京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ライラックは札幌の匂い

2016-04-30 22:24:19 | 季節のことば
ライラックの季節になると、札幌で暮らした若い日を思い出す。

              
              OTTOの転勤先の札幌で新婚生活をスタート。ライラックの花が咲く
              5月は札幌が眠りから覚めて一番輝く季節を迎えたところです。

        
        大通り公園はライラックに縁どられ、花壇ではチューリップのダンス。あの町この町、
        よく歩いたものです。、微かな甘い香りは札幌の匂い、知らない街で一生懸命だった
        あの頃を思い出すたびに初心も忘れてはいけないな、と戒めています。
        
              
              ライラックは札幌の市の花、フランス語ではリラと読みますが、
              どちらもロマンチックなイメージです。

        
        ライラック:モクセイ科ヨーロッパ南東部原産
        花言葉は「思い出」「友情」「初恋」「恋の芽生え」「若き日の想い出」
        お花屋さんで見かけると、やっぱり買ってしまいます。

おまけ
              
              フランクリースカーレット、やっと開いたと思ったら、もう全開。
              切って花瓶にさしました。
                

ちごゆりのテリトリー

2016-04-29 23:08:53 | 季節のことば
母の庭のちごゆりが今年もしっかり咲きました。

        
        南の日差しサンサンの庭にチューリップが咲き出したころ、東の黄楊やカナメの根元に
        しょぼしょぼと所々に小さな葉が出ていました。これがちごゆりかしら?もしかしたら
        今年はダメかも、と思いつつ…。

        
        なんのなんの、いつの間にか小さな原っぱを作って、葉陰にかわいい花がいっぱい
        ぶらさがっていました。

              
              ちごゆりは地上20cm位の所に、長い首を下げて花を下向きに
              咲かせるのでカメラマン泣かせなのです。

        
        2~3年前からこのちごゆりのテリトリーにシランが侵入してきました。シランは
        根を伸ばしてすぐに群生します。南の庭にちゃんと領地があるでしょ!ここはダメッ!

        
        八ヶ岳高原の知人宅からたった2本でお嫁入りしてきたちごゆり。毎年少しづつ増えて
        今や半畳ほどのテリトリーを確保しています。ちごゆりも見かけよりは順応性がい
        のかもしれません。でも、シランにはかなわなそう…。負けるな
        

さくらんぼにも雨

2016-04-28 22:18:57 | 季節のことば
熊本にはつらい雨です。
明日から銀行も3日間お休み、支払いもあるし、小さな買い物もあるし…
雨の中、しぶしぶ出かけました。

        
        赤味をおびてきたさくらんぼが泣いているような…。はや、さくらんぼの季節到来!

        
        駅前のパン屋さんの新商品、みたらしもち。パン屋さんでぇ!と食べたみたら
        案外美味しかったので、また。もちもちの皮の中にみたらし団子の、あの甘からい
        たれが入っています。新食感!

        
        一番大事 な用がケーキの注文。トシ・ヨロイズカの子供の日のデコレーションケーキです。
        5月の連休にMUSUKO家族が遊びに来ます。初節句のお祝いをする予定なので。
        どっちを注文したでしょうか!

        
        ヨロイズカに入って、手ぶらで出てくるわけにはいきません
        さくらロール。

        
        フロマージュケーキ。

        ヨロイズカのケーキ、ちょっと久しぶりでプチ感動。我慢していますから。
                

エリザベスは人気名

2016-04-27 22:35:36 | 季節のことば
友人の家の知らないご近所さんのステキな生垣。

        
        いろんな木々にバラやクレマチスが絡みついて、花模様のグリーンカーテン。

                
        この可愛いクレマチスはモンタナ系の「エリザベス」では?淡いピンクですもの。
        「エリザベス」はバニラのような甘い香りがするというけど、あまり顔を近づける
        わけには行かないし。ちなみに、花びらのように見えるのは本当は萼です。

        
        白いクレマチスも咲いています。チェリーセージの真っ赤な花が足元を飾っています。

              
              わが家のご近所で見つけたクレマチス。定番の色、テッセンと呼ぶ
              方がふさわしいかも。
              クレマチスはギリシャ語で「つる」「巻き付く」と言う意味のKlema
              に由来する。イギリスではバラと並んで人気があり、バラをキング、
              クレマチスをクイーンと呼ぶそうです。

        
        我が家のフランクリースカーレット、一番花が開きそうです。

              
              蕾が一つづつ膨らんで、一斉には開きません。申し合わせているのか、
              ダブらずに長い間楽しめます。

足元も見てごらん

2016-04-26 22:47:53 | 季節のことば
道端や庭の隅で、頑張っています。

              
              アスファルトとブロックの隙間です。

        
        この鉢からこぼれ落ちたのでしょうね。シソ科特有の口唇形の花が波頭のように
        並んでいる姿はまさに立浪草!

              
              トキワツユクサ:ツユクサ科南アメリカ原産
              純白の小さな三角形の花は涼し気だけど…。

        
        昭和初期に園芸用に導入された帰化植物。今や野生化し、道端などにはびこっている。
        葉が常緑なのでトキワと名付けられた。

              
              すずらん、見つけた!

              
              母の庭の黄楊の木の下、ツワブキの陰に、地味に花を付けたエビネ。
              父が好きでよく手入れをしていましたが、父が逝って、黄色いエビネ
              がいつしか消えてしまいました。

              足元に咲く花はひっそりと、健気に咲いている花が多いようですが、
              でもその分強いのでしょうね。
                

虹の花

2016-04-25 22:22:38 | 季節のことば
ジャーマンアイリスのことです。

              
              アイリスはギリシャ語で「虹」のことだそうです。いろんな花色が
              あることから虹のよう、と言う意味なんでしょうね。ただし赤い色
              だけはないそうです。

              
              ジャーマンアイリスは地中海から中近東に分布するアヤメ類をかけ   
              合わせてできた園芸種です。アヤメ科でも水のない土地で育つので
              この頃は庭にも多く植えられるようになりました。

              
              白いいアイリスには「香りアイリス」という、ジャーマンアイリスに
              よく似た種類があり、見分けるのは難しいそうです。香りはあまり
              感じられなかったけど、これはどっちでしょう?

        
        オオデマリ:スイカズラ科日本原産
        雄しべ、雌しべともに退化した装飾花。ヤブデマリの園芸種です。薄き緑色を帯びた
        真っ白な大きな花房が爽やか。

        
        こちらはコデマリ。バラ科なので、オオデマリとは違う種類です。一つ一つの花は
        雪柳のようです。
        
        
        ハゴロモジャスミンも立派な垣根になりました。ぶらぶら歩きが楽しくなりました。
              

「あなたにふさわしい人」

2016-04-24 21:29:03 | 季節のことば
モッコウバラの花言葉だそうです。

        
        モッコウバラに覆われたご近所さんのお宅。知り合いではないけれど毎年楽しみに
        見ています。

              
              お米の粒のような花びらがびっしり詰まって、小さな花ですが
              可愛いブーケのようです。

              
              黄色と白がクロスオーバー。白い花の方が少し小さめですが、白い
              花には香りがあると言われていますが…。この香りはモッコウバラ
              の名の由来です。木香(もっこう)と言うのはインド原産のキク科の
              植物だそうです。

        
        モッコウバラは中国原産、江戸時代には日本でも栽培されていたそうです。
        丈夫でよく枝を伸ばし、トゲもなく、育てやすさが人気。この頃よく見かけます。

        
        白い花の方が中心を巻く、大きなバラの姿をしています。ミニミニバラ。

        
        「娘の結婚式のライスシャワーに花びらを降らせたい」と、モッコウバラを大事に
        育てていた友人がいました。願い通り、モッコウバラの花のさかりの5月はじめに
        結婚式。式を終えて教会の階段を下りるお嬢さんに黄色い花びらがいつまでも降り
        注いでいました。当日、友人とご主人が早起きをして、庭のモッコウバラの花びらを
        山のように摘みとったのだそうです。
        
        「あなたにふさわしい人」…ライスシャワーにぴったりですね。
        もう一つ「幼い頃の幸せな時間」という花言葉もあるそうですよ。花嫁の父の気分かな?

        モッコウバラが咲くとこの友人を思いだします。

        
        モッコウバラ咲くこのご近所さんの庭には「カラタネオガタマ」の木もあり、それも
        勝手に楽しみにしている花なのに、今年は唖然 幹がバッサリと切られています。
        ひこばえのように細い枝が1本だけ。枝先に一輪、花が咲いていました。何か病気
        にでもかかったのでしょうか。来年、頑張って復活してほしいナ。
        

りんご尽くし

2016-04-23 22:23:29 | ちょっと立ち話
昨日、鎌倉の「紅谷」で買ったお土産、鎌倉に行った時は必ず寄るお店です。

        
        まず自分のためのお土産「アップルフィーユ」― 異なる食感の生地を何層にも
        重ねたアップルケーキです。

        
        持ち帰り時間が長い人のためには冷凍が用意されています。いろんな食感がミックス
        されて、美味しい!

        
        流郷由紀子さん作のリンゴの器で食べるのがお約束。大好きなリンゴづくしです。

              
              「紅谷」の一番人気商品はこの「クルミっ子」
              
        
        クルミをたっぷり使ったキャラメルをバター生地でサンドして焼き上げた香ばしい
        一口サイズのお菓子です。

        
        「紅谷」は鶴岡八幡宮の参道である若宮大路にあるお店です。若宮大路には段葛(だんかずら)
        という車道よりくなった歩道が真ん中にあります。修復工事中でしが、今年3月に
        完成しました。段葛は立派な桜の並木でしたが、その桜も若木に植え代えられました。
        桜の花がトンネルを作るのは何年後になるのでしょうか?

         ちなみに、社寺の建物の基礎壇の先端にある縁取りの石を葛石(かずらいし)と
        いい、段葛とは葛石で縁どりした一段高い道と言う意味だったんですねぇ。
        

結婚記念日

2016-04-22 22:58:56 | ちょっと立ち話
結婚記念日は夫婦が揃って元気で、平和に暮らしていないと祝えないものだから、
今年も結婚記念日を無事迎えられることに感謝をすべきだと思うのです。

        
        2人それぞれのお皿にチョコレート文字を書いてくれました。勿論こそげ取って
        食べてしまいましたヨ

        
        鎌倉のフレンチ「プランデルブ」、1月の私の誕生日会の会場と決めているお気に入りの
        お店です。今年の1月は事情があって、来られなかったので、今日の食事会となりました。

              
              OTTOはノンアルコールのビール、私は白ワインのシャルドネ。
              かんぱ~い!

        
        アミューズはホワイトアスパラ、レンコン、カリフラワー、パプリカ、生ハム。

        
        前菜は苺のサラダ。見た目もきれい、いちごのソースが甘酸っぱくて美味しい!

        
        新玉葱のスープ。甘い!アツアツで美味しい!5月になったら冷製になるのでしょうね。

        
        魚料理はむつのポワレ。

        
        肉料理は選べて、OTTOは牛ほほ肉の赤ワイン煮。とろける!と言ってました。

        
        私の選択はみやじ豚のミンチとフォアグラのパイ包。

        
        付け合わせの小さなサラダ

        
        パイ包を切ってみると…

ここで先のデザートが運ばれてきて、写真を撮ってくれました。

              
              コーヒー
              
              
              小菓子

              時々席までようすを見に来てくれるオーナーさんとおしゃべりを
              しながら楽しい食事をしました。いつもよりワンランク上のコース
              をたのんだので、食べきれるか心配したのですが、ラクラクいつの
              間にかぺろりと平らげてしまいました。オーナーさんに来年の
              結婚記念日も是非、といわれました。多分大丈夫だと思います
                                      

プロバンスとバルセロナと土佐

2016-04-21 20:35:41 | 美味しい♪
いただき物が飛び交って…

        
        南フランスを旅してきた友人のお土産。プロバンスの銘菓「カリソン」です。

        
        「カリソン」は「聖杯(カリス)の形をしたゆったりとした船」をイメージして「小さなカリス」
        と言う意味でカリソンと名付けられたのだそうです。プロバンスのアーモンドが主原料、
        アーモンドプードルにメロンの砂糖漬を練り込んでペースト状にし、表面をアイシングで
        覆ったお菓子です。プロバンスに行った時、きれいなお菓子屋さんで買って、歩きながら
        食べた思い出があります。懐かしい!

        
        ハーブ入りの塩。試験管みたいな入れ物が気に入って買ったそうです。

              
              南フランスの旅の最終日はスペインのバルセロナ、空港で乗り継ぎ
              時間に探したチョコレート。ミーシャの缶が気に入ったんですって。

        
        缶も素敵だけれど、チョコレートもとっても美味しい!

        彼女は旅慣れているので、お土産を探すのがとっても上手です。

        
        土佐の「小夏」のお福分け。先日、土佐のブンタンもいただきました。

              
              表面の皮をリンゴのように剥いて、斜めに切り分ける。白い皮ごと
              食べる。塩を少しかけると、美味しいそうです。

              いただき物いっぱい、重かったけど嬉しい!