3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

セクハラが横行する企業の話 メンタルを抱える女性労働者の多くはセクハラ・パワハラの被害か

2019-02-17 13:37:15 | 女性の地位
毎日新聞の
医療プレミア 誰も言わない うつの本音
の記事

セクハラが横行する会社の「あるある文化」とは
2018年7月11日 西川敦子 / フリーライター


・“お茶出しをするのは女性”という暗黙の了解がある

・担当と関係のない宴席に女性が呼ばれる

・上司の私用など、仕事と無関係のことを女性がさせられている

・女性の派遣社員のことを“女の子”“派遣さん”“○○ちゃん”などと呼ぶ

・「新しく来る子、かわいいの?」などと女性の容姿をやたらと話題にする

などである。

 「セクハラ加害者は突然、加害者になるわけでありません。“組織の土壌”が彼らを生んでいるのです」と話すのは、セクハラ問題に特化した労働組合「パープル・ユニオン」の執行委員長、佐藤かおりさん。2003年、派遣社員時代に受けたセクハラ被害で精神疾患を発症し、後遺症で就業できなくなった経験を持つ。2015年、国を相手取ったセクハラ労災行政訴訟で、日本で初めて勝訴した。

 自分の被害経験や、セクハラ問題の団体交渉、裁判などの支援を通じて、「セクハラが止まらない企業」は、もともと根深い問題を抱えていることに気づいたという。

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人手不足とか女性労働者が離職するとかいろいろ取り上げられているが、その根底にセクハラがあるということだろう。
筆者もつくづく日本の企業の人事権をもつような管理職の男どもは低レベルなセクハラ男が多いと痛感している。

女の子とかいつも使うし、
この間なんか、あるプロジェクトの人選をしているときに「きれいどころを並べて」と言い放った男がいて、
猛然と抗議したが、未だに謝罪していない。
大企業でもどこでもこのレベルである。

もし、女性の労働者がメンタルをやられて休暇をとっているというような場合は、セクハラやパワハラを疑ったほうが良い。
女性労働者がそもそもメンタルがよわかったのよ、では済まされないと思うのである。
上司はきちんと能力を認めちゃんとした仕事を与えているのだろうか。ハードルが高すぎるとか低すぎるとかそういうことはないのだろうか。
必死にがんばってきていざがんばろうと思っていた矢先、バカにしたような仕事とかそんなことでお茶を濁すか、なんてと不条理に憤ることもあるのではないだろうか。そういう日々が続けばメンタルやられるよね。
これは男性労働者も同じだと思う。

第三者機関に相談、訴えられるような窓口を必ず作る必要がある。
秘密を守り、相談したりしても不利益をこうむらない、そういう第三者機関であることが条件である。

日本企業の体質を変えない限り、女性活躍社会なんてくるわけない。
このままだとメンタルをやられた女性労働者が増えるばかりである。
滅亡に向かう日本である。


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