京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

天国の青

2006-08-31 23:46:04 | 季節のことば
ヘブンリーブルーという西洋朝顔です

          
          澄んだ青です
          地上に咲いた天の色


ご近所で咲いているのを、毎日数を数えつつ眺めています。

夏の始まりに、信州の園芸園で見つけて2鉢の苗を購入
蔓がぐんぐん伸びて、いつ咲くかと心待ちに。
10日ほど前に一つだけ花が咲きました。
それ以後パッタリと

                    
                    ヘブンリーブルーは8月から11月までも
                    花が咲き続けるとのこと。
                    我が家のもこれからかなって
                    期待を込めて、長い目でみることに

          
          和名はソライロアサガオメキシコ~熱帯アメリカ原産
          この頃人気で、愛好家倶楽部もあるそうな
          穢れのない、まさに天国を思わせる青に吸い込まれるのでしょう



いちじくジャム

2006-08-30 22:44:11 | ちょっと立ち話
いちじく、大好き
いちじくが色づくと夏の終わりを想う


よく熟れて、きれいな色。
お店に並んでいるとつい買ってしまう

                  
                  一回目のパックは、皮をむいてそのまま食べる
                  二回目のパックはジャムを作ります

  

作り方はとっても簡単
  ①いちじく5~6個の皮をむいて、ころころに切る。
   (大きいいちじくなら縦に8等分して、さらに横半分に)
  ②ホーローかステンレスの鍋に入れ、グラニュー糖70gと
   レモン汁大さじ1を加えて火にかける。
  ③中火にして、木ベラでやさしくかき混ぜながら煮詰める。
  ④ブランデー、コアントローなどを大さじ1入れ、
   好みの固さになったら火を止める。

         
         美味しくできました 少し固めのほうが好き

ほかの果物にはない独特のすっきりした香りが好き
  この無味な匂いが嫌という人もいるけど…

  いちじくは食物繊維が豊富で便秘解消、二日酔いの防止、抗がん作用と
  健康にいい働きをしてくれます。いちじく好きにはうれしい効能
  熟していない実はダメ、下痢するそうですよ。

いちじくはクワ科・アラビア南部原産。江戸時代には日本でも栽培されていました。
  無花果と書きますが、実の中につまったつぶつぶが花
  おもしろい実ですね


         
         ご近所のいちじく
         赤くなった実が一つ、二つと消えているので、
         ちゃんと収穫しているみたい
         (心配せんでもよろしッ


                   

日本橋でランチ(^^)v

2006-08-29 22:50:12 | ちょっと立ち話
メルヴェイユというフランス料理の店です。

OTTOが友人に薦められたとか。待ち合わせてランチしました。

オードブル

シマ海老のブラマンジュ
なんておしゃれ海老の濃厚な旨みがたっぷり

                  
                  フォアグラのシブーストおっいしー

メイン料理
 
鴨ロースト                  小鯛…料理名は忘れた

デザート
 
ロールケーキとヨーグルトアイス     シュークリームとプリンと紅茶のアイス
「あんまり美味しくてヤバイ」とのお薦め  細いグラスに入っているのがプリン

コーヒーとともに
 
可愛いフィナンシェ            最後にデミカップのハーブティー

         
   
         シンプルなこじんまりとしたお店で、気取らずに
         フランス料理がいただけます。
         32歳の新進気鋭のシェフが素材選びは勿論、料理法も
         工夫を凝らした手の込んだもの。楽しい料理でした

         ライト不足で少々暗めですが、A・B両コースを並べて
         
メルヴェイユ 私もお薦めのお店です




ベジタブルな花

2006-08-28 22:35:00 | ちょっと立ち話
わけあって、野菜の名前が付いています


ヨウシュヤマゴボウヤマゴボウ科
北アメリカ原産アメリカヤマゴボウとも言われる。
根がゴボウに似ているのが名前の由来

                
                小さな白い花の真ん中にポチッと緑の子房がついている。
                これが熟すと赤黒くなり、触ると濃い赤紫の汁で手が染まる

ヨウシュと冠がついているからには、ただのヤマゴボウもあるわけですが、
 本家のほうは、めったにお目にかかれなくなってしまったそうです。
 ヤマゴボウのほうは、花序が直立で子房が8個にはっきり分かれているのが特徴。
 原産は中国 本家もヨウシュもゴボウとは名ばかり有毒だそうです



ヤブミョウガツユクサ科(へえ~
葉がミョウガに似ていて、藪や木の下に生えるからというのが名の由来

                
                よく見るとまんまるの可愛い花びら。
                秋に青紫の実になります
                実が落ちて繁殖するのと同時に地下茎でも増えるとのこと。
                どおりで、いつの間にかあちこちで花が咲いています。

学名を「pollia japonica」という通り、日本的な花とされています


付録:食べられる野菜も一つ


母が庭の一角で育てています。
十六ささげという豆らしい。
さやの中に十六の豆があるからだとか、とにかく長い30センチ位はあります。
いんげんより柔らかく、甘みがあるような気がします

                
                花は薄いオレンジ色。しかし、スィートピーのように
                開いている姿を見たことがない
                にょろにょろとよく実ります
                ご近所に配ったり、さっと茹でて冷凍したり、
                うんざりするくらいの収穫です





ゼフィランサス

2006-08-27 23:14:48 | ちょっと立ち話
「玉すだれ」のことと聞けば、なあんだ

        
        
        ヒガンバナ科ゼフィランサス属 中南米原産
        日本には明治の初期に入ってきて、野生化したとのこと。
        よく見かけますものネ

        ゼフィランサス属にはもう一つ、「サフランモドキ」が
        あるそうです
        「サフランモドキ」は見たことがないのですが、
        区別がつきにくい花に「ハブランサス」というのがあります。

        

        調べてみたら、ホント「サフランモドキ」と「ハブランサス」は
        そっくりです。
        どこが違うのでしょう
        こちらもヒガンバナ科。ハブランサス属で中南米原産です

        「ゼフィランサス」も「ハブランサス」も雨が降った後に
        いっせいに咲き出すそうで、レイン・りりーと呼ばれているそうです
        サフランモドキを探して比べてみないと…



アラビアジャスミン

2006-08-26 23:42:39 | ちょっと立ち話
清清しい、いい香りが漂っています。
 

          
          「アラビアジャスミン」と言う名と花の白さに惹かれて
          求めてきましたが、なんと香りのいいこと
          花が一つ開くたびに、咲いたとわかる位


花は夜に開くのです。
しかもあくる日の夕方にはほとッと落ちてしまう1日花だったんです
でも蕾は次々に途切れることなく開いてくれます

                    
                    日本名は茉莉花(まつりか)といいます。
                    これが茉莉花なのかあ
                    ジャスミンティーにするあの茉莉花
                    モクセイ科というのにもビックリ
                    東南アジア原産だそうです。


思い違いをしていたことに気付きました。
この花が茉莉花だと思っていたのです


調べたら、この花は「蕃茉莉(ばんまつり)」ということが
わかりました。咲き初めは紫、日がたつにつれ白くなります。
やはりあまい芳香があります。
ナス科なんですって 原産は南米だそうです。

いろいろはっきり解って、すっきりしました

             
                    

秋の紫

2006-08-25 23:41:41 | 季節のことば
ひとふさの葡萄を持てば君が手に 
                  流れるごとく秋の紫  福田栄一

          
          一粒づつ、アメジストのように葡萄の実が輝きだしました


飛びついて採るわけにもいかず、
イソップの狐の心境がよくわかる…

                    
                    美しいけど酸っぱいに違いない

                    よそ様の花や実は見せていただいて、
                    楽しませていただければ幸せ


          
          ブルーベリーも収穫時ですよ~
          余計なお世話だっちゅうの



食べられる秋の黒はおいしい
この頃は巨峰も種無しが主流
そのうち皮なし葡萄なんていうのも出来たりして

そうそう、去年のPassyさんのblogの「甲斐路派巨峰派」対決を思い出しました。
あのPassyさんの巨峰写真がとてもきれいだったので

ともあれ、木の実が色づいてきてうれしいたとえ見るだけでも

突抜忍冬(つきぬきにんどう)

2006-08-24 23:13:05 | ちょっと立ち話
名前がわかりました
6月3日した紅色のスイカズラの名前突抜忍冬(つきぬきにんどう)でした。

          
          クリスタル・レッドの実がついています。残花ひとつ

 
 突抜忍冬は勿論スイカズラ科北米原産
  
                    
                    白いスイカズラには、黒い実がつきます。
                    赤い花だから、実も赤いのかなあ

          
          電車の窓から発見したのです。赤い実がキラッキラり
          次の駅で降りて、戻って、パチリ
          待ち合わせに遅刻してゲットした写真です



夢は夜ひらく

2006-08-23 23:04:57 | 季節のことば
烏瓜の花は夜に咲く
  今までこの美しさに気付かなかった…
  見たかったのです

 
垣根や木に巻きついて、大きな葉をはびこらせている烏瓜。
 重なる葉の隙間に蕾を出して、日が落ちると少しづつひらき始める。

 
縁取りのレース糸はこんな風にきれいにまかれていたんですねえ
はらはらはらりとほどけていきました。




 
 こんなに沢山の糸があの小さな蕾の中に眠っていたのね。

                    
                    うなじの後れ毛を掻き揚げる美人の後姿

          
          烏瓜の花の神秘的な美しさ何のためにこんなに?
          朝日が昇る頃、みごとな糸はくるくるとたたまれてしまいます。
          
          真夏のたった一夜の夢


烏瓜の別名を玉梓(たまずさ)と呼びます。
  玉梓は古語で手紙・便りのこと。
  あの赤い実の中の種が、いにしえの人の結び文に似た形をしているから。
  それで、花ことばは「よき便り」「深い語らい」だそうです。
  その種は咳止めの薬になるそうですが、根のでんぷんが天瓜粉(てんかふん)の
  原料だったと知って、びっくり へえ~
  若い実は食べられるそうです

花見せてゆめのけしきや烏瓜   阿波野青畝

  

プロポーズの花

2006-08-22 22:28:44 | ちょっと立ち話
友人の甘い思い出です。

その日、彼が白い花の束を抱えてきました。
「はい」と渡された花はジンジャー 
甘い香りが漂って、それだけでうれしくなりました。
彼のプロポーズを勿論OKしました。

 
 一緒に歩いていて、花屋の店先にジンジャーの花を見つけた時、
  その友人が言いました。『この花、プロポーズする時、彼が抱えてきたのよ』

                  
                  バラやカトレアでないところがカッコいい
                   ジンジャーの花を見るたびに友人のプロポーズ
                   ストーリーを思い出します。
                   そして夏もそろそろ終わりだなあと感じるのです


ジンジャーは百合のような白色の生姜という意味からジンジャー・リリーと
  名づけられ、次第にジンジャーと短縮されたということです。
  ショウガ科・インド原産
  原種は白、改良されて、黄やオレンジの花が出回っています


 
 オレンジ色のジンジャー

                  
                  2メートル位はあります。
                   しかも、何十茎も固まって植えられていて
                   ジンジャーの森のようです
                   さる大地主さんのお屋敷の入り口で発見して感動

          
          揚羽蝶が盛んに蜜を吸っていました。
           オレンジ色のジンジャーと黒揚羽蝶のコントラストは
           きれいだったのですが、シャッターチャンスを捉えられませんでした

           オレンジ色もきれいだけれど、プロポーズするならやっぱり白が