教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさんの水彩画秋新作(その五)

2010年11月14日 | 教室風景
Oさんがこの秋に描いた
水彩画を順次ご紹介しています。



「海野宿」  水彩画  F6

Oさんが里帰りをした際立ち寄ったという海野宿。
宿場町として栄えた江戸時代から明治時代の
格子戸がはめられた美しい家並みが続いているそうです。
淡く色味をおさえたことでしっとりと落ち着いた街並みを
表現しました。この北国街道を行きかう
江戸時代の旅人を想像することができますね。



「徳生公園」  水彩画  F6



「大塚、歳勝土遺跡公園」  水彩画  F6

横浜市都筑区を描いた2点。
緑の表現が今までの作品とは大きく異なり
輪郭線をはっきり描かず、水彩絵の具を溜めて
できたしみとにじみを利用しています。
種類や大きさの違いで生じる
木の自然なリズムが楽しく、森の美しさと
奥行き、大きさまでもが表現され
作品の見どころとなっていますね。

あっさりとしていた緑の表現に
一歩踏み込み、より複雑により自然となった変化は
この一年の成果のひとつではないでしょうか。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のOさんのページに制作順に
掲載されています。こちらもぜひご覧ください。

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森の青

2010年11月14日 | 自然
最近森の中で出会った青色のものを並べてみました。



秋空は澄んだ青!



ウラナミシジミのオスは
やわらかく淡い青。



自然観察の森で今まさに花盛りのリンドウは
目に飛び込んでくる鮮明な青。



リンドウの近くで見かけたルリタテハは
角度によって虹色にも変わる紺青色。



小さな虫に寄生され色の変化が見られるノブドウ。



今は浅葱色ですね。
これから気温の低下とともに濃く
赤味を帯びていきます。



近所でであったカワセミは強く深い青。
森の宝石と呼ぶにふさわしい
何処から見ても美しい体色ですね。

全てのものがくすんで見えるこの頃の森で
青色を見ると気分がすっきりします♪

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