京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ゆべし

2009-11-30 23:26:47 | 美味しい♪
福島県郡山のお土産、いただきました

        
        紙袋を覗くと、見たことのある箱が出てきた
        郡山の名物「ゆべし」、箱の模様が懐かしい~

        
        これこれ、この懐かしい形。
        ゆべしはお米の粉で作るんだそうです。そう、お餅ですよね、

        
        あんを包んで、けしの実をかけてあります。
        あんを包んでからまた蒸すのだそうで、この鼈甲色がきれい。

        
        郡山のゆべしはこの三角の形が特徴的。
        坂上田村麻呂が二羽の丹頂鶴に育てられたという伝説にちなんで
        鶴が羽を広げた姿を写したのだそうです。

        父が転勤で郡山に住んでいたことがあるので、かんのやのゆべし
        はよく食べました。ういろうと一緒で好き嫌いが分かれるのですが
        私は大好きです。

黄落(こうらく)―いちょう散る

2009-11-29 23:04:58 | 季節のことば
黄落の日々こがね透くごとくなり  松村蒼石

  
  神宮外苑のいちょう並木はまさに黄落ざかり。天も地もこがね色に輝いています。

        
        朝日のスポットライトを浴びてまばゆいほどに精一杯の金色。
        
        少しづつ人が出始めて、ゆっくり歩けなくなって、そろそろ退散

        
        敷きつめし銀杏落葉の上に道  池内たけし

        金色の絨毯の上を優雅に散歩するゴールデンレトリバーに
        会いました。朝は歩道を誰もゆっくり歩いていたのに…。

        
        蹴ちらしてまばゆき銀杏落葉かな  鈴木花蓑

             
             去年はここに黄色いスポーツカーが停まっていて
             絵のようだった…今年はちょっと可愛い

         
         金色(こんじき)の小さき鳥の形と与謝野晶子が歌ったいちょうの葉が
         地を覆うといよいよ秋ともお別れです。最後の秋の輝きのような
         いちょう黄落、しみじみ眺めてきました。

迎賓館赤坂離宮

2009-11-28 23:52:20 | ちょっと立ち話
天皇陛下御在位20年を記念して、迎賓館が26日から今日まで一般公開されました。

     
    公開されるのは前庭だけですが、気分は賓客。

         
         正門。上部には菊の紋章が取り付けられています。

         右側の入り口を入るとテントの中で荷物検査をされます。


赤坂離宮本館前広場に入る手前にもきらびやかな門があります。

         
         もともとは、ここ赤坂に明治42年、東宮御所として
         建てられたので赤坂離宮とよばれているのだそうです。


外国の賓客をもてなすため施設として改修、昭和49年に
完成しました。ここが本館北側の公式玄関。

         
         玄関中央の扉。菊の紋章入りです。


車寄せから正面玄関へ。外壁はすべて厚い花崗岩。そのために
関東大震災にも耐え、今日に変わらぬ姿を残していてくれます。

         
         明治の時代に日本人によって初めて建てられた
         ネオ・バロック様式の西洋建築、フランスのベルサイユ
         宮殿などをモデルにしているそうです。

         中は見られませんが写真によると雰囲気が同じです。

         じつは迎賓館が完成したとき一般公開の抽選に当たって
         見学に来たことがあります。中も見たのですが、ものすごく
         若い時だったので覚えてなくて残念です

         受付案内の職員の女性に、お天気でよかったですね、と
         言われました おかげで花崗岩の白と屋根の緑と
         装飾の金が青空によく映えていました。
 

冬隣(ふゆとなり)

2009-11-27 22:15:38 | 季節のことば
押入の奥にさす日や冬隣  草間時彦

         
         今日は暖かな散歩日和でしたが、ヤツデの花がプチプチと
         角を出し始めると、冬がすぐ隣に居るんだなと感じます。


大きな厚い葉で場所をとる割には地味な花、でも花の少ない
この時期、小さな虫たちが集まっていました。

         
         ビルの小さな土スペースに可愛い赤い実、ソヨゴのようです。
         ビーズのようなまんまるな実が可愛い。


ソヨゴ:モチノキ科 風が吹くと葉がそよそよとそよぐ音から
付けられた名だとか。そよぐ音を聞いてみたいものです。
冬青と書いてソヨゴ。常緑樹はみんな冬青なのに。

         
         純白の山茶花は寒さに負けない健気さを感じさせる。


やわらかな白絹のような花びらは何枚あるのでしょう。

         
         ハンギング邸の柵にかかっていたバコパ。
         花が大きいスコーピア、タグにはガリバースノーと書かれています。
         花が大きいからガリバー、雪のように白いからスノー…かな


もともとの色は白。冷たい夜露に当たってピンクに。
フェンスに沿って咲き乱れている小菊たち、秋の終わりを
ヒシと感じさせてくれる風情。

         
         トタンの塀の上から垂れ下がっている黄カラスウリを見つけた
         風に翻った葉の下にマルマルと育った青い実が見えました。

         明日からまた少し寒くなるそうです。
                           

六本木ミッドタウン・クリスマス

2009-11-26 21:22:12 | 季節のことば
ミッドタウンのクリスマスイルミネーションはブルーの光の絨毯
          
         
         正面に見えるオレンジ色の塔は東京タワー。

             
             ブルーの絨毯の隅っこにある木もクリスマス衣装を
             着せられて輝いています。

         
         木の後がミッドタウン。        


ブルーのライトの中にシルバーの光が縦横に走る…

         
         まるで波が寄せたり引いたりするように姿を変える絨毯。
         時々漆黒の海原になる。
         

流れる銀の道を辿って、見飽きない。

         
         後方の木から木へも七色の光が走る…


ミッドタウンへ渡る歩道橋から見下ろして。

         
         橋の下は駐車場とリッツカールトンホテルへ入る道。

         ブルーのグラデーションだけの光が清らかな華やかさを
         感じさせてくれるイルミネーションでした。

クリスマス アフタヌーンティー

2009-11-25 23:40:29 | 美味しい♪
洋菓子研究家の加藤千恵さんが期間限定でクリスマス・アフタヌーンティを開きました。

      
      
      自由が丘の自宅の1Fがケーキ教室。以前はウイークエンドの
      ティールームも開かれていましたが、今は期間限定のイベント
      のみ。今回は1ヶ月早いクリスマスです。

             
            クリスマスディスプレイの中庭を背景にアフタヌーン
            ティーの三段トレー。(二人分)

         
         一段目トレーにはサンドイッチとキッシュ。


サンドイッチは胡瓜。

         
         二段目はスコーン。サクサクふわふわ、でもパサついてなく美味しい


スコーンにつける4種類のジャムと生クリーム。

         
         一番上はケーキ4種類と巨峰のゼリー。


大きなトレーに並べられたケーキの中から追加が一つ選べます。
山小屋のようなチョコレートケーキ。

         
         迷いに迷って、可愛い苺ロールケーキをチョイス。


勿論お茶も選べます。オーソドックスにnantokakantokaアッサムに。
銀のポットでコンサバティブなティールール。

         
         夕暮れの中庭にはろうそくが灯されて、しっとり優雅なムード。

         
         玄関の大きな迎え花、暮れなずむ贅沢な空間で
         優雅に美味しいひと時を過ごしました

二の酉

2009-11-24 23:52:54 | 季節のことば
新宿花園神社の酉の市に行ってきました。

        
        そもそもは11月の酉の日に行われる鷲(大鳥)神社の祭礼。

        大鳥神社は日本武尊(やまとたける)を祀り、開運、商売繁盛
        の神として信仰されています。

        酉の市は初酉を一の酉といい、次が二の酉、三番目が三の酉、
        今日がニの酉でした。(今年の11月は三の酉はありません)

        
        出かけた帰りで、午後8時頃のお参りだったので、花園神社
        は押すな押すなのラッシュ、拝殿まで近づけないくらい。
        大きな熊手を高々とかざして人並みにもまれている人も。

        
        参道には屋台と共に縁起の熊手を売る小屋がずら~と並び、大小の
        熊手が掲げられています。もうだいぶ売れて少なくなっていました。

        
        浅草鷲神社では、日本武尊が戦勝のお礼参りをしたのが11月の
        酉の日であったので、その日に祭礼を行うようになったとか。
        その際に日本武尊が社前に武具の熊手を立てかけたことから
        熊手を縁起物とするようになったそうです。
     
            
            熊手は福やお金を掃き込む、掻き込むというわけで、
            商売繁盛の縁起物にされています。

            熊手は年々大きくしていかなければならないそうで
            一番小さな熊手を買いました。たくさんは掻き込め
            ませんが、小さな幸せでいいんです、お願いします。
            

新年用プランター

2009-11-23 20:26:50 | ちょっと立ち話
この頃は葉牡丹が可愛くてきれい。

         
         ミニ葉牡丹をいろいろ、寄せ植えにしました。
         大きな従来の葉牡丹は置き場所がないし、存在感が
         ありすぎて余り好きではなかったけれど、ミニの葉牡丹は
         花の感覚で植えられる。
        

葉の色も形も多種で組み合わせられるし。

         
         長い間楽しめるし、花の少ない冬の庭のアクセント。


先日のビオラが気に入ったので、もう一鉢分追加。

         
         今度は紫・ピンク系でまとめたつもり…


ビオラもたくさんの色や模様があって迷う

         
         ビロードのような薔薇色。こんな色も捨てがたく
         仲間に入れました。
         結局、色とりどり、楽しい鉢になってしまった…

寄り道 益子

2009-11-21 23:41:16 | 小さな旅
OTTO家のお墓参りに行った帰りに益子に寄りました。

         
         益子の町のメイン通りには益子焼きのお店がずらり。
         窯元共販センターの駐車場のシンボルの大ダヌキ


共販センターの広場にはテントの中でたくさんの陶器が
所狭しと並べられています。

         
         こんな古い構えの店もあります。


可愛い中ダヌキ・子ダヌキもいっぱい。


それで、益子名産がタヌキのぽんたまんじゅうなんですネ。沖縄黒糖のふかふかまんじゅう、美味しいヨ

         
         益子メッセの広場では新そば祭り。


惜しいことにちょっと茹ですぎの感あり

久しぶりに暑いくらいの日差し、大好きな器めぐりを楽しみました。

寒い日の中華

2009-11-20 22:02:51 | 美味しい♪
山の上ホテルでの清川妙先生の講座を受講したあとはランランランチ。
「寒いので温まるメニューを選びました」と「新北京」のお任せチョイス。

         
         先ず、小龍包。アツアツのスープがジュワーと流れ出て
         フハフハオヒシヒ~


カニチャーハン。チャーシューやアスパラなど具沢山だけど
パラパラで美味しいこと

         
         豚の細切りとザーサイの麺


デザートは桃まんじゅうと杏仁豆腐。

どれも美味しくて温まりました。グッドチョイス

         
         いつも教室にお花を持ってきてくださるOさんが今日の
         ために選んできてくださったのは立派なグロリオーサと…


ピンクのアンスリウム。まん丸な小さな蕾の付いた枝は何かな?

         
         グロリオーサの蕾はこんな形をしてるんですねえ
         開くと花びらの縁はフリルになってグイッと反り返り、
         まるでかがり火のよう。
         アフリカ、熱帯アジア原産、ユリ科。キツネユリという別名
         はキツネ火のイメージとか。本来は真夏に咲く花だそうです。

         思いがけない、楽しい、元気の出る取り合わせでした。
         頭もハートも胃袋も活性化した一日でした。