京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

アマルフィー

2009-08-20 22:37:04 | ちょっと立ち話
オールイタリアロケという宣伝文句に惹かれて見にいきました。

   
   アマルフィーは南イタリアのリゾート地。紺碧の海岸が作る小さな入り江の奥に
   崖にへばりつくように家が建ち町を作っている。美しい海と町は世界遺産です。

   
   誘拐された娘の母親・天海祐希さんと外交官・織田裕二さんが犯人の指示に
   誘導されて身代金を持って市内、ヴァチカン…と走りまわります。

        
        イタリアの名所旧跡が絵のように、でも違和感なく背景になって
        ストーリーを盛り上げる。

        
        名高いスペイン広場のこの階段を二人は走らされる。メイキングを
        テレビで見たが、10回以上走らされたらしい。
        中央下の走っている後姿が天海祐希さん。

   
   織田裕二さんがカッコいい
   こんな人はいないと思う程カッコいい外交官・黒田康作にピッタリ。
   表には現さない優しさが垣間見られる瞬間までも演じていた。

   織田裕二さんは、台本を読んで読んで演じる人物を深く掘り下げて研究する
   役者さんなのだそうです。

   よくできた映画だと思う。サスペンスだけどいわゆる謎解きものではなくて
   スケールも大きいし、もろもろ豪華。特にサラ・ブライトマンが実際に大統領の前で
   歌うシーンがあったのですよ。美しい歌声にうっとり。
   迫りくる狙撃犯にかぶせて流れる澄んだ声の旋律が観客の緊迫感を盛り上げる。
   
   伏線が何箇所かあって、見ているほうもあっ!と気付く時、映画の中に引き込まれて
   しまっている。あとで、そうだったのか、そういえばアレがと辻褄が合って、ストンと
   納得できるところがいい。
   ラストがどんでん返し気味で、スリルとサスペンスの迫力満点。

   優しい涙もあります。

   因みにアマルフィーはこの映画のキーポイントだったのです。
   な~んでだ? まだ見てない方のためにナイショ。

   久々に映画館に足を運んだけれど、楽しめました
   わがミーハーごころがアマルフィーに行きたいと言っております