京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

続・小さな花 

2008-07-30 22:51:34 | ちょっと立ち話
近所の駐車場のフェンスに毎年はびこる“ヘクソカズラ”に蕾がでて
きたなあ…と楽しみにしていたのに、ある日ばっさり刈り取られていた。
確かに何にでも絡み付いて蔓を延ばす、しかも臭い。嫌われ者では
ありますが、花の咲く日を楽しみにしていたいたのに…

        
        やったー 見つけました“ヘクソカズラ”
        スキあらばどこにでもすぐはびこります。


花は1cmにも満たない、可愛い花。
もっとよく見てよ~って言ってるのか、
いや、われ関せずでしょうね。この逞しさを思うと。

        
        植物って上手くできてるんですねえ。
        生き延びる手段をちゃんと持っているのですから。

        ヘクソカズラ:アカネ科
        ヤイトバナやサオトメバナという別名がありますが、英名は
        Skunk Vine(スカンクの蔓) 臭い匂いは国際的。


プランターの隅っこに見たことがある葉っぱがでてきたと
思ったら、やっぱりコミカンソウでした。

        
        高さが4㎝、葉は三本なのにちゃんと花も実も付けて
        珍客歓迎ですが、大きくなったらどうしよう


風を恋うる

2008-07-29 23:14:10 | 季節のことば
緑陰の一風はすっと汗を引かせる。
連日の猛暑 緑の爽風が恋しい

        
        玄関脇で大鉢の風知草がさわさわ揺れていた。
        見るからに涼しそう。ステキな演出。しばし雨宿り
        ならぬ陽宿りをさせていただきました

        風知草:イネ科日本原産


夕方、ちょっと風が出て来ました。夜になって突然の雷雨となりましたが。

君待つとわが恋おれば我が屋戸(やど)の簾動かし秋の風ふく  
                                 額田王
  (あの人が来ないかなあと恋しく思っていると、我が家の簾を動かして
   秋風がそよと吹いてきたわ!)

風をだに恋ふるはともし風をだに来むとし待たば何か嘆かむ  
                           鏡王女(かがみのおおきみ)
  (風だけでも恋しく思ってるなんて羨ましいわ。風だけでも来ないものか
   と待っていられるなら何を嘆きましょう、私には風さえも来ないわ)

鏡王女は額田王の姉とされている。恋人はともに天智天皇。

簾を動かす涼風、私も恋しい~

        
        垣根を覆って咲くヤマホロシ。繁殖力旺盛で
        すぐにはびこってしまうけれど、花は涼しげ。


花の色・形がシンプルですっきりしているからでしょうね。
ヤマホロシ:ナス科 ツルハナナスという園芸種だそうですね。

目だけでも涼しを見つけて歩いてあち”~
  

白いデュランタ

2008-07-28 23:04:08 | ちょっと立ち話
白いデュランタ、見つけました。紫はよく見かけますが。

        
        そして白い花の塊は撮影しにくいことも発見。
        写真に撮るって難しいですねえ


デュランタ:クマツヅラ科南アメリカ原産
別名を台湾連翹(たいわんれんぎょう)と言うのだそうです。
可憐で涼やか、白いデュランタもいいですねえ。

        
        よく見かける紫のデュランタもありました。
        奥の方から一枝だけやけに延びて壁の花状態。
        自己アピールのように見えました。


サルスベリが今を盛りと咲いています。
眺めていると真夏のイメージが思い起こされて暑くなってくる…

        
        汗を拭き拭き学校や会社に通った夏の日を思い出すのです。
   
        7月のはじめから9月いっぱい咲き続けるので、百日紅の
        字があてられました。


夏中咲いているサルスベリも白い花は涼しげに見えます。

サルスベリ:ミソハギ科中国原産

        
        サルスベリの花って面白い姿をしてますねえ。
        花びらは普通6枚、基部は細い糸状で細かいフリルが
        パッと広がっています。

        この花びらが風に吹雪のように散るシーンに出会って
        一枚一枚の花びらなんだということを知りました。

        白い色は暑さの中でもシャンとしていたり、涼やか
        だったり…だから夏に白い服をきるのかあ、なんて
        今更に花に白のイメージを教えて貰っている日々の暑さ


小さい花

2008-07-27 22:43:17 | ちょっと立ち話
小さい花をマクロで撮ると精巧な花の姿に驚かされます。
でも小さすぎてなかなか鮮明に撮れなくて…チャレンジ

        
        そんな小さな花の代表・ハゼラン。
        花の大きさは5~6ミリ。決まらないなァ




        
        ハゼラン:スベリヒユ科熱帯アメリカ原産
        はぜる(爆る)よう広がって咲くのが名のゆらい。
        三時頃から咲き始めるので、三時草、サンゴ色だから
        コーラルフラワー、などを代表にたくさんの名を持つ。
        ビーズのようなプチプチの紅い実が可愛い。


ネジバナも撮りにくい。
一面に咲き乱れる原っぱで寝転ぶようにカメラを向けたけど…

        
        やっぱり
        ネジバナ:ラン科原産地は日本から豪州にかけて。
        別名モジズリ。花の一つ一つをよく見れば全くランの花。


ツユクサの花も複雑な形をしてますねえ。

        
        ムラサキシキブは長い枝がゆさゆさ揺れて
        さらに撮りにくい。
        ンも~ カメラのピントが甘くなったという
        ことにしておこう。このカメラでは限界だッ


暑気払い

2008-07-26 23:59:31 | パーティ & 集い
今夏初の暑気払いをしました

          
          JR中野駅前の和食店「四季音」で。
          この季節はまず鱧です。


お造り              スズキ味噌たれ焼き     加茂ナス煮浸し


天ぷら             夏野菜の煮物         じゃこご飯・味噌汁・漬物

          
          柚子アイスでさっぱり

岐阜県の多治見では39度を観測したそうな
 聞いただけで汗が吹き出る

 小学校時代の気心知れた仲間と集まって盛り上がりました。勿論二次回も。
 かえって暑くなったかも


真夏日に

2008-07-25 22:54:31 | ちょっと立ち話
バ~ラが咲いた バ~ラが咲いた
連日真夏日の我が家のベランダガーデンに。

        
        「ゴールドリーフ」というまっ黄色のバラ。
        6月に一番花が咲き終わりました。


4~5日前から蕾が膨らみ始め、次々と花が開き始めました。

        
        ニ番花はやっぱり少し小さくて、色もやや薄くなりました。


付いた蕾を全部咲かせない方がいい、とも言われたの
ですが蕾を見るとうれしくて摘むなんて出来ません。
花が小さくなったとしても。

        
        こちらは始めから小さな花のミニバラ。
        うどん粉病になって、だいぶ枝葉をきったのですが
        また花を付けました。


一番花よりむしろ大きいくらい。よく花びらが巻いています。

紅白のペチュニアも茎や葉が枯れ枯れ、花は
 小さくなって、このごろの暑さにベランダの花は撃沈状態。
 貴婦人のバラがよくぞ元気でいてくれるものです。
 そうそう、もう一つ、元気な花がいました。

        
        睡蓮木です。
        さすが夏の花、大きくない鉢ですが連日複数の花を
        咲かせています。今日はいくつ咲いているかな
        朝顔に変わる、毎朝の楽しみ

それにしても毎日暑い
  人間サマも撃沈しそう…


アフタヌーンティ・セミナー

2008-07-24 21:08:10 | ちょっと立ち話
ただの井戸端会議ではないゾと言う意気込みをセミナーに
込めて、集まっています

        
        アフタヌーンティと銘打っている以上、多少
        アマミは欠かせません

        
        ハニーベアーというマドレーヌ。可愛くて食べにくいナ、
        と言いつつ…

        
        ロイスダールのリーフパイ。詰め合わせの箱ごとD~ON

        
        京王線仙川にある「サロン・ドゥ・シェフタケエ」の
        パレオールというパイ、胡麻が巻き込まれています。

        
        「グラマシー・ニューヨーク」のフルーツゼリー。
        グレープフルーツ、オレンジ、ピーチ、クランベリー、
        フルーツが丸ごと入っていて豪華。

こんなにお菓子が集まることも珍しいのでご披露しましたが、
  ホントは真面目な勉強もするんですよ。今日は、私は万葉集の
  話と伊勢物語の6段・芥川の話をしました。キーワードは「露」です。

  カラオケの勉強をしている人もいて、時々カラオケルームに実践編と
  いうこともあり、課外授業で植物園に行くこともあります。
  今はやりの異業種交歓会(みたいな) 
               

青胡桃(あおくるみ)

2008-07-23 22:38:44 | 季節のことば
まだ熟していない夏の青い胡桃の実を青胡桃といい、夏の季語です。

追分の二た筋道や青胡桃  瀧 春一

        
        広い駐車場の敷地内に大きな胡桃の木を見つけました。
        国道20号線沿い、かつては農家だったのでしょうね。

        
        青い実が鈴なり。房状に実がついているので、オニグルミ
        のようです。石器時代から食べられていました。

        
        秋には黄色くなってコロンコロンと落ちます。
        オニグルミの実は小さく硬い。今、よく売られている
        殻から取り出した実は中国原産のカシグルミ(テウチ
        グルミ)で、ペルシャグルミとも言われます。

        
        胡桃の胡は昔の中国で、中国から渡来したものを表し
        ています。胡瓜、胡麻、胡椒…

        車の往来の激しいこんなところにもリスの好物の
        胡桃が実るんですねえ

        
        ゴーヤの垣根。花が咲き出しました。
        そのうちあのゴーヤがフェンスにぶら下がります。
        ココも駅に向かう人通りの多い道です。

        
        商店街の店先に置いてあるカポックも実が付き、
        黄色くなり始めました。

        どんな環境にあっても植物は逞しく枝を広げ、花を
        咲かせ、ちゃんと実を結んでいます。
      

大暑

2008-07-22 22:56:45 | 季節のことば
夏至から約一ヵ月後、暑さが最も甚だしい日という、二十四節気の一つ。
でも、まだ暑さの始まりなんですってテレビが報じていました

        
        買い物のついでについ駆け込んでしまいました。
        かき氷が超美味しい暑さです


実家に寄って、用を済ませて庭を一巡り。
ミソハギが咲くと、ああ~ドオリで暑いはずだ
思ってしまう。郷愁ある真夏の花のイメージ。

        
        ミソハギ:ミソハギ科日本・朝鮮半島原産
        お盆に、ミソハギの花穂に水を含ませてお払いをしたことから
        禊(みそぎ)ハギがミソハギになったそうだ。
        そう言えば、子供の頃お墓参りに行くと必ず飾ってあった。
        だから懐かしい感じがするんだあ


ヤブミョウガ:ツユクサ科もあちこちに白い花を付けている。
植えた覚えはないのに年々増えている。根でも種でも増えるというから。

        
        仏壇にはこの桔梗が供えられていました。


新顔の鉢植えを発見。あんまり安かったのと、
名札に惹かれて買ったそうです。

        
        名前はブラックパール。ナス科トウガラシ属。
        鑑賞用に改良したトウガラシなんだそうです。
        つやつやの黒い実は宝石のよう、なるほど
        ブラックパールです。黒真珠を¥280でゲット。
        なんか、気分が大きくなりますねえ。


誕生日のフラワーアレンジ

2008-07-21 23:05:29 | ちょっと立ち話
仲間の一人が明日60歳の誕生日。花をアレンジして貰って皆で贈りました
HAPPY BIRTHDAY

        
        還暦のお祝いですからやっぱり紅いバラをメインに。
        いつものご近所フラワーショップの「リベラ」さんにお任せで
        アレンジしてもらいました。


前もってお電話をしていきましたので、
花は選んでありました。

        
        中心の赤いバラはローテローザというバラの
        スタンダードだそうです。深紅の少し小さめの
        バラがファンファーレ。それ、ふさわしいですねぇ
        もう一種、ピンクと2層になった赤ピンクのバラは
        アマリアというのだそうです。


シックなピンクのバラはハローウイン何ででしょうね。
その両サイドの茶色い花はヒマワリのショコフレークです。

        
        手前の丸い葉はゲイラックスという名。ハート形


青リンゴ、パイナップルリリー、ブラックべりー、野イチゴも使われています。

        
        あと、花手まりという緑色のナデシコを入れて出来上がり。
        隙間や周りに見えるのはアスパラ、これをイの一番に
        挿して位置と形を決めるそうです。

        盛りだくさんの花や実、何しろ60年もの星霜を重ねて
        きたのですもの。喜んでもらえるかしら