闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

本来のハッカーは情報を盗まない

2013年02月02日 21時00分51秒 | Weblog
Twitterのセキュリティが外部から攻撃されたようですね。
いち早く気づいたTwitterは、それを遮断したようですが
25万人分の情報が流出したと各社のマスコミサイトでニュースが流れました。
私もTwitterにアカウントがあるので、早速パスワードやメールアドレスの
変更を行わなければなりませんね。

Twitterが攻撃された影響にも頭に来ますけど、
そのニュース報道にも大変憤りを覚えます。
それは「ハッカー」と「クラッカー」を勘違いしている事です。

元来、ハッカーは侵入が難しいシステムに侵入するだけ行為であり
情報は盗みません。
要は防御システムとの知恵比べをするのがハッカーです。
つまりハッカーの目的は、システムを突破する事で情報ではありません。
そいうい元来の意味でのハッキング行為を私も過去にやった事があります。
もちろん腕試しであり情報は盗んでいません、情報には興味がありませんから。

他人のサーバーやパソコンから情報を盗むのは「クラッカー」や「アタッカー」
であり
彼らの目的は、情報を盗み悪用する事です。
その手段として、ハッキング行為をやるわけで、正当なハッカーとは違います。
日本のマスコミの殆どは、ハッカーとクラッカー等の区別が出来ていませんね。

現在の日本の法律では、情報を盗む盗まないに関係なく、
他人のサーバーやパソコンに侵入した時点で犯罪となりますから、
腕試しをするハッカーも殆ど居なくなってしまったのではないでしょうか。

ハッキング行為をするには、コンピュータやOS、アプリケーションソフト等
あらゆることを知らなければなりませんので、技術的に大変勉強になります。
他人のコンピュータをハッキングする事は、パズルを解く楽しさがあります。
とはいえ、ハッキング行為を正当化しようとか擁護する気はありません。

しかしハッキング技術に精通する事は、逆にシステム防御に生かされますから
アメリカなどでは、有力なハッカーがセキュリティシステムの開発に
参入するのは当たり前の事になっています。
彼らはハッカーでありクラッカーではありません、念のために言っておきます。

日本の場合、和製英語や本来の意味とは違う意味で英語が輸入されています、
それは英語を勉強する上で、障害となる場合もしばしば。
その違いをしっかり認識しておかないと、海外に行ったら恥をかきますね。
ですから、少なくともこの投稿を読んだ方だけでも
本来のハッカーは、犯罪者で無い事をご認識頂ければと思います。


今日目に付いた記事:
 ・米デルが近く身売りで合意へ、評価額2.2兆円超か=関係筋
  このニュースは私にとって衝撃的です、マイケル・デルさんを起業家として
  大変尊敬申し上げておりますので・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 現在現役のソフト開発エンジニアは、ハッキング技術を習得すべきです