まるで万華鏡

今日はポカポカ陽気、気温も１９℃まであがりました。
葉ぼたんの花茎が伸びて…

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　クレープのように一枚一枚広がってゆく。

　　　　　　　　
　　　　　　　　真上から見ると菜の花の蕾のような緑のぼんぼん。くるくる回って姿をを変える
　　　　　　　　万華鏡みたい。

　　　　　　　　
　　　　　　　　茎の途中から薄むらさきの葉と小さな蕾がちょこっと顔を出している。

　　　　　　　　
　　　　　　　　白いレースのような葉ぼたんも豪華でかわいい。

　　　　　　　　草も木も花も、そして私も思いっきり伸びをしたくなりました。
　　　　　　　　でも明日からまた寒くなるそうです。　　　　　　　　　　　　　　

梅のとき

紅梅・白梅・ピンク梅、そして盆栽も。道を歩けば、塀越しにたくさんの梅の花に会えます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　予報より早く、朝から雨です。小ぬか雨が降ったりやんだり。

　　　　　　　　
　　　　　　　　う～ん、なんと芸術的な枝ぶり！

　　　　　　　　
　　　　　　　　惜しい！竹があれば「松竹梅」だったのに。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　まん丸の花びらが可愛い。紅色のガクが白い花びらをほんのり
　　　　　　　　　　　　　　ピンクに染めている。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ココが空き地の時からひっそり花を付けていた梅。

　　　　　　　　心の中で一人ごとのようにおしゃべりしながら花探し。こんな所にへ～、ふ～ん、
　　　　　　　　なんていろんな発見があるもんです。

おまけの一品

　　　　　　　　
　　　　　　　　おもしろいでしょ、って貰いました。くまもんのチロルチョコです。
　　　　　　　　サツマイモの黄色いチョコの中（確かにサツマイモ味！）にグミ（これが団子なのか）が
　　　　　　　　入っていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

すぺいんささげ

―・すぺいんささげの鉢を
　　外へだしてもよい頃となりました

　　今夜から明日の朝へかけて
　　太平洋の沿岸は
　　暖かい雨になるだろうと
　　海洋測候所は報じてゐます　　　　　「春」　田中冬二

春の近いことを感じる頃になるときまってこの詩を思い出します。
「すぺいんささげ」って何の花なのかはっきりわかりません。
私はスイートピーだと思っているのですが。

同じ冬二の詩。

―・四月の雨よ
　　あかるい四月の雨よ
　　　　：
　　　　：
　　しかしあんまりさう誘惑しないでくれ
　　すぺいんささげはつるをのばして
　　むかしの野生にかえるといけないからね
　　　　：
　　　　：

この「四月の雨」という詩の中にもすぺいんささげが登場します。

お花屋さんの店先にスイートピーが並ぶとああ、春がくる！と浮き立つ気分になります。

　　　　　　　　
　　　　　　　　浅い春のような淡いピンクのスイートピーを活けました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　今日はホントに春を実感する暖かさ、買い物歩きもゆっくりとなります。
　　　　　　　　大きなおウチのフェンス越しの紅梅、真っ盛りです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　華やかで優雅な絵巻物のような梅、きっと名を持つ名木なんでしょうね。

　　　　　　　　
　　　　　　　　窓辺の猫、外の暖かさを感じているのでしょうか、行き交う人を挑むような目つきで
　　　　　　　　眺め続けていました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　雪が降った頃は固く巻いていたパーシーカラーもいっせいにに開きました。

　　　　　　　　東京は明日、午後から雨の予報。気象庁が報じています。春の使者の暖かい雨でしょうか。
　　　　　　　

ケーキセット

銀座エクリュでお気に入りの器を手に入れた後、３時のティータイム。

　　　　　　　　
　　　　　　　　エクリュの近くにあるお馴染みの喫茶店が珍しく満席、少し歩いてブールミッシュの
　　　　　　　　ケーキショップを発見。ショーケースをしげしげ覗き込み、それぞれ決心の一品！
　　　　　　　　「苺のタルト」

　　　　　　　　
　　　　　　　　「苺のパンケーキ」…ちょっとボリューミー！へへ…私のチョイスです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ブールミッシュ銀座本店限定とのタグに惹かれたそうで！
　　　　　　　　「シブースト」中に煮りんごが入っているそうで、私、そこにも惹かれたんだけど…

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ケーキセットの飲み物は全員ストレートティ。

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　色とりどりのハート型マカロン。サンドされたクリームが違うそうで…
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　バニラと苺の味のマカロンをお土産に買いました。

　　　　　　　　　　　　　　お気に入りを買った時は帰宅して包みを解くのが楽しみ！

ー桜と雪雫ー

森　多佳子さんの染付展です。

　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　森　多佳子さんは絢爛と咲き誇る華やかな桜を藍一色で描き出し、花と戯れる
　　　　　　　うさぎのあどけない動きは絵本のよう。回を重ねるごとに絵柄は多彩を極め、
　　　　　　　チャレンジし続ける手法に毎回楽しみが増すのです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　桜と兎がメルヘンチック。
　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　香合やしょうゆ差しも兎の姿そのままが可愛い。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　壁に一客づつ飾られた器、こんな風に飾っておくのもステキ！
　　　　　　　　　　　　　　狭い我が家では無理だけど！

　　　　　　　　
　　　　　　　　なんて楽しい絵柄。兎さんがそれぞれ楽器を持っています。今にも音楽が流れて
　　　　　　　　きそう。５枚のお皿に３匹づつの兎、全部楽器が違います。これにケーキを乗せたら
　　　　　　　　可愛いだろうなあ、と財布の中身をはたくことに。迷って迷ってこの３枚を買いました。
　　　　　　　　５枚揃っていたら楽しかったのに…（予算オーバー）
　
　　　　　　　　
　　　　　　　　もう１客、茶碗を買ってしまったから。雪解け水をかき混ぜている兎さんなんですって！
　　　　　　　　あまりの可愛さにどうしても欲しくなって…。

　　　　　　　　何に使おうか、考えつつ眺めているだけでもうれしい

今年もきんかん

毎年おいしい金柑をいただきます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　箱を開ける前から柑橘のかぐわしい香りが漂う。

　　　　　　　　
　　　　　　　　大きな金柑！いつも丸かじりが美味しいので早速かじってみる。まさに香気が飛び散る。
　　　　　　　　ちょっとほろ苦味があって、一度にたくさん食べられないところがいい。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ツヤツヤの大粒な実は見ているだけで幸せになるくらいきれい。

　　　　　　　　
　　　　　　　　丸かじりもおいしいけれど、いっぺんに食べられないので、半分ジャムにした。
　　　　　　　　アツアツのトーストにとろりと乗せて…想像するだけで美味しい！明日の朝が楽しみ。

冬生まれ誕生日会

古典講座仲間の恒例の誕生日会です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　代官山の一軒家レストラン「シェ・リュイ」で。

　　　　　　　　
　　　　　　　　玄関を入ると可愛いい花のアレンジが出迎えてくれます。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　赤・白のワイン、ぶどうジュース、ジンジャエール、オレンジ
　　　　　　　　　　　　　　ジュースなどで先ずはカンパ～イ

　　　　　　　　
　　　　　　　　オードブル：野菜のマリネ・サーモン・玉ねぎのタルト

　　　　　　　　
　　　　　　　　パン。シェ・リュイはもともとはケーキとパンのお店。自家製パンが美味しかった！

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　野菜のポタージュスープ。デミタスカップ位の分量ががいい。

　　　　　　　　
　　　　　　　　メイン魚：ホタテと白身の魚（何？聞き逃した！）と温野菜。ソースが美味しくて
　　　　　　　　勿論パンでぬぐってきれいに食べました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　メイン肉：牛肉の赤ワイン煮込み。柔らかい肉でした。陽があたってよく見えないけど
　　　　　　　　クレソンの下にあるのはマッシュポテト。超滑らかでおいしい～！

　　　　　　　　
　　　　　　　　デザート：プリンとアプリコットのタルト。誕生日の人には名前の書かれたプレートが
　　　　　　　　乗せられていました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　＋飲み物。

　　　　　　　　
　　　　　　　　部屋の中。奥に一段低くなった広間もあり、明日は結婚式がおこなわれるそうです。
　　　　　　　　そして、わがグループが帰る頃には誰もいなくなった…。

　　　　　　　　夏の誕生日会まで、エネルギー、充電したわ！とみんなオナカいっぱい、元気いっぱい
　　　　　　　　になりました。
　　　　　　　　

花ふきん

ふきんはずっと奈良の蚊帳ふきんを愛用しています。
　
　　　　　　　　
　　　　　　　　使い込むほどに柔らかくなって使いやすくなります（と言っても、どうしてもしみ
　　　　　　　　などが付いてしまい汚れて使えなくなる事はあるわけで…）

　　　　　　　　
　　　　　　　　江戸時代から麻織物を扱う中川政七商店の小物商品を扱う、遊・中川と言う店で
　　　　　　　　いつも買っています。奈良に行った時には白雪ふきんという蚊帳ふきんを買って
　　　　　　　　きます。こちらの方がシンプルで安いので気にっているのですが、東京には販売店が
　　　　　　　　ないのが残念。
　　　　　　　　京王デパートに出店していた遊・中川が昨年末で撤退、困っていたところ、
　　　　　　　　ネットで調べ、伊勢丹に入っていることがわかって早速仕入れてきました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　綿１００％の蚊帳生地、大判で好みの厚さに畳んで使え、吸湿がよく、速乾。
　　　　　　　　広げておけばあっという間に乾くので、すぐ洗ってすぐ使えるのが最高。

　　　　　　　　
　　　　　　　　格子柄のふきんは初めて見ました。新作かな？洗って糊を落として干しています。
　　　　　　　　使っていくうちにフワフワになります。

　　　　　　　　みずがめ座なので 皿洗いなどの水仕事は好きです。お皿をキュッキュと
　　　　　　　　ふきんで拭くのはちょっと幸せの時、花ふきんは幸せ気分の助っ人です。

雪間の梅

雪か梅の花かと歌に詠まれたのは白梅、紅梅は雪に映えて鮮やかです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　鉢に植えられていた紅梅、父が逝ったあと、手入れ法がわからないので庭に下ろしました。
　　　　　　　　それがよかったのか、だいぶ大きくなって、いの一番に色のない庭を彩ってくれます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　見上げれば、比較的遅咲きの梅がポツポツと開き始めています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　家を建てた時に近所の園芸農家の植木畑から、父が自ら選んで植えてもらった、
　　　　　　　　お気に入りの梅です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　少し枝垂れているので、傘のように剪定してもらっています。上品な雰囲気で
　　　　　　　　私も気に入っています。

　　　　　　　　この梅の花が咲くと春が近いなぁ、と例年なら安堵するのですが…。
　　　　　　　　

雪の中からクリスマスローズ

泰然と雪の中から首をもたげています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　母の庭の片隅の馬酔木の根元を、居場所と定めたかのようにどんどん増えています。
　　　　　　　　暗紫色の蕾が見えていますが、２種類の領地が混ざってしまったようです。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　すっぽり雪に埋まっていたのに、花はちゃんと雪の上に顔を
　　　　　　　　　　　　　　出しています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　雪に負けない清らかな風情です。なんか健気で何回もシャッターを押してしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　大きな葉に守られているような蕾たち。

　　　　　　　　
　　　　　　　　去年より一段と花数が増えたみたい。雪にもまけず元気に咲いてくれそうです。

　　　　　　　　クリスマスローズ：キンポウゲ科ヨーロッパ～西アジア原産