3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

女性教員率が高い国立大学:なんだ女子大か教育学部だけじゃないか

2017-05-30 12:26:29 | 女性の地位
女性教員比率が高い国立大

順位 大学       比率(%)

 1 お茶の水女子大  47.9

 2 東京外国語大   37.0

 3 奈良女子大    34.6

 4 総合研究大学院大 30.0

 5 大阪教育大    26.0

 6 東京学芸大    24.6

 7 兵庫教育大    24.0

 8 滋賀医科大    23.3

 9 京都教育大    23.1

10 福岡教育大    22.7

お茶大、奈良女、教育学部がほとんどを占める。教育学部は女の園なんだね。

そうでないのは、外語と総合研究大学院大学、滋賀医科大学ぐらいか。
外語はえらいぞって感じだ。総合研究大学院大学は特殊な大学だし、滋賀医科大学はなぜだかわからない。
看護学部があってそこに女性の教員がいるんだろう。

国立大学の女性教員比率は教育学部や看護系などを除くと1割ぐらいがせいぜい、1割もいない、ということか。

教授会は男の天下、女性は教授会の花なんだろうね。
ばかばかしい。

クオーター制をいれると景色がかわるのだろうが、そんなことをするはずもなし。

日本のアカデミズムも結局は男に牛耳られているということ。
しかし、女性の教授がみんな本当にリベラルで、女性の学生の権利や男女共同社会を意識しているかっていうとそうでもないだろう。
女も権力志向のやつがいて、権力にすぐなびくのは世の常、結局、女性が多いとはいっても良いとは言えないのである。
女も右翼はいるし、困ったもんである。
大学も会社も町内会もすべてこんな感じの日本社会なのである。

つまり、女性を登用して民主的な大学運営を心がけようとするが、女性も右翼のようなのもいて、女性を登用したからといって民主的で男女平等な組織ができるとは限らないということ。
面倒だよね。

まず女性比率をあげる。民主的な男を入れる。さしあたってやるべきは、そういうことである。
リベラルであるかどうか、権力志向でなく、私的な出世のために権力にすりよることをしないかどうか、それを見極めるのはとても大変なのである。







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