そこから教訓を得る

2015年06月28日 20時38分09秒 | Weblog
昨日、早く足が良くなって、ツーリングに行きたいと書きましたが、
今日のヨミウリオンラインの記事、『大型バイク同士が正面衝突、運転の2人死亡


亡くなられた人達と私はほぼ同年代、おまけに同じ大型バイク乗りだ、
「他人の事故だ」と流すには、ちょっとねぇ・・・。

マスコミの報道だと事故が起こったのは下の地図の辺り。


事故現場辺りの国道122号線は、なだらかなワインディングが続き
事故現場辺りだけ、急にRが90度くらいある比較的長いコーナーだ。
事故が発生したのは、午前6時半頃だとか。

また事故を起こした両方のオートバイですけど、事故後の写真からしか判断出来ませんが
多分GSX-R1000とNinja1000の可能性が高いと思われます。
両方のオートバイは、スーパースポーツタイプ。私が乗っているCB1300SF等の
ツーリングタイプより、力がありスピードも出る。

このような様々な条件から推測すると、
早朝、交通量が少ないので、スーパースポーツタイプの両車両とも
かなりのスピードが出ていたものと推測されます。

事故現場までは、比較的Rの浅い高速コーナーが続いているので、
あまり減速せず事故現場の急カーブに入った可能性が高いでしょう。
それでどちらかが、センターラインを超えて衝突したと考えるのが普通です。

また両方のオートバイのブレーキ痕がない事から、ブレーキを掛ける間もなく
衝突していると思われ、その事からもかなりのスピードが出ていたと推測されます。

中型以上のオートバイに乗らない方は、自動車と比べて車幅が狭いオートバイが
どうして正面衝突するのか疑問に思われるかも知れませんが、
中型以上のオートバイで特にスポーツタイプの場合、運転者の視線が大変大事です。
運転者の視線の向いている方に、オートバイは進むのです。

例えば、コーナーでバンクさせていても、視線が曲がる先を見ている時と
まっすぐ向いている時では旋回性能が全く異なり、視線が曲がる先を見ている時は
クルッと曲がるのに、まっすぐ向いている時はバンクさせているのに
あまり曲がらず直進に近い状態になる。
それで教習所では、曲がる時には、必ず曲がる先を見るように教わります。

即ち、衝突する相手のオートバイに視線を向けてしまうと、
オートバイは、相手のオートバイに直進してしまいます。
両方のオートバイの運転者が、お互いに相手のオートバイを見ていると
正面衝突するわけです。

この事故でも、事故直前、相手のオートバイが突っ込んでくるのを、
またもう一方はオートバイの進行方向にオートバイがいるのを
凝視したに違いないので、正面衝突したものと思われます。

どちらがセンターラインを超えたのかは、警察の現場検証の結果を見ないとわかりませんが
原因を作ったのは、センターラインを超えたオートバイで間違い無く、
貰った方は、それを避ける事ができない状態だったということです。
いずれにしても、双方ともスピード超過が、この事故を更に悲惨なものにしたのは間違い無い。

まぁ私のオートバイは、事故を起こしたオートバイとは違い、ツーリング用ですから
それほどスピードを出して、峠を攻める走り方はできませんが、
それでもスロットルを捻れば、すぐに100km/hくらいは出るので、
自分の力量を知り、過信せず、安全運転する事を心がけたいですね。

特にこういう事故の事例を沢山知る事は、安全運転につながると思います。
「他人の事故」だと流さず、そこから教訓を得る事が大事でしょう。

それにしても、亡くなったライダーの人達は、私とほぼ同年代ですから、
家族もいるだろうし・・・
本人が死ぬのは勝手ですが、まわりを悲しませるのはよくない。

もう一度、教習所で毎回教習前に復唱していた安全運転五則を思い出しましょう
1、安全速度を守る
2、カーブではスピードダウン
3、交差点では左右の安全確認
4、一時停止の励行
5、飲酒運転の厳禁


今日目についた記事:
 ・救急車出動、有料化めぐる議論
  私も有料化には大賛成ですね。あと症状に応じて、料金を段階的に決めればいい。
  軽度とか、不要な場合に呼んだ時は、思いっきり請求すればいいと思いますよ。


今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 やっぱりオートバイは、楽しんで乗らなきゃ!

今日読んだ本:
 現役マラソン医師の走るとなぜいいか? 完読