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15年ぶりの反省会(クロノトリガー)

 ここだったか、某閉鎖的SNSだったか定かではありませんが
『ゲームはどうにも性に合わない、バイクで走る方が楽しい』
的な事を、何度か発言した記憶があります。
友人諸氏にも似たような話をすることはありますが、
そんな私でも、子供時代にはそれなりにゲームをして遊んだものです。

 最初の出会いは、当時懐かれていた近所の下級生の女の子の家で
ファミコンのグラディウスを一緒に遊んだ事が始まりでした。
 その後、小学校高学年の頃にゲームボーイが発売されて
お年玉で本体とスーパーマリオランドを買い、
GB版グラディウスのネメシスや、様々なソフトを友達と遊びました。
時を同じくして、従兄弟の家からファミコンが我が家に来たりして
中学生の頃は、お泊まり会で友達と朝まで信長の野望なんてのをやった事も。
 
 マウンテンバイクで山も走りまわるが、
友達と人並みにゲームもする、などという平凡なある日
お泊まり会常連の友人、S井君(たいへんなイケメンで、やはり早婚でした)が
なんの経緯かスーパーファミコン本体と、あるゲームを貸してくれました。

 ・・・あー、確かS井君の母上が厳しい教育ママだったので
”成績が下がった”とかの罰で自宅に置けず、貸してくれたんだっけなぁ。
私は勉強を一切しないでも十二分に出来るタイプ(当時は)だったとはいえ、
今にして思うと、余所の子の所に学力低下の原因を渡すのも酷い話です(笑
 
 
 
 そんな思い出のゲーム。
それこそが【 クロノトリガー 】でした。
誇張でもなく、恐らく私より±10歳程の日本人の大多数が好きであり、
誰しも遊んだであろうと言うぐらいに、とても面白いゲームです。

 当時は、このクロノトリガーがとても面白く、
スーパーファミコンというテレビに繋げて遊ぶゲーム機を
時間の許す限りハマって遊んでいた事もありました。
 
 そんな思い出のゲームに対する思い入れも当然それなりに強く、
2008年でしょうか、NintendoDSに移植版が発売されると聞いたときに
フルオーケストラのサウンドトラックがオマケにつくという事で、
オマケ欲しさに、発売日に予約購入をしたものです。
 
 当初は、リメイクというより移植だったゲームはどうでもよく、
サントラが目当てであり、ゲーム機自体も買うつもりはありませんでしたが、
それでもと思って、その半月前に発売された最新のDSiも同時購入しました。
 
 結局ソフトとゲーム機自体は、
数時間遊んだだけで半年程ほぼ電源も入れずに熟成される運命を辿るのですが、
その後、【TV画面に向かわずに遊べる】という気楽さも手伝って
数ヶ月に1回は遊ぶ機会が出来るようになったものです。
 
 

01_chrono
 DS版クロノトリガーとオマケのサントラです。
 
 2008年と言っても、実際に買ったのは11月だったようなので
気づいたら、早2年が経過しておりますが、
最近になってようやくそのクロノトリガーもクリア致しまして、
クリア後のエンディングをぼーっと眺めていたところ、

『そういえば、このエンディング意外見たこと無いなぁ』

などと思い出しました。
それというのも、クロノトリガーには13種?のマルチなエンディングが存在し
当時、友達の間では「○○見た?」のような会話もあったように思います。
 
 劇中、現代から剣と魔法の中世、荒廃した未来、太古、超古代文明と
様々に表情豊かなキャラクターとともに、壮大なシナリオを進んでゆくのですが
その中で、特定のタイミングでしか見られない複数のエンディングがあり、
ある一瞬を逃すと、またやりなおさなくては見られなくなる仕掛けでした。
 
 当時は攻略本はおろか、説明書すら見ないタイプでしたし、
インターネットなんていうものも当然存在していなかったので
気づかずに1周してしまうと所謂普通のエンディングしか見られないのです。
 
 今でもそうですが、
当時も『物語に別の内容の2周目は無い』と考えるタイプではありますが、
予定調和で仕込まれたお話であれば、また別の捉え方もあります。
お誂え向きに、”2年かけてクリアした”関係でシナリオも程良く忘れているので
奇跡の2周目に突入し、目下10種類のエンディングを見ました。
 
 
 その丁度10番目。言われてみれば当時、
友達から「面白いエンディングがあったよ!」と言われたような気もしますが
借り物のSFCでそんなに長くもやれませんし、
2周目がない性分だったのですっかり忘れていたこの10番目。

 【 反省会 】というタイトルなのですが、
まー、なんというか(笑
生々しいというか、いい意味でぶちこわしというか。
子供の時分には感覚的に理解できなかったであろう内容も含め、
思いの外とっても面白かったのです(笑
 
 他のエンディングの多くは割と露骨なオマケなのに対し
同じオマケでもユーモアに富んでいて楽しいですね。
 
 
 
 もし、クロノトリガーで遊んだ事がおありの方で
このエンディングを御覧になっていない方は、
思い出に浸りながらもう一度プレイした上で是非御覧になってくださいね。
ネットで検索して動画を観ちゃダメですよ(笑
 
 
※追伸。
【ドリームプロジェクト】っていうエンディングを遂に見ました。
海底神殿という場所で、
他のシナリオと比べて圧倒的に強いとの呼び声の高いラヴォスと戦うのですが、
最初『なんだこいつ・・・やけに強いぞ』と感じつつも、綱渡り状態でなんとか。
クロノ-マール-エイラで平均レベル63ぐらいだと、結構大変なようですね。

なるほど・・・これが本当のエンディングか。

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