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スクリーン越しの世界

 いやはや。

 正月に「バキッ」と割れてからそのまま我慢していたCBRのスクリーンですが、
先日アッパーカウルを外した際に、何故か割れた欠片が行方不明に。
仕方がないので、前回のお出かけではノーマルスクリーンに戻した訳です。

 ところが、
やっぱりノーマル形状ですと色々と不便でして。
コストや無難な強度の問題、安全性への配慮ゆえにノーマルはノーマルなりですが、
対して私が選んでいたZERO GRAVITY スクリーンは、
個人的な要求をほぼ満たしてくれる素敵な商品でした。


 そこからノーマルに戻るわけで、そりゃあ不満じゃろうという話です。
一番不便だったのは、通常時のポジションでの視界の感覚。
ノーマルの分厚くて縁が丸められたスクリーンはやはり邪魔であり、
精度管理がされた薄手の社外スクリーンとは比べるべくもありません。

 もう一つ不満だったのは、
”スクリーンが低い”ことですね。これは高速走行などで如実に差がでます。
リッターSSならば上体が直立状態でも難なく常識はずれな速度が出てしまいますが、
空気の流れが整えられているのとそうでないのでは雲泥の差です。
 かといって常にベタ伏せというのもなにか違う(笑
破綻ない範囲で高さのあるスクリーンならば、涼しい顔でクルージングが出来ます。



 そんな訳でございまして。
お金もないのに『これは消耗品だ』と自分に言い聞かせて買ってしまいました♪

01_zero_g

 色々悩んだのですが、結局同じZERO GRAVITYに(笑
個人的にスクリーンでドレスアップしてやろうなどという気が微塵もありませんで、
視界がよく、整流効果に優れた商品を探すとコレしかありませんでした。

 各々の好みにケチをつける意図はありませんが、
縁にカーボンもいらなければ、ミラーコートされている必要もありません。
ただ、クリアにはレンズ効果が出やすいという弱点もあります。これは仕方なしですね。


 早速開封をば。

02_active

 む、ZERO GRAVITYはアメリカの製品ですが、
国内ではActiveさんが扱っておいでなのですね。
気がつくと、私のCBRはActiveまみれな気がしてきました。
ナンバープレートウィンカー然り、ハイスロ然り、レバー類然りです。

03_plexus

 取り出してすぐ、
”まさにこの為にある”といっても過言ではないプレクサスで処理をしておきます。
 元来、戦闘機のキャノピー用だというプレクサスに、
これまた戦闘機のキャノピーと同じ製法だというスクリーンですからピッタリですね(笑


 それでは古いほうのスクリーンの取り外しから。

04_genuine

 この辺のCAUTIONラベルが純正らしさですね~。

05_crack

 因みにこれが以前のものの割れてしまった部分。見事にバッキリ行っています。
常に紫外線に曝され温度変化も大きい部位だけに、
5年?も経てば劣化も仕方ないですね。


 プレクサスがある程度安定したところで、仮拭きして取り付け準備です。

06_normal_2  07_dobule

新旧比較。 左が純正、右がZERO GRAVITY。

 純正にはスクリーン下端に黒いデカールがありますが、
ここは汚れやすい場所なので純正の方が汚れが隠れる意味で優れていますね。


 それでは取り付け。

08_genuine 

09_custom

上がノーマル、下がZERO GRAVITYです。

 こう見ると結構雰囲気が違いますね。
(仕事の後なので、暗い画像でごめんなさい)
純正の野暮ったさが消えて、スッキリした印象になるのも好みですヽ(´▽`)ノ

 因みに、車検に係わる車体寸法的にも、
ZERO GRAVITYのダブルバブルスクリーンは合法な範囲の寸法変更なのも魅力です。

10_back

 後ろから見てもその薄さが判りますね♪


 車載カメラからの定点比較です。

11_normal

 ノーマル。

12_zero

 ZERO GRAVITY

 結構違うものでしょ~♪
車載カメラ的な意味でも恩恵は大きいですね。


 そんなこんなで、無事に交換も完了いたしました。
最後にプレクサスを完璧に拭き上げてぴっかぴかです♪

 『今更7年も前のバイクの話を・・・』という向きもおありでしょうが、
嬉しいことに、いまだにSC57型のスタイルが大好きで、
「手頃になってやっと買えるようになった!!」というライダーさんもかなりおいでです。
旧いバイク乗りゆえの妬みの類ではありませんが、
自分が好きな乗り物に年式は関係ありませんし、
そういうライダーさんはきっとオートバイを大切にされる方だと思います^^
そんな方、今現在大切に乗っている方の参考になれば幸いです♪


 オマケ。

13_edge

 アメちゃん製品ですからバリぐらいありますやね(笑
意外にも、ここの処理以外はズレもなく完璧な製品だったことを付記しておきます。

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