コスモス揺れて

コスモスは秋風が似合う。

　　　　　　　　
　　　　　　　　台風が近づいていて、朝から雨。寒さを感じるほど。
　　　　　　　　雨が小止みになった隙に買い物に出ると、花屋さんの
　　　　　　　　店先でコスモスの束が風に震えていました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　風に揺れるコスモスは秋そのもの。たとえ花瓶の中であっても。
　　　　　　　　一束買って、エコバックに突っ込んでいると、花を選んで
　　　　　　　　いた老婦人が、話しかけてきました。秋ですねえ、コスモスを
　　　　　　　　見ると秋になったなあ、て思いますね、涼しい風が吹いてくる
　　　　　　　　のを感じるんです。今日の風は強過ぎますけれど、ホホホ

　　　　　　　　
　　　　　　　　詩人ですねえ
　　　　　　　　コスモスって郷愁を誘うんですよね。見ると懐かし～い気持に
　　　　　　　　なるから不思議です。秋桜と呼ばれる通り、日本人好みの花です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　吾亦紅(ワレモコウ)、最近こんなヒット曲がありましたね。
　　　　　　　　（ムスコを持つ母親としては、この歌は気に入らないのですが）
　　　　　　　　吾亦紅という花は好きです。これこそ不思議な花です。
　　　　　　　　目を凝らしてよくよく見ると可愛い赤い花、まさに私も花なんです、
　　　　　　　　赤い花なんです、と必死に訴えているような花です。
　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　最近見かけるようになったと思ったら、はびこり出しました。
　　　　　　　　ナガエコミカンソウ。アフリカ生まれのトウダイグサ科です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　今年、母の庭に初めて見つけました。私があずけた鉢から
　　　　　　　　逃げ出したのに違いありません。去年我が家の鉢に１本、根を
　　　　　　　　下ろしていましから。
　　　　　　　　可愛いンだけど…あまりの小ささにイライラするのです

　　　　　　　　明日はまた暑くなるとのこと ホントの秋はまだですねえ。
　　　　　　　　

HAPPY BIRTHDAY♪

本日、OTTOの誕生日

　　　　　　　　
　　　　　　　　先日、MUSUKOが帰京した折に誕生日会食をしてお祝いは
　　　　　　　　済んでいます。ちなみにMUSUKOは昨日が誕生日でした。
　　　　　　　　もうちょっとガマンすれば同じ日だったのになあ、と残念
　　　　　　　　がるOTTO。それを聞いてお義母さんが言ってました。
　　　　　　　　あなたも本当は２９日だったのよ、キリがいいから３０に
　　　　　　　　したのよって
　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　買い物に出かけたついでに、成城の「マルメゾン」という
　　　　　　　　ケーキ屋さんでお祝い←口実ティーブレイクをしました。
　　　　　　　　名前は忘れましたが、ピスタチオ＆マロンのケーキです

　　　　　　　　
　　　　　　　　このお店の一押しはこのスプリングというロールケーキ。
　　　　　　　　ロールケーキ好きのOTTOです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　このお店の砂糖入れ、気に入ってます。おしゃれ～

　　　　　　　　
　　　　　　　　コーヒー、紅茶についてくるメレンゲ。ミニミニフィナンシェの
　　　　　　　　ときもあります。
　　　　
　　　　　　　　元気で楽しい一年でありますように

秋が届いた

OTTOの友人が毎年地元の梨を送ってくれます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　千葉県の松戸の梨、東京への通勤圏である松戸で梨が生産
　　　　　　　　されているとは知りませんでしたが、千葉県では江戸の頃
　　　　　　　　から梨が栽培されていたそうで、東京の中央市場では茨城、
　　　　　　　　福島についで量が多いそうです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　二十世紀梨は松戸で発見されたと聞いてびっくり
　　　　　　　　その幼木は１０年後に実がなり、鳥取県に持ち込まれたのだ
　　　　　　　　そうです。原木は昭和１９年の空襲で被害を受け、３年後に
　　　　　　　　枯れてしまったということです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　大きな実 色艶もよく美味しそう
　　　　　　　　お福分けをしても、明日から梨三昧


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　本日、IMO-TOから目に美味しいトウモロコシが届きました。
　　　　　　　　　　　　　まだまだ旬です。
　　　　　

いちじくジャム

大好きなイチジクがこんなに熟して、ジャム作り時の到来です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　イチジクが店先に出回り始めた頃からウズウズ。いつジャムを
　　　　　　　　作ろうかと思っていたとき、blue tango さんの記事を見たら
　　　　　　　　時が来たとばかりにジャム作り、開始しました。
　　　　　　　　１パックに６個。まず２パック買ってきました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　皮をむいて小さく切り、ホウロウの鍋に入れ、砂糖とレモン汁
　　　　　　　　をかけて３０分位置いておきます。水分が出てきたら煮ます。
　　　　　　　　アクを取り、時々かき回しながら好みの固さに煮詰めるだけ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　あら熱が取れたらビンへ詰めます。水を入れてないので、冷蔵庫
　　　　　　　　でかなり長く保存できます。もっとも心配するほど長く残っていた
　　　　　　　　ことはありません

　　　　　　　　
　　　　　　　　ママ・ボンヌのジャムの空き瓶（ブルーベリーだけ買う）に
　　　　　　　　詰めて２個できました。
　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　毒見分はちゃんととってあります。ご丁寧に冷凍中のイギリスパン
　　　　　　　　を解凍して食べてみました。こういうことは面倒がらない
　　　　　　　　う～ん、美味しい 幸せ

２００９円ランチ

２００９年にちなんで２００９円のランチ
日比谷に２年前にオープンしたザ・ペニンシュラ東京の「ピーター」で、１１月までの超お得プランです。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　首都高が渋滞、赤坂のあたりはノロノロ。
　　　　　　　　　　　秋を思わせる高い空に突き刺さるようなニューオータニホテル。
　　　　　　　　　　　ここで、１０分ほで遅れますとピーターに電話を入れました。

　　　　　　　　　　　
　　　アッシー君はノンアルコールビール　私達はアッシー君に遠慮してジンジャエール。飲み物は別料金


２種類のバター　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フランスパンと柔らかいパン


前菜は燻製サーモンとサラダ。　　　　　　　　　　　　　　なんの葉かな、可愛い

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　メインは肉か魚。全員肉をチョイス。豚のほほ肉のワイン煮こみ　


デザート　　　コーヒーは別料金。ものすごくたっぷり入っていましたが。

飲み物、コーヒーはお高い　まわりを見渡すと、どのグループもほとんど飲み物は
注文していない。折角の２００９円ランチ、２００９円で済ませなければ価値がなかった
結局一人４０００円かかってしまったから。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　２４階からの眺望(外堀)、行き届いたサービス、本来は万円の
　　　　　　　　　　　美味しいお料理、満足です。
　　　　　　　　　　　今度は２００９円オンリーでもう一回
　　　　　　　　　

蓮の実

はなびらのくづれて蓮の実となりぬ　　軽部烏頭子


蓮の花が終わると真ん中のロート状の種が蜂の巣のように穴が空いて、中から実が飛び出し、
水中に入る。固い皮で白い子葉と薄緑の幼芽が包まれていて、食べられる。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　「蓮の実」「蓮の実飛ぶ」は秋の季語。

　　　　　　　　　　　友人の思い出話。おばあちゃんにあずけられた事があって、
　　　　　　　　　　　お母さんを探して泣いていたらおばあちゃんがお菓子をくれた。
　　　　　　　　　　　甘くて美味しかったので泣き止んだ。それからそのお菓子が
　　　　　　　　　　　欲しくておばあちゃんにあずけられる事が楽しみだった。
　　　　　　　　　　　大人になって、それは蓮の実だと知ったという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　その話を聞いて以来、蓮の実ってどんな味がするのだろうと思っていた。

　　　　　　　　　　　甘納豆屋さんで蓮の実の甘納豆を見つけた。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　蓮の実はそのままでも甘いらしいが、砂糖漬けにすることが多いとか。

　　　　　　　　　　　 ほつほつと蓮の実を噛む微酔かな　　村上鬼城

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　甘納豆、勿論美味しいけど、生の蓮の実も食べてみたい。
　　　　　　　　　　　蓮の実が飛ぶ様も見たいと思う。

　　　　　　　　　　　 静かさや蓮の実の飛ぶあまたゝび　　麦水
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　今日も涼しさを感じる一日。
　　　　　　　　　　　６時過ぎに家路を辿る道すがら、宵の空は羊雲でした。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ずいぶん南から月が出るんだなあ…月例は５.７　三日月が
　　　　　　　　　　　ちょっとおデブになって五日目の月。
　　　　　　　　　　　涼風に空を見上げてみたくなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　

秋の気配

砂の如き雲流れゆく朝の秋　　正岡子規　

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　今朝はほっとする涼しさだった。
　　　　　　　　　　　空を見上げると秋の空、鰯雲が空を覆っていた。

　　　　　　　　　　　 鰯雲人に告ぐべきことならず　　石田波郷

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　鰯雲は鯖雲、ウロコ雲、羊雲などの名でも呼ばれ、秋の雲の代表。
　　　　　　　　　　　羊雲の方が雲の一片が大きいとされるけれど、雰囲気は羊雲がいい。
　
　　　　　　　　　　　 百恵ちゃんが歌ったいい日旅立ちを思い出す。
　　　　　　　　　　　　　いい日旅立ち　羊雲をさがしに…

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　風が吹くたびにサルスベリの白い花びらが流れるように散りしきって
　　　　　　　　　　　夏と別れのダンスパーティ。

　　　　　　　　　　　 親は親子は子の山羊いわし雲　　小池森閑


ご主人様の帰りを待つワンちゃんも今日はいくらかラクだったかな　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

豊作

母が庭に植えた２本のトマトの苗、毎日食べきれない程の収穫です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　今朝採れた分

　　　　　　　　
　　　　　　　　毎日これくらい採れるので、昨日はお隣に貰ってもらい…

　　　　　　　　
　　　　　　　　今日は私が貰ってきたというわけです。
　　　　　　　　セッセと食べても４～５日はあります。

　　　　　　　　母イワク「私だって毎年育てていれば、上手くなるものよ」

　　　　　　　　
　　　　　　　　我が家のベランダ庭園では手をかけないものだから、
　　　　　　　　朝顔市で買った朝顔が伸び放題、スタンドに巻き付いて
　　　　　　　　毎朝たくさんの花を咲かせています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　団十郎さんも健闘しています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　愛情不足のバラも健気に貧相な花を咲かせています。可哀相に

旅さち―青森土産

「旅さち」という青森旅のお土産をいただきました。

　　　
　　　「旅さち」命名の由来です。ふぅ～ん、なるほど

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　青森名産のリンゴを縦に薄切りにしてパイ生地に乗せて焼いた
　　　　　　　　　いわゆるアップルパイです
　　　　　　　　　おなじみのリンゴの半分姿がアイデア

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　製造は「ラグノオ」という弘前のお店。リンゴを使った
　　　　　　　　　いろんなお菓子があるみたい リンゴ好きの私には
　　　　　　　　　どれも美味しそうにみえます。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　包装紙もシンプルだけど可愛い

　　　　　　　　　脱酸素剤は電子レンジに入れないで下さい、と書かれているので、
　　　　　　　　　レンジであたためてもいいんでしょね。やってみよう
　　　　　　　　　

ビーズフラワーアート

ビーズフラワーアート、はじめての世界でした。

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　下永瀬美奈子さんの生徒である友人に誘われて
　　　　　　　　　　　　　銀座で開催中の作品展にでかけました。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ビーズのアクセサリーはよく見ていましたが、ビーズで
　　　　　　　　　作られたこんなに大きな花を見たのは初めて

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ビーズを細い針金に通して布のように並べ、花びらを一枚づつ
　　　　　　　　　造りバラの形にまとめます 花びらの波打つ雰囲気が
　　　　　　　　　リアルで細かいこと

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　硬質なビーズで風に翻るコスモスの花びらがよく表現できるものです。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　わ、美味しそう
　　　　　　　　　こういう練り切りの和菓子、ありますよね。
　　　　　　　　　なんと手のこんでいること

　　　　　　　　　目の保養をさせていただきました。

今日は蒸し暑い　
　午前中、清川先生の古典講座を受け、昼食後少し自主講座で勉強会をして銀座にやってきたので、
　みんなヘバリ気味で銀座を歩いていますと、目の前に、老舗ビアホールのライオンの看板が
　暑気払いだということになりました。


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かんぱ～い


おつまみの定番、枝豆　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソーセージもお約束かな


タコのカルパッチョ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポテトサラダ＆野菜
あと、勝手にいろいろ、鶏のから揚げ←私はキライ とか、カマンベールチーズとか…
もう、写真撮ってる暇がない。「なにチビチビ飲んでるのよ（←私のことです）
ビールはね、泡が消えないうちにク～って飲まないと美味しくないのよ」
だそうです

銀座の街がチラチラ輝き始めるころ、汗ばんだ顔をピンクに染めて、みんな地下鉄に乗り込みました。
足取り軽く、３０度の熱風に送られて。充実した１日でした