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なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
ガンダム野郎もびっくり
先日雨宿りの代金にとトイザらスで購入ました1/144RGガンダム。
買ったっきり作らないでおくと、
そのまま何年も放置されてしまうのが常ですので
取り敢えず組み立てて見ることに。
ところが、作ってみるとなんちゅーか凄いですねコレ。
何度か書いていますが、私はガンダムと同じ年に産まれているので
少年期には、身近にガンダム系のものが沢山ありました。
思い起こすと、一番最初に作ったのは1/100ガンダムであり
恐らく20年以上昔の事だと思います。
当時の日本は今より寒冷だったので、
温暖な静岡県といえども、冬にはそこら中の水たまりが凍るような気温。
その寒さを利用して、
”モノを凍らせてみよう!”のような実験が小学校3年か4年の頃にあり
その時に凍らせたのが1/100ガンダムでした(笑
蛇足ですが、使用した容器は”金ちゃんのチャーシュー麺”の橙の容器。
当時のガンプラは、今にして思うと大変お粗末な出来でしたが
肘も90度すら曲がらないようなものでも一応変形はしたので
子供心には結構な宝物だったように思います。
勿論、当時のプラモデルには標準で色などついておらず
真っ白なボディに水性タミヤカラーを筆塗りした記憶がありますが
実験で凍らせた所、氷に溶けたタミヤカラー色が付いたのも
今となっては微笑ましい思い出の一つではあります。
そんなわけで、1/144RGガンダムの箱を開けて説明書を読むと
ガンダム野郎(ボーイ:天地大河のアレです)も裸足で逃げ出すような
ビックリ機構が紹介されていました。
ガンダム野郎の劇中、
当時のお粗末なプラモデルの関節ではまともに動くことすら出来ず、
闘いに負けてしまうような描写があったような記憶がありますが
(プラモデルをスキャンして仮想世界で闘うマンガでした)
少なくともそんな心配は無さそうです。
まずはどんなプラモデルにもあるランナーの状態。
こういう風に繋がっているパーツをニッパなどで切り離して組立てますが、
写真中央のパーツをパチパチと切り離してみましょう。
こんな感じで、関節らしい一体の部品が切り離されました。
普通はコレに他に切り離したいくつかのパーツを取り付け、
腕なり脚なり、腰なりという可動パーツになってゆくのですが・・・
なんとコレ。
切り離した時点で既に複数のパーツが組み合わされているので
切り離しただけでなにもしていないのに、こんなに動くんです!
この部品の場合は
6つのパーツが既に組み上げられた状態で成型されているようで、
既存の普通の金型から作られる樹脂部品の古いイメージでは、
まさに”ありえない”ような感覚になりますね。
とりあえず、時間が許し出来る範囲で組み立ててみました。
僅か20cm足らずの玩具の癖になんという精密さでしょうか。
腕や脚の関節は、
人間の骨と筋、筋肉に該当するような機構が組み込まれています。
”ただ曲がる”だけでも、複数の部分が連動してスライドしたりします。
それどころか足の甲や、肩の付け根の前後方向への回転運動など
内骨格への力の入れようは半端なものではないようですね。
それに外装を取り付けても破綻しないのですから凄いものです。
組み立て自体は残念ながらここで時間切れでしたが
ガンプラの成型技術の進化には、ただただ驚くばかりでした。
生活の中で触れる様々な工業製品では
実に多種の成型された樹脂部品が使われていますが
こと、ここまでのものというと見た記憶がありませんね。
玩具と侮る無かれ、これもまた立派な最先端技術なようです。
ただ・・・手先はそこまで不器用な方ではないと思うのですが
部品があまりにも微細な為、扱うのが結構大変です。
1~2mm程度の部品までありますが、昔なら完全なる”バリ”です(笑
部品を無くさないように気を付けないとですね~。
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最近のガンプラはターミネーター的内骨格の発達が著しいです。
以前は昆虫のような外骨格だったのですが…(笑
マクラーレンは恐らく買わないと思います。
車には1ミクロンも興味が湧かないんですよね~
まぁF1は車と同列に語ると失礼な乗り物ではありますので
その意味で技術的興味は尽きませんが、
それでも~'90頃のF1の方が機構的に好きでした。
F1でrothmansカラーが復活したら買うかもしれませんね(笑