お日様があんなに傾いて、いつの間に!
あわててカメラをつかみ夕暮れの道をゆきました。
風が涼やか~
この日もカワセミがいったりきたり
以前キヌガサタケに出会った竹林を見ると
こんなキノコが生えていました。
裏から見ると独特の孔が!ハチノスタケのようです。
小さいヒルガオ?径が15㎜ほどの花が咲いていたのでパチリ。
ホシアサガオという帰化植物のようです。
よく見ると
どの葉も穴だらけでカメノコハムシが一匹ずつのっていました。
ヨツモンカメノコハムシです。
もとは沖縄本島以南にいたそうですが10月末の神奈川県でも元気とは。
ある程度の寒さにも耐えられるのでしょうね。
幼虫の食草はヒルガオ科の植物。
今年の7月にヒルガオの葉で出会っていたのを思い出しました。
ちょっと異様なヨツモンカメノコハムシの幼虫はこちら
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自身の脱皮殻や排泄物などを背負っているそう。
接写しようとするとこの黒っぽいものを盾のように扱います。
一部にカビが生えているように見えます。
似た仲間のジンガサハムシやイチモンジカメノコハムシの幼虫とは
また違うインパクトの強さ!
葉の食べ方が激しく幼虫、成虫とも数が多かったので目立っていましたが
天敵はいないのでしょうか?逞しさを感じました。
この時期に思わぬ出会い♪楽しい散歩となりました。
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茨城県にもその内やって来るのかなぁ?
やっぱり温暖化の影響ですかね?
ホシアサガオも生態系を乱す困った外来種ですが、それを食べる虫が南から侵攻してきているというのも、皮肉なものを感じます。
梅雨時になると毎年同じヒルガオでジンガサハムシを探すのですが今年はこのヨツモンカメノコハムシが目立っていました。
食べ方は徹底していて数が多く接写しても逃げないのでジンガサハムシより強い印象です。
ヒルガオも繁茂するホシアサガオに負けそうです。
今まで会えていた生き物がパタッといなくなったのも温暖化の影響‥?
緑豊かな場所に生き物の気配がないと不安になります。