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shiny days

 この週末はよいお天気!
先週はソロで2泊3日のキャンプツーリングに出かけておりましたが、
この週末は本来のツーリングスタイルでのお出かけです。

 ・・・ちょっと前日の呑みの影響もありましたが、
久々にNSR氏が遊びに来てくれたので徒然なるままに走ってまいりました。
(当然酒はしっかり抜けておりますが、
 この時期月イチで入荷する日本酒目当てで仕事帰りに飲み屋に立ち寄り、
 とりあえず1升瓶でオーダーして呑んできたもので多少感覚が曇っています)

 ふむふむ。
お天気コーナーでは「行楽日和」だったらしいですがそれなりに寒いですね。
ここは小湊鉄道の里見駅かな。最近話題のチバニアンはこのちょっと先です。

 相変わらずかわいらしいローカルのディーゼル機関車が走ってゆきます。


 午前中は荷物の受け取りがあった関係で出発が遅めだったので、
そこからひとっとびで南房総エリアの鴨川まで。

 先週のキャンプツーリングで給油をしていなかったもので結構減ってました。
普段は気にしても仕方ないので意識しておりませんでしたが、
今ってハイオクが150円/Lもするんですね~。うちはCBRと四輪がハイオクなのでたいへんです。


 ガソリンが入ったらば今度はライダーのほうの燃料。

 道の駅 鴨川オーシャンパーク までやって来ました。

 私はここのワラサ(鰤)の漬け丼が好物。
その他のメニューはじつはそれなりな感じのものなのですが、
道の駅規格の割にこの漬け丼はとても美味しいのです。

 メニューには 磯ラーメン+半漬け丼 で1000円ぐらいのお得セットがあるのですが、
私は漬け丼が目当てですので ”半”ではちょっと困る。
なので フルサイズの漬け丼 +フルサイズの磯ラーメンで注文しました。

 ここまで予報を下回る寒気でかなり体が冷えていたこともあり、
カロリー補給して熱量を稼ぐ算段だったのですが・・・些か多かったですね。

 でも漬け丼は相変わらずの美味。他方ラーメンは海苔が本体な感じです。


 日当たり良好の食堂で熱い料理を平らげると流石に暑く、
屋外に出て冬の風でほどよく冷却していると、
空には漁港ではお馴染みのあいつが悠々と飛んでいました。

 うちのカメラの貧弱便利ズームでは拡大してもこのへんが限界ですが、
海辺の風を受けて悠々と舞い上がる姿はとても素敵です。


 季節はまだ2月。程なくちょうどよく冷えたところでそろそろ出発。
駐車場の脇には菜の花がきれいに咲いていました。

 ツーリングの道中、ところどころで元気に咲いている菜の花を見てきましたが、
房総半島はもう菜の花が見ごろな印象ですね。


 海岸線を暫く走り、
ふと浜の方に目を遣るとなにやらすごいことになっていました。

 (*´▽`*)カモメがとんだ!
ん?嘴の先が黒いのでウミネコかな・・・とにかく多量の海鳥が乱れ飛んでおります。

 写真でみると割合穏やかな冬の海岸線の景色なのですが、
このころには風がかなり強くなっており、
橋の上で鳥さんを見ていると風に煽られてバイクごと倒れるかと思うほどでした。


 さてと。そろそろ帰りますか。
出発は11時頃、この時は15時頃。
暦が進むにつれて徐々に日が長くなっていますが、
ここからの帰路の山間部は冷えますので行きとは別ルートで内陸を抜けてゆきます。


 途中で少しだけ雨に降られましたが、
交通量の少ない房総内陸の裏道を快適に走り最後の休憩地点へ。

 ふむふむ。
寒い&最近ろくに走っていない関係で体とライダー的感性がまともに動きませんが、
それでも楽しいツーリングでした。湖畔で飲むホットコーヒー&おしるこもまたよいもの。


 本日の走行距離。

【 188.0km 】

 程よい距離感にてリハビリにはちょうど良いかんじ。
フル積載のキャンプツーリングもよいですが、
いつもの身軽な快走ツーリングも素敵なものです。


 そうそう、帰宅後NSR氏のリクエストで例のクリームパスタを振る舞いました。

 絵的に若干盛り付けがアウトですがそこはご勘弁を。
本来は鍋から直接喰うものであり、キャンプ用のアウトドアめしですから盛り付けなんてなんのその。
NSR氏の評価も上々でした。冷えた日にはたまらないレシピです。


 いやー。バイクって本当にいいものですね( ̄ー ̄)それでは♪

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光焔の誘惑

 世に趣味嗜好はまさに人の数ほどあれど。
私の野営の流儀の場合、
『 都会の喧騒から離れオートバイの隣で唯々時間を食べるだけ 』これが理由。

 とはいえ生きることは切り離せませんから、眠ること・食べること・そして何もかも楽しむことは大切。
有り体に言えば「くうねるあそぶ」というやつですね。嗚呼懐かしい響き。


 というわけで最近は例のゆるキャン△的な潮流の影響もあって、
お小遣いと相談しながらキャンプ装備の充実を図っているわけですが、今回こんなものを買いました。

 選定のポイントは(オートバイ前提なので)小型であること、そしてどこかが興味深いこと。
私の場合は好んで極限環境に身を投じるつもりも、
スポーツやらファッション、ましてやステータスのつもりも毛頭ありませんのでその辺は考慮外です。


【 私のキャンプ用 火器類一式 】
画像の左側は今まで使っていた バーナーとトーチ。右側の箱が買ったものです

 え?何が変わったのかって?
そうなんですよ。実はあんまり代わり映えしていないというか、
結局、既に持っていた SOTO(新富士バーナー)の ST-310 をもう1個買いました( ̄ー ̄)。

 合理的に考えれば考えるほどこれ1択なんです。

・バーナー本体にレギュレーターが搭載されている
・収納時に平たくて小さい形状になり、広げると安定性がある。
(OD缶小型タイプは重心が高くなり、構造上脚がなく五徳が狭いのであまり安定しない印象です)

・燃料は調達が容易&安価なカセットボンベ対応
(日本中どこでも大体買える、切れても忘れても補充可能、パッキング時にコンパクト)

 

 そうなると選択肢はコレだけ。単純なサイズだけでいえば、
三角柱で構造が固いが若干不安定なものや、極小ながら五徳もかなり小さいものなどがありますが、
結局バランスを考慮すると、現行製品ではこの ST-310がベストだと思います。


 実際の使用感としても、
スプリング式の簡易な構造ながらちゃんと機能するマイクロレギュレータのおかげもあって、
(構造が簡単なことは信頼性と直結しますので簡易さは美点です。)
朝方マイナスまで気温が下がった先日の冬キャンプでの利用でも燃焼不調に陥ることがなく、
水濡れを含めても今まで作動不良に至ったことが一度もないので信頼しています。
※ガスボンベは最低でもイワタニのもの(イソブタン30%充填)を利用していますが、
 特別パワータイプというわけではありません。


 というわけで今回の購入品。

【 ST-310本体 + アシストセット 】
※注:amazonリンク

レギュレーターストーブ ST-310
SOTO
 

 

レギュレーターストーブ専用アシストセット ST-3104CS
SOTO
 

 こちらがアシストセット。
これにはちょっとおしゃれなベージュのポーチとアシストグリップ、
点火アシストレバーがセットになっています。お値段は2,000円ぐらいかな。

 (※一緒に写っているバーナー本体は別売りで5,000円ぐらいです)

 今回このST-310をもう1台買ったのは合理的な理由のほかに、
このアシストセットも含む豊富なオプション類があることもまたひとつ。とても楽しい商品です。


 さて、まずはアシストグリップの取り付けから。

ちなみにアシストグリップとは、
五徳とスタンドを兼用にした構造の部分に取り付ける、断熱&滑り止めのシリコンチューブです。

 一見すると、とりあえずロゴは入っているものの只のチューブ。
でもよく見ると途中で段階的に太さが変えられていて、利用時のことをよく考えられています。

 取り付けには、サラダ油など調理器具に使って問題ない潤滑剤を利用しつつ挿入していきます。
この部分は五徳も兼ねており、
バーナーに直接炙られる関係で高熱になりますので使用時に素手ではとても持てません。
そのための断熱チューブ。これでいちいち軍手などをしなくても安全に触れられます。


 余談ですが、実は今まで使っていたST-310でもこんな対応をしていました。

 適当なシリコンチューブは手元にありませんでしたので、
熱収縮チューブで代用。これがあれば一応触れますし、熱収縮なのでズレなくこれはこれで快適でした。


 つづいての取り付けは 点火アシストレバー。
(※今回買った新しいほうのST-310にはアシストセットに入っていたものを取り付け、
  別途、今までに使っていたST-310用に単体で点火アシストレバーを買いましたので、
  画像は新旧バーナーのものが混ざっております。紛らわしくてすみません)

 ノーマルのST-310には以下の箇所に圧電着火のスイッチが付いておりますが、
これが実は結構使いづらい。

 五徳の脚の間にあるガス調整ツマミの更に下の奥の方にあるので、
火傷におびえながら指を挿し込んで、反対側のボンベを押さえつつ押さないと点火できません。

 構造上、鍋やフライパンなどを乗せたままでは押すのが大変困難(危ない)ので、
今まで再着火の際には鍋を降ろして本体ごと持ち上げてからカチカチ押していました。


 そこで登場するのがコレ。点火アシストレバーです。

 点火スイッチ手前に取り付ける梃のような構造になっていて、
奥に押し込むアクションを、上から押す動きに変換してくれます。

 取り付けは抜け止めのネジ1本だけと簡単。実にアイディア商品ですねー。

 上から押してカチッ。
横からではないので再着火の際にバーナーごと奥にずれる事もありません。
これは実によいです♪
レバー自体も大型なので暗がりでも簡単に押せます。

 レバー+断熱チューブでほぼ理想のカタチになりました。

 また今回は買っていませんが、
別に設定されているオプション品には(断熱チューブと排他利用の)ウインドスクリーンや、
およそツーリングには向かないサイズではあるものの、
燻製用のスモークダクト、焼き肉用の溶岩プレートなど面白いものがラインナップされており、
様々な利用ができるのがこのST-310の楽しいところですね。

 

 そんなこんなで私のキャンプ用バーナーに2台目が加わりました。
今まではシングル利用でしたので料理の準備に火が一つしかなく、
”都心の独り暮らしでガスコンロが1つしかない”みたいな状態だったものが、
”地方の戸建てでガスコンロが2つになった”ぐらいの差がありますので、
料理の幅が大きくひろがること間違いなしです。

 また、仮に凝った調理をしなかったとしても湯沸かしと焼きの同時作業ができる事で、
温めておいたつもりのパックご飯が、肉を焼いているうちに冷めるという悲劇もなくなります。


 今回私は CB缶のST-310を選びましたが、この手の道具にはいろいろな選択肢があって悩むものです。
例えば火力に秀でるガソリンストーブも風情があってよいですが、
ハイオクのバイク&車の私では燃料の融通が面倒ですし、白ガスの扱いも自宅では少々面倒。
ジェネレーターやらパッキンのメンテ頻度が高いのも、都度のポンピングの手間も少し考え物です。

 OD缶については例えば-10℃を下回る極限の環境ではメリットがあるのでしょうが、
流石の私も”オートバイで”そのような環境には行きません。

 あとはかなり魅力的な小型サイズながらも置いたときの安定性に欠けたり、
レギュレーターがないことでガス燃焼の安定性に欠けたりする別の商品はやはり考慮外。


 新たな面白バーナーが出るまでは、暫くこの2バーナーでゆこうと思っております。

 キャンプ地の暗がりで見る焚き火の紅い炎や、
炭火の赤く暗い色もとても風情がありますが、このガスの蒼い炎もまたよいものです。


 さてさて。次のキャンプはいつかなあ。今から楽しみです。

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