Sさんは秋の水辺を描かれました。
「北の丸公園」 水彩画 F6
黄色く染まり始めたカクレミノの葉の間から見えるのは真っ赤な楓。
晩秋の華やかな水辺に枯れた葦の銀色が際立って煌いています。
隅々まで丹念に描かれた世界は静閑として温もりにあふれています。
近づいてみました。
淡い透明水彩絵の具を少しずつ重ねて描かれるSさん。葦の表現を
色々試みた末、不透明な絵の具を使うことで良い効果が得られました。
自在な筆遣いに線の美しさ、細やかさにも目が釘付けになる作品です。
どの作品にも長期間真摯に向き合うSさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。