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会いたいときにあなたはいない

 そういえばそんなタイトルのお話がありましたっけ。
放送当時はバブル真っ只中。子供でしたので恩恵はとくにありませんでしたが、
NSRやらVFRやらという今では考えられないぐらい設計がバブリーな車種を見るに、
当時は本当によい時代だったのだろうと感じるところでございます。


 そんなわけで。
残念ながら”あなた”こと、スクーデリアオクムラさんにてOH中の
CBR1000RRの前後サスペンションはまだ居ないのです。
発注時の納期は「今は1週間ぐらいです」とのことでしたので、今週の半ば頃にはもどるのかなあ。

 サスペンションを外してからは2本のウマ(リジッドジャッキ)で支えておりますが、
週内には2度の大きめな地震があり肝を冷やしました。
とはいえこればっかりは他に支えようがないので仕方がなし。
アストロプロダクツ辺りの吊りスタンド買おうかなあと思うも、なんだかんだと今に到っております。


 取り敢えずないものは仕方がないので出来ることからやっておきましょう。

 カウルや各種部品がない今こそがチャンスですので、
先日のキャンプツーリングでついた泥汚れともどもゴシゴシと落とします。

 普段から磨く気がないので汚れ放題のエキパイもゴシゴシと。
でもやっぱりピカピカにする気はありません( ̄ー ̄)所詮は排気ガス管ですから。

 確かCBRは純正でサイレンサーにチタンが使われていた気がしますが、
ここは磁石がつきますのでステンレスでしょうね。
公道使用の車両ですので環境負荷と適法の観点から終ぞフルエキにはしませんでした。


 あらかた汚れが落ちたらばあとは自然乾燥。
その間にリアサスペンションを取り外してフリーになったリンク類のメンテなどを実施。

 ここも普段はあまり外さない箇所ですがチャンスですので清掃。

 ダストシールを外したらば、パーツクリーナーでベアリングの古いグリスを全て洗浄。
ついでに動きや磨耗を見ておきます。
前回メンテからそれなりに期間が経過し、雨や泥の中も走っていますが錆などは皆無なようです。

 洗浄が終わったらば個人的な好みのウレアグリスを叩き込んで次へ次へと。

 ・・・あ。ダストシールのリップが死んでるのを発見。

 そもそもダストシールそのものも触感的に硬くなっているのでこれは要交換ですね。
取り敢えずリアサスリンク下部に使われている2種4組のダストシールを発注。


 続いて、1箇所は保持器のないベアリングですのでこちらも洗浄。

 カラーなどにも偏磨耗などがないか確認しながらクリーニングしつつ、
ここは概ね問題ないので今回は交換の必要はない気がします。

 バラバラになったベアリングはグリスを接着剤代わりに再度組み立て。

 1本でもなくすと大変ですので注意しつつペタペタ円周に貼り付けて無事完成。

 これで概ねリア下回りのグリスアップはOKですね。
あとは発注したダストシール類が到着したらば嵌めれば問題ありません。
ついでにシャフトやボルト類もしっかり洗浄して今回はここまで。


 恐らく連休明け早々にもサスペンションの発送連絡がありますので、
戻り次第仮組みして、その後トルク管理をした本来の組み立ては翌週末の予定です。


 リンク周りのグリスアップは外からいくらスプレーをしても届く場所ではありませんので、
たまにはこうしてバラしてやってあげないといけませんが、
チェーンなどと同じくメンテナンスの効果はちゃんと体感できる箇所でもありますので、
OHが終わったサスペンションの動き共々今から楽しみですヽ(´▽`)ノ。

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深夜のガレージでゴソゴソ。もはや不審者です。

 CBR1000RRの前後サスペンションを取り外したその日の夜。
日中は休日出勤をされていたというNSR氏から電話がありまして・・・
なにやら私への誕生日プレゼントを用意してくれたとのこと。
(なにをくれたのかは内緒ですが、友人同士例年贈り物をしあっております)

 ただ・・・「(サイズ的に)持っていけないから今度取りに来てくれないか」とのことで、
とても嬉しいのですがこの辺りは野郎同士のユルいところですね~。気楽でよいのですが。


 そんなわけで善は急げ!今行かないと3ヵ月後ぐらいになりそうですし、
他にも用事がありましたので、深夜の23:30に自宅を出まして一路大都会東京の区部へ。

 土曜の深夜というタイミングですが、遅い時間にも係わらず都心は人が多いです。
サラリーマンスタイルの人から、夜のお仕事、大学生風の集団やらといくらでも歩いていました。
慣れない都心の商店街をクルマで抜けNSR氏との合流地点へ到着。

 (プライバシー保護のためモザイク処理してあります。)
氏をピックアップしつつ、ご用意頂いたびっくりドッキリプレゼントを受け取りました。
いやーこんなに良いものを申し訳ない、というぐらいの立派なものでした。ありがとう。

 それはさておき?他の用事を済ませに・・・の前に、
頂いたプレゼントと併せて使う為のものを買いに深夜の商店街へ。
都心の店に駐車場なんてまともにあるわけがありませんので、駅近くのコインパーキングに停めます。
深夜でも店があいているのもまた都会ならではですね。うちの土地だと22時にはほぼ全滅です。


 無事に欲しいものも買えましたので、ホクホク気分で今度こそ用事に向かいます。
そしてやって参りましたNSR氏の契約しているガレージ。

 画像の時点では既に ” 用事があらかた終わったあと ” ですが、
クルマに積んできた自前の工具箱一式を使用し、
丑三つ時のガレージにて充電式のLED証明を頼りにひと作業をしておりました。

 翌日の日中でもよかったのですが、
午前中に荷物の受け取りがあったことと、死ぬほど混む都心を車でなんて走りたくなかったので、
その意味で深夜がちょうどよかったこともあります。

 そんな丑三つ時でも、食事帰りなのか結構な高齢のマダムが集団で通ったり、
若い女性が歩いていたりと割合頻繁に人が通行していました。


 深夜の暗がりながらも作業はそこそこ順調に進み無事完了。
不審者として職務質問でもされたら大変ですので、終わったらば早めにガレージを離れます。
 
 住宅街にあるガレージの前で深夜にワイワイ相談するのも差し支えますので、
ひとまず今後の話などをするために深夜のマクドへ。
始発待ちなのか帰る家がないのか、
多くの人々がマクドの食事スペースに寝ている姿に驚きつつも相談も完了。
朝の4時前には無事解散し、東京湾をアクアラインで渡って私も無事に5時前には自宅に戻って参りました。

 今回の ”用事” ことターゲットはこいつ。

 NSR暦が長かった関係もあり、
個人的には見慣れた感のあるこの別体型のサスペンション。
作りもよくちゃんと減衰調整がついているのも流石はNSRですね(SE/SPモデル)。

 ただ・・・これ多分当時モノじゃないのかなあ。
オーバーホールされた固体では御馴染みのガス注入用の追加バルブもありませんし、
分解した痕も一見しただけでは見当たりません。

 NSR氏のNSRは(紛らわしい)多分'94ぐらいのMC28ですので、
そのままだとしたらば軽く20年は経っています。

 そんなこともあって、むしろ自分のCBRよりも気になっていた部分ですので、
このタイミングで取り外して回収してきた次第でございます。
そうそう、このOHは名目上2ヵ月後ぐらいに迫ったNSR氏の誕生日プレゼント代わりです。


 ただ、中のガスやオイルの劣化は当然あるとしても、
20年モノの割に、外観上はそこまで程度が悪くない印象もあります。

 著しいオイル漏れがないのは無論のこと、傷みがちなインナーロッドの点サビなども見当たりません。
あとは目に見えない歪みなどがなければ普通にオーバーホール出来る可能性が高いですね。


 状態を観察したらば、あとはCBRのサスペンション同様にしっかり梱包。

 自宅に適当な箱が転がっておりませんでしたので、
北海道でCB1100ツーリングしてきたときに、
新千歳のレンタルバイク屋でジャケットなんかを送るために頂いたメットの箱を再利用。

 これでばっちりです。

 CBRの場合と違い、今回はチューニング目的ではなく適切なOHが目的ですので、
スクーデリアオクムラさんではなく、NSRに強いことで有名なショップに別途打診しております。

 あとは受付され次第発送するのみ。
うまく行けば再来週末にはOHが完了して取り付けが出来そうですが、
メールの1次回答曰く、「ロッドにサビがあると再メッキで1ヶ月程度かかります」とのこと。
とはいえOHはどこかでやらないとならないことですのでそれまではガマンです。

 OHを終えて戻ってきたサスペンションはさぞかし絶品のフィーリングなことでしょう。
自分のオートバイではないとはいえ、今から楽しみです♪


 しっかし眠い。
仕事メインで最近は比較的規則正しい生活をしていたこともありますが、
朝方まで起きていると色々堪えますね~。こういうところにトシがでます( ̄ー ̄)。週明け大丈夫かなあ。

 年甲斐もなく無茶をした感もございますが、
プレゼントをもらえたり、他にもお友達諸氏からSNSなどでお祝いのメッセージをいただいたりと
今年もよい誕生日になりました。皆様に感謝でございますねヽ(´▽`)ノ。ありがとう~♪

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