闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

自分の身は自分で

2008年10月02日 19時07分17秒 | Weblog
今日は朝から法事で外出しておりましたので、今頃、更新しております。

大阪の繁華街で起こった個室ビデオ店火災では、様々な問題点を投げかけています
もちろん放火犯の放火行為がが最大の原因ではありますが、
それだけでこれほどの惨事になったとは思えません。

消防の記者会見では「消防法的には問題がなかった」との事ですが
でも実際、惨事は発生したわけですから、しっかり原因を追究して
二度とこのような事が起こらないようにして欲しいと思います。

大体、法というものは大変不完全なものでありザルですから、
その隙間を埋めるのが、モラルやら親切心だと私は思うのですがね・・・

今回のこの事件の場合、建築基準法や消防法では問題がなくても
出入り口が1つしかない構造である事はわかっているのですから
入り口付近でトラブルが発生した場合、
客室全体に影響が出る事は、容易に推察できたものと思いますよ。

それを「法に抵触してない」という理由だけで見逃した行政と
店側の双方に問題があったと思います。
消防としては、様々な危険な例を熟知しているはずですから、
たとえ、法を逸脱して改善を求めるという事ができなくとも、
危険な構造なので注意を促す事くらいはできたのではないかと思いますけどね。
それが「プロ」の仕事だと思いますよ。
そういう意味で、消防の型どおりの立ち入り検査にも問題があったと思います。

もちろん店側の落ち度も大きいですね。
一応、火災報知器や消火器の設置はしていたらしいのですが、
消防法をクリアするだけの形だけの設置では意味がありません。
いざという時に、役に立ってこそ設置の意味があるはずです。

テレビで流れた被害者へのインタビューでは、
被害者が天外に出た後で火災報知器が鳴り出したとの事ですから、
火災報知器は、実際には役にたっていなかったということでしょう。
それに避難路にもなる通路には、段ボールなどがおいてあったとの話もあり
それが事実なら、店側のいざという時への考え方の甘さもありますね。
どうもここでも、経営重視で安全は二の次にされたような気がします。

この事件は、私自身にも大変注意喚起になりました。
よく友人と飲み会の二次会などでカラオケボックスなどに行くのですが
いざという場合の避難経路の確認などした事がありません。
しかし、このような事件に遭遇すると、あらためて避難経路の確認の必要性を
ヒシヒシと感じますね、特に初めての場所では必須でしょう。

大変残念な事ですが、自分の身は自分で守らないといけない世の中なのですね。


今日目に付いた記事:
 ・携帯契約、中国が最多6億人 08年末、国際機関予測
  やっぱり中国は凄いマーケットですね!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 プロ目は法を凌駕しているはず