5年前におきた大震災の日も金曜日でした。
金曜日の午後教室で大きな揺れを感じ、Sさんがバイクで素早く
環状4号線の信号機が機能していないことを確認してきてくださったので
すぐ解散しました。
あの時も小雪が舞う寒さ。
かえりみち、一般の方が数箇所の交差点で交通整理をしてくださっており
とても感動したのを覚えています。
あの日と変わらぬ散歩道で出会う生き物は慣れ親しんだ顔ぶれ。
ただ生きることに懸命な動植物に元気をもらって
ときおり立ち止まって見つめていると心が宙に浮き、ふと
父の笑顔や思い出がうかび上がってきます。
会いたいなぁ。
岩手県内陸部で生まれ育った父は震災前になくなりましたが
あの惨状と今も大変な被災地の方々がいることを知ったらどんなに
悲しんだだろう。TVで懐かしい土地や語り口を見聞きするたびに思います。
深いかなしみを抱える人々に少しでも多くの安らぎが訪れますように。
あたたかな春がはやくやってきますように。