京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

かりん、かれん!

2021-03-31 23:09:02 | 季節のことば

駐車場の塀越しに見える花梨の木、かわいい花がポツポツと咲き出したけれど…

        

        幹が太いので、古い木と思えるが、かりんの花は花柄が短く幹にくっつくように

        咲くので、なかなかいい角度で撮影ができずもどかしい。

        

      今の時期に咲く美形の花はバラ科の仲間が多い。なかでもかりんはふくらみのある

      花びらのかたちと色が可憐。やはりなかなかご近所でお目にかかれないけれど、

      春の誕生を感じさせてくれる花です。      


ジューンベリー

2021-03-30 23:45:44 | 季節のことば

ジューンベリー、楽しみにしている開花です。

        

        塀越しに勝手に鑑賞させてもらっています。このお宅の庭でしかお目に

        かかれないので、毎年、今年はどんな咲き具合か、桜なみに気にかかります。

              

              今年の花は少な目かな。背が伸びて増々撮影がしにくくなりました。

              ジューンベリーと言う位だから、6月に赤いまんまるの小さな実が

              なります。やがて黒くなって鳥たちのご馳走になります。

 

        

   


名残の桜

2021-03-28 20:48:42 | 季節のことば

今夜から雨と言う予報、満開の東京の桜は見納めでしょうか。

       

       先日我が家でステイホーム花見をさせてくれたご近所の桜です。

       大きな木のてっぺんまでしっかり花を咲かせた晴れ姿。歌謡曲の

       タイトルばりに今日でお別れかもしれないというお知らせに、木の

       根本に立って、とくとお花見をさせてもらいました。

       花散らしの雨、春の陽気が置き土産です。


やまなしの花、満開

2021-03-27 23:13:46 | 季節のことば

駅の向こうの団地の庭に珍しいやまなしの木があります。

        

        団地の桜を撮った時に、一週間後位に咲き揃うかなと思っていたやまなしの蕾。

        まさに満開状態でした。

        

        赤紫の葯が色っぽい。純白の花が折り重なるように開いて、風に誘われて

        ひらひらとダンスをしているよう。

              

              堂々と伸びた枝はすっぽりと雪をかぶったみたいで、圧巻!


パンとジャム

2021-03-25 21:26:33 | 美味しい♪

今月から母がパン教室を再開しました。

        

        「クルミとレーズンのライブレッド」

        生徒は多いクラスで4人、少ないクラスは2人、同じテーブルで一緒にこねたり、

        成形したりする時間をなるべく少なくするために、材料は母が全部計って用意

        しておきます。生徒はみなベテランなので、細かく指示しなくても手順を説明

        すれば、レシピを見ながらみなさっさと作ります。

        今日はちょっと難しいパンがあって、てこずりましたが。急いで作って

        楽しみの試食ランチもせず、作ったパンをみんな担いで帰ります。

        それでも、また好きなパンを作ることができて、冬眠からさめた動物のように

        元気になりました。

              

              母は教室が無かったにもかかわらず、粉がもうなくなったと

              また大量に仕入れました。私が実家に行くと必ずパンが焼いてあり、

              持ち帰ってきました。毎日パンを焼いて、ご近所にも配っていた

              ようです。とにかく台所に立つのが好きなんです、母は。

              というわけで、ちょっと刺激を受けてジャムを煮ました。

              キウイのジャム、初めて煮てみましたが、うまくできましたよ。

              ジャム作り名人の友によると、キウイが一番やさしい、って!

              

 


さくら、美味しい。

2021-03-23 23:27:20 | 季節のことば

この時期、お煎餅も桜。風流な美味しいいただきもの。

        

        ピンクの桜にはザラメが付いていて、甘いお煎餅もまた美味しい。

        

        外袋も美しい満開の桜。ポイッと捨てるのが惜しい。

        麻布十番のあげもち屋という揚げおかきの専門店だそうです。

        入っていたカタログのような栞を見ると、いろんな美味しそうな

        お煎餅が並んでいます。今度買いに行こう!

 


安全なお花見

2021-03-22 22:59:17 | 季節のことば

コロナ禍でお花見も自粛が要請されています。

毎年ご近所友さんからお庭の桜をいただくので、はからずも自粛にふさわしい

お花見をしています。

        

        代々この地に住んでいる広い庭を持つお宅、大きな桜の木が数本ある。

        高枝切りばさみで届く枝を切って分けてくださる。長持ちはしないけれど、

        部屋に飾ってお花見ができるのはうれしい。

        

        かわいい花に顔を近づけて一花一花挨拶をするように眺める。

        シンプルな淡い花なのに、日本人はなんでこんなに桜に惹かれるのだろう。

        

        メインは玄関に、小さく分けて、キッチン、リビング、トイレにも

        たっぷり活けて家中春爛漫です。        


つらつら椿

2021-03-20 23:03:42 | 季節のことば

木偏に春と書く椿は日本で生まれた字。春を迎える花だから。

        

        駅の向こうの団地の中に、1本の木に、いろんな色、いろんな姿の花が咲く椿がある。

        それも連なるように密に咲く。

              

              薄ピンクの地に赤い絞り。ボンボンのような蕊も豪華だ。

        

        たくさんの花が重なり合って、連なるように咲く椿を、万葉人は「つらつら椿」と歌った。

         巨勢山(こせやま)のつらつら椿つらつらに 見つつ偲(しの)わな巨勢の春野を」

         (巨勢山に連なって咲く椿を思い出して、春ののどやかな巨勢野を懐かしもうよ)

         巨勢野は故郷なのか、旅路なのか、思い出の懐かしい地なのでしょう。

         長閑な優しい地に違いない。

           


競艶

2021-03-19 22:09:45 | 季節のことば

ひときわ華やかな春!

        

        垣根なす朱色が鮮やかなぼけ。満開です。

              

              負けじと並び咲く寒緋桜。

        

        自然て、どんな取り合わせをしても違和感が無く、ともに美しくなるから不思議。

        確かな春の訪れを感じさせてくれる、花の競演、饗宴、そして競艶!


桜の季節の始まりです。

2021-03-18 23:05:39 | 季節のことば

ご近所の桜も開花宣言。

        

        昨日今日の暖かさに次々と蕾が開いています。うれしくなります。

        

        駅の向こうの団地の桜は、どれも大きくのびのびと枝をのばしているので、

        2階、3階のベランダからもお花見ができることでしょう。羨ましい。

              

              青空を覆うように伸びた枝にちらりほらりと花がさいて、

              もうすぐ薄ピンクの空になることでしょう。

       「世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」在原業平の歌です。

        (この世の中に桜がなかったならば、いつ咲くか、もう散ったか…と心騒ぐことも

         なくのんびりとできるだろうに)

        「散ればこそいとど桜はめでたけれ 憂き世に何か久しかるべき」

         業平の歌に答えた歌です。

        (散るからこそ桜はいとおしいのだよ。この世に永遠なものなんてないのだから)

         私だったら、いつ咲くか、もう咲いたか、早く見に行かなくちゃ散っちゃうよ、

         ああ、もう桜も終わりだね、とはらはらしたり見とれたり、そんな心騒ぎも

         楽しいものだと思うよ、と答えたい。