闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

立派なシステムでもね・・・

2005年08月04日 00時01分59秒 | Weblog
羽田空港の管制塔のシステムは、多くの人命を預かっているので
2重3重の安全策が講じてあるのにもかかわららず
今回、停電にまで至るという不祥事が発生した

これには多くの教訓が含まれていると思う
いくらシステムが素晴らしくてもヒューマンエラーで
想定外の事が起こる事、思い込みで確認を怠ったという環境、
一つのヒューマンエラーで何万人もの人が影響を受けた事、
飛行中の飛行機が危険にされされた事などである。

以前どこかでも書いた事があるのだが、
機械(多くの場合、システムやコンピュータ)=正確
という危険な思い込みが大きく起因している
結局、機械やシステムを動かしているのは
人間だという事が全く忘れられている。

先人は素晴らしいですね、今回の事故を避ける一言を残している
「アリの一穴」という言葉を残しているのからね~。
先人の言葉を古いと馬鹿にする人がいるが大きな間違い!
長い経験から出てきた言葉であるから薀蓄があるものです。
上記事故も一度確認さえすれば避けられたのにね。

科学技術が進歩した(これも幻想だと思うが)現代、
ともすれば昔は文明が遅れていると思いがちだが大間違いだ。
特に数字の発明(発見?)があったからこそ現代文明も存在する。

私たちはシステムを作る側の人間だが、
システム側もヒューマンエラーだから仕方ないと
言っていてはいけない

ヒューマンエラーが発生するのは確実だから、
ヒューマンエラーが発生しても、危険を回避する手段を
講ずるべきであるし、それができているシステムこそ
素晴らしいシステムと言えるのだと思う。

今回の羽田空港の事故で私たちも学ぶべき点は沢山あるだろう。


今日目についた記事:福島第一原発で23年不適正検査 東電、能力偽る
もうこの手の嘘は勘弁して欲しいよなぁ~

今日のステータス:
サッカー東アジア選手権ね・・・日本本当に勝つ気んの?と疑いたくなる!!