3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

男性社会の牙城、日銀こそクオータ制度(Quota System)を導入すべきである

2013-05-12 10:52:19 | 女性の地位
2013.5.12の日経朝刊

世界を動かす(4) ルワンダの奇跡 崩れる慣習、可能性開く
アジアだけでなく、アフリカの女性も元気だ。
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民族対立で内戦を繰り返し、80万人以上が虐殺される事件も起きたアフリカ中部のルワンダ。男尊女卑の傾向が強かった同国では女性は就職で差別され、10年前まで男性と同じように教育を受けることもできなかった。それが、今……。

現在のルワンダは男女同権が浸透、下院議員に占める女性比率は56.3%とスウェーデンなどを上回り世界一だ。

 発端は内戦で男性が減った後の新政権が苦肉の策で打ち出した「女性の活用」。2003年には議席の3割以上を女性とするクオータ制(割当制)を導入した。これが思わぬ効果を生んだ。「女性の意見を取り入れる風潮が政界から社会の隅々に広がった」。08年に女性初の下院議長に選ばれたローズ・ムカンタバナ(51)は変化を強調する。

 女性も学校に通え、相続権も保障された。世界銀行は10年に「ビジネス環境を最も改善させた国」と発表した。強権的な政権に欧米から批判もあるが「ルワンダの奇跡」といわれるまでになった。
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ルワンダの奇跡を読むと、やはりクオータを入れないと社会は変わらないのだと思う。
女性ばかりを登用するのは不平等だと男性が反発するようだが、そんなことはない。
社会のしくみをそうやって変えてみれば、見えてくる新しい地平があるはずなのである。

関連記事で、日本の話が掲載されていた。
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日銀初の女性支店長として高松支店に勤務した後、初の金融機構局上席考査役。
日銀上席考査役 清水季子さん 小さな判断積み重ね信頼

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おいおい、日銀は何年からやっている銀行か?
明治からあるのだろう?
中央銀行で初の女性支店長だって?
遅れすぎ。
日銀は男の牙城である。
これだから、日本はだめなのである。
他のアジアの国々、アフリカに越されるのである。

金融業界は男の牙城である。
日銀こそクオータ制度を導入すべきである。メガバンクのお手本とならなければならない!
人材はいるはずだ。


 

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