京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

超マクロに挑戦

2006-09-30 22:54:19 | ちょっと立ち話
ハゼランという、スベリヒユ科の花。
 1センチにも満たない小さなピンクの花をいっぱい付けています。
 よく見ると可愛い花
 なんとかUPで撮りたいとトライトライトライ

        
        なかなかピントが合いません
        5ミリ単位で、近づけたり離したり…


やっぱりボケてるなあ50点

                
                少しマシになったかな60点


だいぶいいじゃない?80点

                
                どおよ私の中ではこれまでだなあ95点

        
        花の真ん中の黄色い珠が、もうこんなに真っ赤な実になっています。
        この中に種がいっぱい入っているそうです。

        このハゼランにはとっても沢山の名前があるとるなさんに
        教えてもらいました。
        
        三時草三時花午後三時の天使
        江戸の花星月草花の雫
        コーラルフラワー夕日草夜々の花
        そしてお茶花では星の雫とよばれているそうです☆

        午後3時頃に咲いて、暗くなると閉じてしまう
        野生化し、あちこちで見かけますが、原産は遠い南米です。
        日本的な花だと思いましたが。

 
  

招き猫の日

2006-09-29 23:34:03 | 季節のことば
929はくるふく=来る福
 だから招き猫の日なんだそうです。9(=^・^=)9

        
        銀座の「ボザール・ミュー」は猫専門のギャラリー。
        毎年この日に合わせて「変り招き猫展」を開きます


「とらきち」です。
「とらきち工房」草田美津保さん製作=^_^=

                
                あごを上げて天から福を招いているみたい。
                昨年、ボザール・ミューでお買い上げ


後姿がまたかわいいンだこれがまた
とらきち工房では「うしろ手」というジャンルの「とらきち」らしい。

「とらきち」は木粉粘土と石粉粘土を混ぜて原型を作り、
   表面に古布のちりめんを張り合わせて作るのだそうです。


        
        我が家の招き猫たち。コレクションしているわけではなく、
        いただいたり、お土産で買ったり…自然に集まってしました
        この子たちが福を連れて来てくれているかも知れない



酔っております

2006-09-28 23:09:02 | 季節のことば
その名は酔芙蓉
 
 酔芙蓉白雨たばしる中に酔う   水原秋櫻子
 

朝、純白の花びらがほどけるとすぐに一献召されるらしい。

            
            ほんのかすかにピンクを含んでいるみたい


陽が高くなるに連れて頬を染めるようにほんのりピンク色

            
            うなじまで薄桃色に色づいて、ほろ酔い加減が色っぽいこと


陽が落ちる頃には、すっかり紅色に染まって、顔を覆って眠り込んでしまいました。

酔芙蓉とはよくぞ名づけたり
  アオイ科フヨウ属の一日花です。
  9月に入って咲き始めた花は、10月初めまで次々と咲く。
  原産は中国・日本今、見ごろです。



続・烏瓜

2006-09-27 23:01:27 | ちょっと立ち話
フラワーショップ・リベラさんから電話
「烏瓜が入りましたヨ」
リベラさんからの電話はいつだってうれしい知らせ

          

烏瓜の花が咲いていた場所に何度行っても実が見つかりません。
雄花だったのでしょうね。
花スポットを調べてみましたが、2箇所に2~3個の実を見つけました。
でもどちらも庭の中。失敬するわけにもいかず…買うしかない
で、リベラさんにお願いしておいたのです。



                    

緑の時代に付いていた縞模様はどうして消えちゃうのでしょう。美しいのに
オレンジ色がだんだん濃くなってくると共に秋が深まっていくのですね



オレンジ色になったらドライフラワーみたいに飾っておけると言われたけど、
どうしても種が見たい 結び文の種
早く熟してカラカラになあれ

おまけ



フォックスフェイス 確かに狐の顔に見えます。
ナス科原産はブラジルなんですって
またの名をツノナスキツネナス

          

市場から持ってくる途中でどうしてもいくつかは落ちてしまうのだそうです。
勿体無いからディスプレイに飾っていたの。どうぞどうぞ
おまけにつけてくれました 小さい子狐の顔カワイイ



巾着田燃えて

2006-09-25 23:14:44 | 小さな旅
日本一の曼珠沙華群生地です
高麗川が蛇行して作った巾着のような地形
緋色の毛氈を敷いたように曼珠沙華が咲いていた。
まるで燃え盛る炎のように

曼珠沙華燃えて棚田の道細し  高濱年尾

          
          燃えうつることなく燃ゆる曼珠沙華  桔梗きちかう


 

          
          曼珠沙華不思議は茎のみどりかな  長谷川双魚

 
 

          
          火の国の火よりも朱し曼珠沙華  清水徹亮

 

          
          かたまりて哀れさかりや曼珠沙華  田中王城         
          
 

          
          曼珠沙華抱くほどとれど母恋し  中村汀女


 

          

曼珠沙華は梵語で、天上に咲く赤い花の意味
  秋の彼岸の頃に咲くので、別名彼岸花。
  10月に入る頃からいつの間にか花は枯れ散り、しばらくすると細い葉が
  出てくる。葉は越冬して、初夏に姿を消すので、曼珠沙華を
  「葉見ず花見ず」というのだそうだ。

          

道の辺のいちしの花のいちしろく 人皆知りぬ我が恋妻は  万葉集
 (道端に咲いている曼珠沙華のようにはっきりと皆にわかっちゃったよ。
  私の恋女房がサ)
  いちしの花は曼珠沙華と言われています。確かに真っ赤で、人目につきますよね。

巾着田曼珠沙華公園



ホトトギス

2006-09-24 22:24:36 | 季節のことば
野の庭に山が匂ひ来 時鳥草(ほととぎす) 前田正浩

        
        ユリ科なるほど。


花びらの点々模様がホトトギスの羽、もしくは胸の模様に
似てるというのがその名の由来。
茶花に使うために母が植えていましたが、
いつの間にか少なくなって…細々と咲き始めました。

                
                園芸種がたくさんあるそうです。
                生命力が強く、野生種も元気

        
        英名はToad Lily(トードリリー)トードはヒキガエルの意味
        だそうです。やはり点々模様からのイメージらしい。
        ヒキガエルホトトギス
    
        やっぱり、ホトトギスのほうが風流ではありませんか        




風の花

2006-09-23 23:05:47 | 季節のことば
行きすぎて金木犀は風の花   木村敏男

        
        湿り気を含んだ微かな夜風が甘い香を運んできた。
        「あッ、金木犀


まず匂いに気づくのが金木犀の花、それも突然に

                
                ルピナスさんが、金木犀が咲いたと知らせてくれました。
                ほんとに、街中に甘い香が漂いはじめていました。


 街を歩くのが楽しくなる
 こんなにたくさんの金木犀の木があったんだあ
金木犀ふりむく季節来てをりぬ   森川光郎

                
                十字のこんな小さな花のどこに
                こんなに強い香を秘めているのだろう

        
        モクセイ科・中国原産
        5-6日もすると、オレンジ色のシャワー
        地面に散り敷いてオレンジ色のじゅうたんとなる。

心まちし木犀の匂ひが十月の 或る夜かすかに漂ひそめつ  河野愛子

秋が来ました。
               
        
        

吾亦紅(われもこう)

2006-09-22 23:25:53 | 季節のことば
秋ゆえに美しき花よ吾亦紅 音符のごとき花宿らせて  俵 万智

          
          目をこらして、よくよく見ると可愛い赤い花
          確かに「私も赤い花なのよ」と必死に訴えているみたい
          こう見えてもバラ科なんですから

  
乾いたような目立たない花だけど、健気だなあって思う。
仲良し花屋のリベラさんが「大量生産している花ではないので、市場に出回る期間が
短いのよね」と言っていました。


吾木香すすきかるかや秋草のさびしききはみ君におくらむ  若山牧水

           
           牧水は吾木香という字を使っています。
           花言葉は「愛慕」澄んだ、ちょっと寂しげな秋の野に似合います。
           



綿の桃

2006-09-21 22:50:04 | 季節のことば
綿というのは、実が裂けて中から出てきたふわふわの繊維なのです。
裂ける前は桃の実に形が似てるので、「綿の桃」といいます
実が裂けて綿が出てくることを「綿吹く」といいます

          
          綿の花
          アオイ科ワタ属7月頃に薄黄色の花をつけます。


これが「綿の桃」ふわふわ綿を想像できない

                    
                    綿の桃が割れて、綿が現れた
                    コットンボールと呼ばれています。

          
          綿がすっかり開ききると、中に黒いたねが、
          まさにマワタにくるまれていた
          この綿が花のようにみえるので、綿花といい、
          黄色い花のことではなく、綿花は綿そのもののことをいうのです

綿は紀元前2000年にはインドで繊維をとるために栽培されていました。
  かつては、日本にも綿畑がいっぱいあったそうですが。

  コットンフィールドというと、「風と共に去りぬ」を思い出します



ロシアチョコレート・カタログ

2006-09-20 22:10:39 | ちょっと立ち話
新潟に「まつや」というロシアチョコレートの専門店があるのだそうです
新潟にいる妹が送ってくれました

          
          マトリョーシカの箱がかわいい
          箱好きとしては

  
杏ゼリー             りんご             抹茶のクリーム

   
ヌガチジ             チョコのクリーム        杏のマジパン

   
レーズン             パイン             アーモンドのクリーム 

  
イチジク            プラムマジパン         プラムゼリー


これだけの種類が入っていました
  包み紙ではおいしさはわかりませんよね。
  ベスト1はイチジク
  りんごプラムゼリーもおいしかった
  でもあまいチョコレート自体は特別なものではなく…
  中身の種類がいっぱいあって、楽しめる