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嵐のあとに馬鹿みっつ。

 馬鹿だなぁ。(褒め言葉
とかく、バイク乗りには愛すべき馬鹿が多い気がします。
 
 
 前回の記事にて、
暴風雨の中でサーキット走行を満喫してきた事をお話しました。
待機時間も含めて、それこそ”濡れ鼠”なんてレベルではなく
子供の頃、着衣のまま川や池(潤井川、よしま池?)に飛び込んだぐらいに
全身ずぶ濡れ、メットの中からブーツの中までびっしょりで帰宅しました。
 
 
 急ぎ着替え、一息ついたものの・・・
某閉鎖的SNSで、当blogからもリンクさせて頂いている”まーすけさん”が、

「木更津方面も雨は大丈夫そうだな・・・」

などと呟いておいでだったものですから、
ついつい「えっこれからですか!?」のように反射致しまして。
あれよあれよと話が進み、
サーキット走行で泥だらけのCBRで合流させて頂くことに♪
 
 
 

01_kisarazu

 時間は21時過ぎ。
昼の暴風雨が簡単に過ぎ去るわけもなく、少し雨の残る中で合流です。
 
 まーすけさんは、私からみて東京湾を挟んで対岸にお住まい。
ペリーが通った浦賀水道の向こう側の、横須賀エリアの住人だったりします。
因みにまーすけさんの御仕事は、
毎日?早朝から夕刻まで続く大変ご多忙な状態なようで、
最近はなかなか日中にはバイクも乗れないとの事。
 
 そんな仕事後、四輪に比べて非常に割高なアクアラインを
オートバイに乗ってやってくるのですから、この人もバイク馬鹿ですね(褒
 
 
  
 合流地点の木更津のローソンで、
雨雲を避けるようにコーヒーを軽くしばいたあとは内陸に向かいます。
暴風雨で荒れた路面を、やたらと飛ばす四輪の流れに乗って鼻歌交じりで進みます。

 示し合わせたわけでもなく”信号待ちで足をつかない遊び(笑”をしたりしつつ
日中走った袖ヶ浦フォレストレースウェイの横を抜けて、
なんとなくいつもの高滝湖へ。
 
 小一時間ほどで高滝湖へは到着するのですが、
節電の為にライトアップが停止された、水門脇の暗闇を抜けて通称”マッ缶公園”へ。
流石に夜は、人通りも殆どなく静けさに包まれた公園の自販機前に進みます。
 
 
『・・・・( ゜д゜)え?』

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 なんか居るんですよね、居るはずのないライダーの亡霊が。

 私などはつい、はにかんだ笑顔で佇む亡霊に
「こんばんはっ!」と挨拶してしまったのですが・・・
まーすけさんは「あれ?何か居ます???」と困惑しておいでです(笑
 
 写真のバイクの数をかぞえてみてください。
 
 
 私のCBR1000RR。

 まーすけさんの油冷バンディット。

 ・・・VT250??? ギャーーーーッ!!
 
 
 
 いや~ビックリしました。
このライダーさんもまた横須賀エリアの住人であり、
特に示し合わせたでもなく居るはずのない土曜深夜の高滝湖においででした。
 
 ここでまーすけさんとやりとりしていた、某閉鎖的SNSをチェックすると、

VTちゃん(仮)「高滝夜走りですか?お気をつけて!」

数分後

VTちゃん(仮)「まぁ僕今高滝なんですけどね。」
 
 
 
 馬鹿だなぁ~( ´ー`)(褒め言葉)
 
 このライダーさん、お会いするのは2度目であり
私から見ると恐らく一回りは下の若いライダーさんのようですが、
話を聞くと、我々のやり取りを某閉鎖的SNSで見ていてイキオイで来たとの事。

 因みに翌日の日曜日は朝から仕事だというからもう。
でも、ハッキリ言ってこういう人好きです(笑
 

03_flog

 ”マッ缶公園”の自販機名物、【あまたろう】も出迎えてくれる中。
馬鹿なライダー3人の、めくるめくバイクトークが始まりましたヽ(´ー`)ノ。
 
 
 ここから2時間以上は話したでしょうか。
同好の士といえばそうですが、
ライダー同士というのは本当に妙なもので話が尽きることってないものです♪
 

04_psq

 割と良くある光景。
”悪ノリでヘンな飲みものを買う”の図。暗くて判りませんね。

 よく見えないのが恐縮ですが、このときに飲んだコレ。
特定の世代にはお馴染みの、マジュニアこと”ピッコロ大魔王”がプリントされています。

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 正体はPOKKAのドラゴンボールドリンクです。(写真は後日追加で買いました)
これはベジータのビックバンアタックかな?ファイナルフラッシュ??。

 いやー、こういう商品ってヒキョーですよね~♪
ドラゴンボール世代の少年少女(現オッサン&オバサン)は飛びつきますよそりゃ(笑
肝心の味はデカビタCみたいな、ハイクミンC(古 みたいな味でした。 
 
 
 因みに、まーすけさんはお約束のマッ缶こと”MAXコーヒー”をお召しでしたが、
VTちゃん(仮)は、私もお気に入りのコーラアップグミドリンクをお飲みでした。
それもやたらと激しくシェイクしていたので『バカだなぁ(褒』と。
 
 
 
 自販機の灯りが照らす公園のベンチで、
延々と続く楽しいバイクトークは尽きず気が付くと0時近くになっていました。
 

06_nightlake

 辺りもすっかり静寂に包まれていますが、
ダム湖に写る街路灯がなんとも幻想的な雰囲気を醸し出しています。
 
 
 まーすけさんも、VTちゃん(仮)も翌日は朝から仕事。
現在は土日休みの自分がなにやら申し訳ない気持ちになりながらも、
そこはシャカイジンですから、誰ともなく限度を弁えて帰宅することになりました。
 
 
 
 公園前を静かに出発し、お二人は東京湾越えの西へ。
私は住まいのある北側へと夜道を進み、快適に自宅に到着です。
 
 仕事に、家族に、常識に、老いにと色々と柵には捕らわれるものですが、
単純に『いつまでもこういうノリと勢いは無くしたくないな』と思った夜でした。
無論、やることはやった上で。というのは蛇足にすらなりませんが(笑
 
 ともあれ”オートバイ仲間”。
言葉にするとなんとも妙な縁ですが、お二人に感謝ですヽ(´▽`)ノ
今度は私が突如として横須賀あたりにゆかなくてはですね。
 
今はVTちゃん(仮)が新しく購入したというCBR(ハリケーンね)が楽しみでもあります♪

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