京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

春の海

2008-02-29 22:15:41 | 季節のことば
伊豆の海は確かな春。
コバルトブルーがまばゆく輝いていました

        
        東山魁夷の唐招提寺の障壁画「濤声」を思い出す。
        日本画の世界です。
        

135号線を河津から下田の向かった尾ヶ崎展望台に
車を置いて、アロエの里へ。この遊歩道に騙されました。

        
        歩道木製の階段です。
        100段降りたところでストップ
                  

ギブアップではありませんよ
アロエの花はもう終わっていたのです

        
        わずかに咲き残るアロエの花越しに
        紺碧の海をカメラに収めて引き返しました。
        明日、絶対筋肉痛だわ、こりゃ

        でも明るい紺碧の春の海を近々と眺められました
        
        春の海深さを見せぬ紺の色  福田紀伊


河津ふたたび

2008-02-28 23:53:09 | 
2月初めの河津はカーネーション摘みが目的だったので
今回は河津桜を観に行ってきました。


早朝です。小田原S・Aにて。
今年は富士山の雪が随分裾まで残っています。

河津に向かう海岸道路、ず~と混んでいました。朝早く出たのにな~

        
        河津桜は7~8分咲き。濃いピンクが色鮮やかで
        満開よりはこのくらいの方が見ごろ


まさに春うららの暖かさ。青い空にピンクが映える

        
        桜の花の正しい形少しぽっちゃりで若々しい。


メジロがたくさん集まって、忙しそうにお食事

        
        どこを見上げてもピンクの花カーテン


菜の花と競演、華やか

        
        少し西に傾いた陽に花びらを透かせて
        一花一花が精一に自己主張。
        どの花もみんな美しいよ
        

小さな花のうつわ展

2008-02-27 22:22:52 | ギャラリー
お気に入りの「うつわや」さんの企画展です。
(「うつわや」がお店の名前です)

           
         野の花、庭の花を一輪生けてみたくなる、
           そんな愛らしい小壷・花生けを揃えてみました
          小さな花入れが好きで折に触れて集めていたそうです。
           
 
壁掛けの花入れにクリスマスローズを入れて。ガラスの壁掛け花瓶には庭の春草。

        
        小さな一輪挿しとりどり。小さくても全部作家物です

        
        野生種のスイートピー。備前風の壷は案外小さい。

        
        鉄製、元は何に使っていたものなのかなあ
        可愛い花がしっくり、こんな使いかたもいい。

        
        2008・2・23(土)~3・2(日)
        11:00~18:30(3/2は17:00まで)
        代々木上原 03-3465-4773

       「うつわや」さんはもともと花あしらい名人。
        お店にはさりげなく花を取り合わせてあって
        いつも楽しいのでつい立ち寄ってしまうのです  
      

盆梅パレード

2008-02-26 22:15:13 | ちょっと立ち話
ご近所のお宅の盆梅、塀に沿ってずら~り勢揃い。

        
        見とれて数えませんでしたが、20鉢(盆?)位あるでしょうか。


白、黄緑、濃淡ピンク、紅…同じ種類があるのかしら。

        
        この家の主らしきおじさんが手入れをしている
        姿をよくみかけます。梅に限らず。


これは「古今蘭」という札が挿してありました。

        
        これには「茶青梅」の札が。
        乏しい知識で「緑萼(りょくがく)」というのが名前かと
        思っていました。緑萼にもいろいろあるのですね。
        

ソローリとシャッターを押していたら、
怪しい動きを察知され、カーテンがシャー
晴れて、お許しをいただきました。

        
        ウメ:バラ科勿論中国原産
        日本には奈良時代に遣唐使が持ち帰り、当時の
        知識人たちにもてはやされました。

        君ならで誰にか見せむ梅の花
         色をも香をも知る人ぞ知る  紀 友則
        (あなた以外の誰に見せましょう、この梅の花の色も
         香りもこの花を見た私達だけが知っているのですよ)
                       

スペインの寄木細工

2008-02-25 21:25:44 | ちょっと立ち話
スペインのお土産をいただきました。

        
        寄木細工のコースターです。
        寄木細工はグラナダ地方を中心に作られていた
        伝統工芸だそうです。知らなかった~

        
        この寄木細工のルーツはイスラム文化、
        それで、アラビア紋様が多いのです。
        牛骨もはめ込んであるそうです。白い部分でしょうか。

        
        有名な箱根の寄木細工はスペインの寄木細工が
        ポルトガル船で渡来したものだとか
        ガイドさん説明によるとだそうです。


コースターが入っていた紙袋。可愛いスペインぽくて
これもお土産になるネ。スペインの匂いがしそう
     

イエロー・スプリング・スターフラワー

2008-02-24 21:31:12 | 季節のことば
黄色い春の星の花…黄色ハナニラのこと。
春の明るい日差しのような鮮やかな黄色です

        
        イエイオン・セロウィアナム
        イエイオンはユリ科のハナニラのこと。
        昨日の春一番で土ぼこりをかぶってしまいました。


黄色いハナニラはよく見かけるハナニラの
原種。原産はアルゼンチン、日本には明治に渡来。

        
        黄色ハナニラの草丈は5~10㎝とちょっと
        オチビちゃん。ブルー系のハナニラより早めに
        開花、春のお使いのようです

        園芸店で見つけて珍しさに3ポット買って
        母の庭に植えておきました。ハナニラのように
        黄・黄・黄…と増えたらいいなと思って


母の庭でもクリスマスローズが咲きだしています。
ピンクも可愛いけれど、白は清楚で飽きない感じです。

        
        水仙も気高く咲き続けていました。

いちめん土色だった庭がにわかに色づきだして
草花はいち早く春をキャッチしたようです。
土の中からチューリップの小さなとんがり帽子の先っぽが
ひょこひょこ見え始めました。春はすぐそこ
          

春一番

2008-02-23 23:10:48 | 季節のことば
東京は今日、春一番が吹きました。
春一番は立春以後に吹く強い南風。いよいよ春近しです。

        
        今朝、駅に向かう道で見つけました
        クリスマスローズも咲きはじめたのですね。

        
        うつむいてまだ眠りから覚めやらない様子

        
        ローズと言ってもバラではなくキンポウゲ科。
        バラのような花からローズと呼ばれたとか。
        バラが胸を張って誇り高いのに対してクリスマスローズは
        いつもうな垂れて恥ずかしげな雰囲気。
        そんな奥ゆかしい風情が好まれているゆえんでしょうか

        IMO-TOから開き直りのはがきが
                
        新潟はまだまだ連日雪だるまマーク
        春は当分おあずけ。IMO-TOは「イライラせずに」
        眠り猫になるそうです
        

横山大観―新たなる伝説へ―

2008-02-22 22:35:21 | ギャラリー
六本木の国立新美術館に行ってきました。

             
             没後50年を記念しての
             大規模な展覧会ということなので…

       
       大観というと真っ先に富士山を思い浮かべます。
       大観84歳の「霊峰飛鶴」
       スケールの大きさに圧倒されます。

       
       琳派を研究した大観、絢爛な屏風絵はまさに琳派

       
       1930年の「ローマ展」のために描かれた「夜桜」
       これを一番見たいと思っていたのに、前期出品で、
       見逃してしました。大倉集古館蔵ということなので、
       いつか…
      
           
           大観もすごいけれど、この国立新美術館もすごい
           建物入り口を入ったところ。
           
       
       今はやりの掃除はどうするのだろうガラス壁。
       3階まで吹き抜け、それぞれの階に広い展示ブース。

       大観の展示室も広く、作品も多かったので、見て回る
       だけでかなり草臥れました。
       それより人の多いこと、日本人て(私も含めて)
       アートにこんなに感心があるんだなあ
       

おしゃべりの肴

2008-02-21 23:25:06 | 美味しい♪
昨日のおしゃべりセミナーのお持たせケーキです

        
        ショコラ***とフロマージュ***…だそうです
        

要はチョコレートとチーズ。この紅白の取り合わせが可愛くてめでたい

        
中もきれい 私のチョイスはチーズ。中に苺が入っていました

          
        お茶はこれ、日本茶です。
        新潟は弥彦の名物喫茶店のオリジナルハーブグリーンティ
        これは柑橘系の味と香りがブレンドされていて
        美味しかった


3タイプのティーパック。結婚とか誕生とかウエディングとか
ネーミングされていたとか。
送り主のIMO-TOがどれがどれだか…と言っていました。

        
        全部試してみましたが、どれも結構イケましたよ。
        ケーキにも合いました。
ケーキとお茶の品評を加えて、おしゃべりがはずむこと
主婦の情報交換談合は安上がり


アネモネ・モナリザ

2008-02-20 22:28:38 | ちょっと立ち話
ご近所の友人が集まりました。
お土産の一品はアネモネ・モナリザ。


ギリシャ神話では恋人の美少年アドニスが死んだ時に
アフロディ-テが流した涙がアネモネになったと…

        
        もう一つ、花の女神フローラの侍女アネモネが
        フローラの愛する風の神ゼフィールと恋に落ち、
        怒ったフローラに追放されますが、ゼフィールが
        後を追ってきたので、アネモネは花に変えられ
        てしまった、というお話もあります。


アネモネ・モナリザは大輪の花が華やか。
白いフリルのような花びらは特に豪華。

        
        アネモネはギリシャ語で風を意味するanemosに
        由来する。
        春風が吹くと咲き始めるとされているのは
        風の神ゼフィールに愛されたから?


この波打つ花びらが美しい
アネモネ:キンポウゲ科地中海沿岸原産
日本には明治の初めに入ってきました。

存在感のあるアネモネ、さながら今日のお客様の一人