闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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最もマヌケな大統領と最悪の国務長官

2008年10月12日 11時43分12秒 | Weblog
ついにアメリカが北朝鮮のテロ支援国指定解除しました。
これにより、根拠のないイラク戦争を起こしてしまった事も含めて
ブッシュはアメリカ大統領史上、最もマヌケな大統領として歴史に汚点を残し
ライスは、最悪の国務長官という汚点を残す事になります。

またタイミングがいい事に、ブッシュの任期満了が迫っているところへ
サブプライムローンに始まる金融危機で、考える能力の乏しいブッシュは
北朝鮮問題を考える事ができず内政で手一杯、
そちらは浅はかなライス任せですから、
あっさりテロ支援国指定解除してしまったのでしょう。
将軍様が倒れて体制存続に暗雲が立ち込めた北朝鮮にとっては朗報でしょう。

しかし、日本にとっては大変深刻な状況になりました。
現在、北朝鮮に対して制裁措置をとっていますが、
テロ支援国指定解除で日本以外の国々と交易できれば
日本の制裁措置など全く意味のないもになってしまいます。
そうなれば拉致問題にとっては、後退の何ものでもありません。

大体、一番の問題は、日本の戦略のない弱腰外交です。
6ヵ国協議で「北朝鮮が核放棄しなければ、日本も核武装する」位の事を
言ってやればよかったんですよ!
それを主導権も握れず、ただ「拉致問題!拉致問題!」と連呼するだけでは
そりゃぁ前に進みませんから、他国からシカトされても仕方ない。

アメリカにしたら、「拉致問題!拉致問題!」連呼しているだけで
本当に拉致された人を取り戻す気があるの?と思うでしょう。
万が一、極秘裏に日本が、超法規的に北朝鮮国内で拉致被害者奪還行為を
行ったところで、中国などは声を荒げて非難するかもしれませんが
アメリカなど西側の国々は見て見ないふりをした事でしょう。
それすらできない日本が連呼する拉致問題は、単なるポーズとしてしか写らない。

日本政府は、たとえテロ支援国指定解除されても、
すぐに北朝鮮に有利に働くとはいえないと言っていますが、
どうして「テロ支援国指定解除」に至ってしまったかを熟考し、
実際「テロ支援国指定解除」に至ってしまった事を重視して、
もっと外交を考えなければなりません。

結果的には破滅的な事になってしまいましたが、
国際連盟を脱退するくらいの勇気があった事を考えると
今の政府の腰抜けぶりは、本当にホトホト情けない気持ちになってしまいます。
対米関係は今後も重視するとして、もうそろそろアメリカの準属国待遇から
抜け出して、一人前の自立した国に脱皮しなければなりません。


今日目に付いた記事:
 ・「むなしい」「米国だらしない」拉致被害者家族ら失望
  拉致被害者家族は間違っていますよ、いちばんだらしないのは日本政府だ!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 国として日本沈没