闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

典型的な悪習慣の例

2005年08月24日 02時38分50秒 | Weblog
日大苫小牧高校の野球部部長がおこした暴力事件が今日発覚したが
一番可哀相ななのは野球部員だろう。その心の傷は計り知れない。

事件の発覚がマスコミから高野連に問合せがあって
高野連が同高校に問合せがあって初めて発覚した。
高校の方からは高野連に報告してなかったのだ。

過ぎた事に「もしも」は無いのだが、もしも甲子園大会前に
高野連に報告していたら、出場できたかどうかわからない。
しかし、野球部員の心の傷はもう少し浅かったに違いない。

いずれにしても野球部部長がすべての原因であるのだが
高野連に報告しなかった学校側の対応も悪いと思う。

上記の事例は全く日本の悪習慣、
即ち「臭い物には蓋をしろ」的な発想の典型例だろう。

私には全然理解できないのだが、その時は一時的にしのげても
後で発覚した場合は必ず事は重大化する

失うものも大きいではないか。

最初に不祥事や失敗を犯した時に適切に対処しても
大きく信頼や信用を失うかもしれない、
しかし、失った信頼や信用は時間を掛けて取り戻せばいい
取り戻せるか戻せないかは、後の行動で決まる

それにもう信頼や信用を失ったから、
それ以上失うものがないので、後は回復しかない。
回復の階段を一歩一歩登れば、いつか不祥事や失敗以前の時より
信頼や信用は回復できるものと私は考える。

日大苫小牧も最初に適切に対応しておけば
今より傷は軽くて済んだはずだ。
私に言わせれば「臭い物には蓋をしろ」は
目の前しか見えず、問題をより深刻化させる愚かな発想だ。

そういう発想は残念ながら、うちの会社にはない。
ダメなものはいくら言い訳しようがダメはダメ。
ダメな事を認めた上で、その後どのように処理するかの方が重要で、
大抵の場合、失敗は咎めないがフォローが悪いと私のお目玉を
頂戴することになる。

もう島国根性の悪習慣は一掃するべきだ。


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