主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
バイクの上なら向かい風とて
残雪もありつつ、路面が多少黒光りしていたからとて
天気が良ければ走るでしょう!!
たとえ向かい風でも、オートバイの上なら切り拓いて進むのみです。
この風を切り裂いて進む感覚というのは、オートバイの大きな魅力の一つです♪
というわけで御座いまして。
週半ば頃にNSR氏から「部品を取り付けたいから手伝ってくれまいか」と
電話があったのですが・・・
「いやいやいや、君の家にお邪魔してもガレージ行って帰るだけじゃないか」と
(東京都下の住宅街在住ですから、駐車場なんて家の近くにありませんで)
「そのまま伊豆にでも走りにいくならいいよ(笑」と、
一応お断りしてあったのですよね。
それでも、氏が抱えるいくつかの問題点は承知しておりましたし
私の手元にしかない部材の類もありましたので、
NSR氏が早朝からガレージにて作業を始めているという事を知り、
一路アクアラインを抜けて東京へと突撃致しました。
『ほう・・・風速15mか。いい感じじゃないか!』けっこう馬鹿ですよね~。
並列4気筒のエンジン音を響かせて到着。(私のは完全なる合法車両です)
当初、NSR氏は『え???』という顔をされておいででしたが、
予告無しに伺ったものですからそれはそうでしょうという事で。
冬、前日は雪、オートバイ、東京湾の海上に架かる橋、折からの強風。
そんな中を走ってきたらば当然凍えますので、まずはホットコーヒーなどを。
ガレージでホットコーヒーを嗜むのは男の愉しみです。缶ですけれど(笑
ところで、
当blogを以前からお読み下さっている方々は何かお気づきになりましょうか。
灰色の脳細・・もとい、サーフェイサー地むき出しのガソリンタンクが
なんとロスマンズカラーになっているのです。
ご本人の希望で焦点を外してありますが(笑
多忙な合間の休みを利用して以前から1年近く作業をしていた、
塗装が無事に完成したとのことでした。
となれば。
吹き曝しのガレージで数時間も寒さに震えた後だというのに、
整備を終え近くのコンビニで軽食を採ると早速走りに行くことに。
昼下がりのアクアラインを抜け、
日陰が随所で凍っている峠っぽい横断道路を抜けてやってきたのは、
休憩場所としてお馴染みの高滝湖。
それにしても、通る度に毎度思うのですが、
やはりアクアブリッジからの景色は筆舌に尽くしがたい絶景です。
海上部分の山なりになった橋は、頂点から下る時の視界の開け具合が素晴らしく
上り(川崎・羽田方面)も、下り(木更津・袖ヶ浦方面)も
陸上で生活している以上は絶対に見られない光景を見ることが出来ます。
今回などは、まさに冬の海という風情で、
荒々しく濃い碧の海面に風に煽られた白波が砕けており、
そのコントラストがとても美しく感じられました。
公園から湖を眺めながら、なんとも優雅な一時です。
友人の差し入れを頂きつつ。
午前一杯までかかった整備の後でしたので、残り時間も少なくなりました。
と、ここでバイクの写真などを。
NSR250R(MC28)と。
嘗てHONDAを代表した新旧スポーツバイクの2台ですが、
やっぱり好きですねこの雰囲気。
このような商品を産み出してくださったHONDAさんには感謝です。
NSR氏のタンクも、
こうしてみると全く違和感がなくいい感じに仕上がっていますね。
暫く公園で休憩したあとは、
まだまだ早い冬の日暮れに追われるように、自宅に戻って一部の整備の続き。
途中、行きの時点から既に半量を切っていたガソリンを
”残り1L強”という危うさで給油しつつ、
ガソリンスタンドではNSR氏のツーリング仲間3人とすれ違ったりしつつも、
無事に帰宅と相成りました。
それにしても寒かった!でもいい冬晴れの天気でした。
結局は自宅でうだうだとしていないで、走りに出てよかったなあと感じます。
そうそう。
走行の目的の一つであったカメラステーのテストもついでに行いました。
概ね想定通りの機能を果たし、
その上で認識された新たな問題も、既に解決の為の加工を行っております。
以前のベースを両端で固定したものと違い、片持ちなので相応の問題も。
前回のblogの時点では、大変ありがたいご心配のコメントを頂戴しました。
振動面の御指摘はCMOSカメラの録画面でも大きな問題となる箇所でしたので、
優先課題としておりましたが、その問題も回避の見込みです。
具体的には重心位置の変更と、締結強度の向上、ホルダーの固定方法の変更です。
余裕があれば、近いうちにもう一度テストに行きたいなあとも考えております。
ともあれ、寒中のオートバイもやはり良いものです♪
皆様も凍結路面には御注意くださいね^^
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ともかくNSRのタンクもとりあえず塗装が完成して無事装着の運びとなりました。塗装に関しての課題点、反省点も残りましたがそれは次回の塗装に活かそうと思います。
それはともかく寒かったですねぇ・・・。春の訪れを心待ちにしております。
やはり走っていて楽しいと思える時期に走るのがベストではありますが、僕等はバイク馬鹿なので雨、雪が降らなければいつだって走ってしまいますね(笑)
次回は多少でも暖かくなっていることを祈りつつここらで失礼致します。ではでは~。