主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
ダブルとかDualとか。
今年の冬はしばれますねー。
私が住んできた地域に「しばれる」という方言は無かったのですが、
まさにしばれるというコトバがしっくりくる冷え具合な気がします。
もっとも、気象条件的な意味ではあまり特異でもないようで、
どちらかというと年齢相応に代謝も落ちて
すっかり枯れかけている私側に原因があるような感も。
寄る年波には勝てないというのは生物共通の原理でございます。
さてさて。
そんなワケでここ数年は若い頃(20代)には必要としなかった
所謂 ”冬専用装備” などにも手を出しております。
代表的には冬用ライディングジャケットなどがそれですが、
より能動的に暖めるべく熱源を携行しておりまして、
先日ご紹介した [ハクキンカイロ] は抜群の効果を発揮しています。
それもそのはず、なにせ鉄粉酸化式カイロの13倍の熱量だとか。
先日の路面凍結ツーリングでも胸ポケットに忍ばせておき
目論見どおりに大層活躍してくれたのですが、
1つでもそれなりに暖かいものの冬の高速では若干心許なく、
出来れば携行するつもりでした。
そこで一応週の中頃に2個目を発注しておいたのですが、
残念ながらタイミング的に宅配を受け取れず、
ツーリングが終わってから入手した次第です。
[ ハクキンカイロ PEACOCK mini ]
今回はOEMっぽいZIPPO HANDY WARMER ではなく、
ハクキンカイロ純正の小型タイプを選びました。
内容物はこの通り。
本体に説明書、専用袋に計量カップといったところ。
ZIPPOの黒のフリース袋もシンプルでよいのですが、
こちらはチェック柄の少し懐かしい雰囲気の巾着がついています。
特筆すべきは 計量カップ の存在。
ZIPPOの方は如雨露型?の細長い注ぎ口から補充するタイプですが、
これが大変使いづらく、面倒になって早々に紛失しておりました。
ところが、
写真中央のピンクの計量カップは漏斗のような形状であり、
懐炉本体の触媒を外して乗せるだけ。
しかもただ乗せただけでは下に流れ出ず、
カップ本体を90度捻るとバルブが開いて適切な流量で落ちてゆくという
なんともハイテクな優れものでございます♪
実はこれがずっと羨ましかったもので、
2個目の懐炉を買うついでに、敢えてこのカップつきを選んだわけです。
試しに両方に注油して比較してみました。
左がZIPPO、右がハクキンカイロのminiタイプ。
ZIPPOの方はシャツのポケットに丁度いい程度のサイズですが、
ハクキンカイロのminiはひと回り小さいサイズです。
ここで比較して驚いたことが一つ。
今回、先日交換した純正の火口(反応触媒)も、
燃料(ハクキンカイロ純正ベンジン)も同条件ですが
どうやらminiタイプの方が熱の回りがよいようです。
具体的には、ZIPPO(レギュラーサイズ)では
火口周辺の直径で5cm程度のエリアが温まるのに対し、
miniタイプのほうは懐炉全体がしっかりと温まっていました。
上述の通り、触媒も燃料も同条件ですので
発生している熱量に大きな差があるとは考え難いため、
どうやらバランスの面ではminiタイプの方が好ましいようですね。
年末年始にどこかにゆけるかはまだ未定ですが、
この2個の懐炉でこの冬もジャケット内は快適に乗り切れそうです。
あとは・・・グリップヒーターぐらいかしら。
実は私が買った中古のCBR600RRは、
バイク屋のオヤジの趣味でグリップヒーターがついていたのですが、
その絶大な効果に大変助けられたのをよく覚えています。
今は薄くて電源管理面でも高機能な
ホンダ純正のスポーツタイプグリップヒーターもありますし、
SSのスロットル操作ではどうも冬グローブでは感覚に難がある為
真冬でも夏グローブの私にはこれも気になる存在です。
うーん。どうしようかしら(笑