闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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何、何、『英語学習絶対成功への秘』?

2015年06月26日 21時08分31秒 | Weblog
東洋経済オンラインの連載記事、
学校では教えてくれなかった英語学習絶対成功への秘訣

今回は3回目、「そのTOEICスコアが実は役に立たない理由

この記事を毎回読ませて頂いているが、「英語学習絶対成功への秘訣」
というタイトル通りにすべての否決が書いてあるわけないのですが、
記事の方々に書かれている日本の英語教育の弱点は納得できるものがあります。

特に第1回に書かれてあった『英語のリスニングは特殊能力でもなんでもありません。
端的に言えば「知っているか知らないか」の違いだけです。』
これは本当にそうだと思いますね。

私は仕事柄、海外の取引先と英語で話をするのですが、
簡単な単語の羅列なのに意味がわからない事が多々あります。
多分、どれだけ単語を知っているかといえば、多分、私の方が単語の数は多いはず。
かなり長い間、単語の訓練をしてきましたからね。

でも、取引先との会話で分からない事が多い、何故か?
それは彼らは、簡単な単語の組み合わせ(熟語も含めて)を沢山知っています。
この場面で、こう言えば、こういう意味だが、別の場面では、別の意味になる、
な~んて事は日常茶飯事、だから同じ言い回しでも、意味を沢山しる必要がある。

日本の英語教育のように「this」は「これ」なんて機械的に教えてもダメだ。
「this」は、自分を基準として相対的・空間的に近い事を表す単語だという事を
知らなければなりません。

特に多用され、意味も多彩な「have」「make」「get」「take」「set」「come」などは
その単語の持っている本来の意味を理解していないと、
これらの単語が使われる場面でぴったりした意味を理解出来ません。
「Come on」なんて、その最たるものだ。

例えば「have」は、「主体が持っているもの」を表す単語ですから、
「本を持っている」と物体の所有から、「抱いている」という感情、
さらに動きが入れば「手に入れる」、食べ物だと「食べる」、
情報だと「知っている」、相手がある場合だと「招く」となる。
然るに日本の教育だと「have」=「もっている」しか教えない。

「have」は更に他の単語、前置詞、副詞、形容詞などと熟語を形成すると
更に多彩になるが、余程英語を勉強した人手ないとわからないでしょう。

上記の記事では、私があげたこのような点も言っている。

私が、このように簡単な単語の組み合わせや熟語に目覚めたのは
「一億人の英文法」(大西泰斗著)を読み始めてからだ。
この英文法の本の中には、ネイティブが普段使う例文が沢山載っていて
簡単な英単語の組み合わせで、実に多彩な表現例が挙げてあるからだ。

だから最近は、英単語の数を増やすのではなく、
簡単な単語の組み合わせや熟語を覚える方に主眼がいっていますね。
そういう点では、外国の映画を英語で見るのがとても勉強になる。


今日目についた記事:
 ・リニアの時速603キロ、ギネス世界記録に認定
  いくら実験で世界最速を出しても、商用転嫁してなければ何の意味があろうか?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 本当に英語はなかなか上手くなりませんなぁ・・・

今日読んだ本:
 一億人の英文法