教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Sさんの新作水彩画

2016年03月26日 | 教室風景

Sさんは秋の水辺を描かれました。


「北の丸公園」 水彩画 F6

黄色く染まり始めたカクレミノの葉の間から見えるのは真っ赤な楓。
晩秋の華やかな水辺に枯れた葦の銀色が際立って煌いています。
隅々まで丹念に描かれた世界は静閑として温もりにあふれています。

近づいてみました。


淡い透明水彩絵の具を少しずつ重ねて描かれるSさん。葦の表現を
色々試みた末、不透明な絵の具を使うことで良い効果が得られました。
自在な筆遣いに線の美しさ、細やかさにも目が釘付けになる作品です。

どの作品にも長期間真摯に向き合うSさん。次の作品も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2016-03-26 16:00:00
こんにちは。

何となくほんのり温かな絵ですね。
水彩ならではでしょうか?
返信する
Unknown (おいちゃみ)
2016-03-26 18:31:21
こんにちは、コメントありがとうございます。

そうですね、透明水彩絵の具の特性をいかした
描き方でほのぼのした味わいが出ています。

それに加え、作者Sさんのお人柄と非常に丁寧な進め方が
作品の優しく温かな雰囲気をつくりだしているのでは、
と思います☆
返信する

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