主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
オレンジの衝撃
いやぁ。
ブンチョウさんって可愛いですよね~ヽ(´▽`)ノ
トリさん全般に好きですが、ニワトリとブンチョウは特に好きです。
彼らは今回のツーリングで買った自分用のお土産の一つ(笑
いっぱいいるのは真ん中の子が欲しくてガチャガチャでやりすぎた結果。
そんな今回のツーリングは実に刺激的でございました。
前日まで2日ほど冷たい雨が降り続き、
気温もぐっと下がったタイミングでしたのでさもありなんですが、
予想通りの展開という部分もあり路面は酷い状況に。
当然想定内ですので当初は
「千葉か茨城あたりが無難じゃないかなあ」などと提案したものの、
ツーリング相手の希望により富士五湖方面、山中湖あたりへ決定。
朝9時と少し遅めの時間に中央自動車道は石川PA(下り)に集合予定です。
冬はつとめて。
朝の爽やかな空気の中、暖気をすると物凄い水蒸気が吐き出されます。
この光景も冬場らしいものですね。
自宅から暫く走り、アクアラインを渡り海の底を進みます。
アクアラインの海底トンネル部は海面下57mまで潜ることになるのです。
集合は八王子方面ですが勢い余って横浜方面まで進み、
横浜ベイブリッジを渡って大黒PA辺りで方向転換。
新しく買ったナビでやっと表示されるようになった大橋JCTにて
まるでコイルのような延々と続くループを下り、
東名高速から中央高速へとショートカット。
一段と大きくなってきた雪化粧の富士山に感嘆しながら、
程なく都心から一つ目の石川PAに到着です。
途中、かなりの渋滞区間を処理してまいりましたが、
絶対に四輪ではこんな所(首都高など)走りたくないですね(苦笑
石川PAに到着したのは約束の10分前という所でしたが、
相手は到着にまだかかりそうでしたので暖かい飲み物で一休憩。
暫くして到着した今回のお相手は~
あっ。この時の写真撮ってないです(笑
今回のお相手は、いまいちしっくりこなかったらしいW800から乗り換え、
新車のKTM 690DUKE を買った方です。
元々モタード乗りだった氏は、
690DUKEである意味原点回帰したような感もございます。
そこからはお約束の新車紹介というなのバイク談義で盛り上がり、
何故かブレーキペダルの調整などを行いながら行き先の確認。
まずは中央道を相模湖ICで降り、道志みちを目指すことに決定です。
所定のICで降り、インカム越しに
「納車ツーでコケたウッチー(仮名)がですね」などと冗談めかして
転倒しないように促しつつ、
相模湖-道志みち間の峠を・・・・あーーっ!!!
やっちゃいました(汗
上りの急な左コーナーにてリアを少し振ったかと思うと、
その直後にフロントからガチャン・・・ズザーっと滑って行きました。
ここを登ってくるところでツルっガシャーンと。
路面には転倒の痕跡がしっかりと。
うーむ、私も同じ道を通っていますのでリアぐらい滑っていますが、
この辺りはもしかしてビッグシングルゆえの難しさなのかもしれませんね。
不幸中の幸いにして690DUKEさんの怪我はほぼ皆無。
氏は私と正反対の全身フルプロテクタの人なのでこういう場面に強いです。
とはいえひとまずは安全な場所に退避し、ダメージを再確認です。
まあ日向ですらこんな路面状況ですから(苦笑
うーむ、行くも地獄、戻るも地獄とはこのことか。
私は『スポーツバイクは空を飛ばんのだよ!(イミフ』みたいな考えですので、
これぐらいの凍結でどうにかなることはあまりありませんが、
ちょっと気を抜くと危ないのは確かですね~。
「道志やら山中湖はもっと酷いでしょうね」などと協議の結果、
既に時間も昼頃でしたので目的地を変更し引き返すことに決まりました。
ボート競技などでも有名な相模湖に到着です。
過去2~3度来たことがある程度ですが、この場所は結構好き。
690DUKEさんも「連休初日なのにこれで大丈夫なんですかね」などと
あまりの過疎っぷりを心配しておいででしたが、
確かにいつ来ても賑わいは控えめのような気がいたします。
でも、それこそがここの魅力(失礼)とも言える側面も。
湖畔にならぶ商店群はご覧の通りのノスタルジックさ。
昭和中期の観光地らしい穏やかな空気の中、
道の両脇にはさながら温泉街のようなゲームコーナーやら、
食堂やらというものが立ち並んでいます。
もちろんゲームコーナーには入ります!
1回あたり10円~30円程度の昭和期のゲームは、
まさに私の幼少時代にあったものも多くもうタマラン状態(*´Д`)。
湖側から射しこむ日差しを背中に浴びた
ちょっと不思議な顔をした可愛いペンギンの遊具もあり。
当時ペンギン流行りましたよね。TAKARAのペンギンとか。
そしてこれまたなんと。
「ポッ・・・ポコニャンだーっ!!」
おっさんがポコニャンとか叫んでる姿を想像するのは痛々しいですが、
これも子供の頃に何度と無く見たゲームです。
(因みに690DUKEさんも同世代です)
ルーレットを外すと、
腹立たしい顔のこのキャラクターが小バカにしてくれます(笑
無論、写真を撮った全てのゲームで遊ばせて頂きましたが、
一部不稼動の機体もあるものの、
多くが昔の姿のまま動いて実に嬉しい空間でございました♪
ひとしきり遊んだあとはハラが減るのが人間。
腹ごしらえに選んだのは、商店街の中で1件だけ洋風だった喫茶店。
螺旋階段を登って気になったメニューを注文し、
先客2組のあとの料理の到着を30分程待ったでしょうか。
とっても優しく懐かしい味のする海老ドリアです♪
こんなことを言っては失礼かもしれませんが、
私はこういう ” 商売っ気のない ” お店が結構好きでございます。
明らかに不審がられている風ではありましたが(笑
ライダー装備の客相手の接客も、
そこまで嫌味のない感じでのんびりさせて頂きました。
さてと。
お腹も一杯になりましたので、
転倒で若干の違和感があるという690DUKEの様子を駐車場で見ながら、
『そういえば町田街道にKTMの店あったな~』と思い出しましたので、
念のため行ってみます?と提案すると是非にということで目的地に。
毎度毎度の異常な渋滞が続く町田街道にも懐かしさを覚えつつ。
やっと到着したのが、MOTOR FIELD FRONTIER さん。
http://www.mff-frontier.org/
しっかしこれは(笑
どうみても偶然とは思えないKTMと吉牛の絶妙な並び。
その偶然については後ほど聞いてみることに致します!
そしてあるわあるわオレンジの軍勢。
どうですかこのAway感。
オレンジ一色の中に、何故かロスマンズCBRが混ざってるという。
さながらみにくいアヒルの子ですが負けません( ̄ー ̄)♪
ともあれ690DUKEさんは転倒して違和感があることを伝え、
ハンドルの曲がりやダメージなどを見ていただくことに。
結果としては幸いに損傷というほどのものも無く、
転倒でお約束のように削れる車体各所が削れたのみと判定頂いて一安心。
それでも、折角お世話になるのだからということで
690DUKEさんが気になっていた
KTM POWER PARTS(非常に豊富な純正カスタムパーツ群)の中から、
小ぶりなスクリーンを取り付けてもらうことにしたようです。
少し物静かながらも親切なメカニックさんに説明されながら、
作業時間が1時間~1時間30分ほどかかるとのことで伺うようにこちらを見るので、
「アリだと思いますよ!行きましょう!」と背中を押して待つことに。
暫くして完璧な仕上がりのスクリーン取り付けの車両が出来上がりました。
会計の段に至り、ここで私の悪い癖が。
KTMユーザーでもないのについ買ってしまいました(笑
大変安価なものですが『お世話になったのだし』というのも一つ、
そしてHONDAでは出来ない魅力的なブランドイメージ商品の数々に、
どうしても一つ欲しくなったというのもひとつでした。
もちろん純正部品。
SUZUKIの湯飲みを髣髴とさせますがマグカップなのはヨーロッパだからか。
オーストリア製ではなく中国製なのはご愛嬌ですが、
車体に取り付ける他のカスタムパーツ群もフランス製が多かったので
あまりオーストリアに拘りがあるわけではないようですね。
(最近流行りの中型DUKEがインド製なのも有名な話です)
うむ。このオレンジ感!
やっぱりオレンジといえばKTMという位にすっかり定着しましたね~。
これでミルク感の強いコーヒー的なものを飲んだらば美味しそうです。
そうそう。
KTMと吉牛が何故か並んでいる謎について勇気を出して聞いてみました。
「ウチの方が先にあったんですよっ」
・・・スミマセンでしたorz 吉牛がKTMに被せてくるとかまさかの展開です。
ヨドに露骨にbicが被せに行っているのと似たようなものでしょうか(違
KTMのお店での対応も終わり店を出る頃には
この時期らしくすっかり暗くなっていましたので、
流石にこの先どこかへツーリングに行くというイメージも持てません。
そこで、近くの つくし野2りんかん に立ち寄って
買い物がてら行き先の相談をすることに致しました。
昔、ここのNSRコーナーを担当されていた方にお世話になったなあ。
うちのMC21のPGM3が壊れたときに譲ってもらったりしたことも。
また、その方のNSRの鋳鉄ブレーキの好フィーリングは今でも忘れません。
因みに、私のDaijiroメットもここで買いました。
ちょっとの買い物を済ませ、屋外のベンチに腰掛けて行き先相談。
今回は690DUKEの新車慣らしも大きな目的でしたので、
足を延ばしてアクアラインは海ほたるを最終目的地にいたしました。
といっても距離は50kmほど。
毎度の16号バイパス大渋滞に辟易しながら進み、
1時間少々でなんとか東京湾のど真ん中に位置する海ほたるに到着。
『しまった。この時期は9割以上がカップルだ』と気づいたのは後の祭り。
一応何人かのソロライダーらしい装備の人ともすれ違いましたが、
すっかりデートスポットと化しているのですね。ここ。
とはいえ、ご覧のライトアップに立地は東京湾の真ん中で海の上。
そして様々なレストランやらお土産物屋、
アミューズメントコーナーもあるととなれば
デートの行き先としては申し分ないというものでしょうか。
確かにいつ来ても想像を超えた凄い空間です。
世の中に縦に長い建造物はたくさんありますが、
海の真ん中で海底トンネルと海上の橋で繋がれる人工物というのは
意外と少ないような気がします。
海ほたる内を散策し、そろそろ夕食の頃合ですので食堂へ。
本当はあさり丼なるものに惹かれたのですが、
結局選んだ丼は画像の 潮干狩り丼 というメニュー。
上の天ぷらは穴子、ご飯の上は卵とじのアサリが乗っています。
アツアツのつゆだくでなかなかの美味でございました!
満腹のハラをさすりつつ、
別腹のクレープを追加で平らげて時間は21時。
さてと。そろそろ帰りますかっ。
都心エリアの首都高が真っ赤なのが気になりますが、
我々は幸いにして湾岸エリアの住人なので何とか帰れそうです。
最後に、
お疲れ様の挨拶と次回へのカスタムの課題を話つつ( ̄ー ̄)。
各々逆の方向へ1時間少々での帰宅となりました。
今回の走行距離。
【 276.4km 】
途中でアクシデントもあり距離こそ延びませんでしたが、
普段近寄り難いKTMディーラーに立ち寄ったりもあり
なかなかに刺激的なツーリングでございました。
KTMの2stオフ、FREERIDE 250Rかっこよかったなー♪
最後に今回のお土産。
冒頭のブンチョウさん達と、KTMグッズ以外にこんなものも買いました。
「イモトアヤコさんがTVで紹介の ウニメカブ!」とPOPのあった佃煮と、
何故か欲しくなった千葉名物のB級グルメの勝浦タンタンメン。
これまた千葉の落花生総本山こと八街市産のコーヒー落花生。
そして つくし野 2りんかん で買ったプレクサスにて以上でございます。
確か東京-神奈川-山梨方面にツーリングに行った筈ですが
その辺は気にしたら負けですねヽ(´▽`)ノ♪