京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ジューンベリー

2018-03-31 21:31:57 | 季節のことば
毎年楽しみにしている花、もう咲いています。

              
              ジューンベリーの花は花びらは細長いけれど、バラ科なので、鑑賞用
              にこのごろ人気だとか。

        
        ジューンベリーの名のように、6月頃赤い可愛い実がなります。秋に黒くなったら収穫、
        ジャムなどにして食べられるそうです。但しそれまで鳥たちのご馳走にならなければネ。

              
              ジューンベリーは北アメリカ原産、アメリカザイフリボクと言う名も。
              赤・黄色の紅葉もきれいです。

本日、母のお供で美容院へ。ランチはお約束の成城神戸屋へ。

        
        海鮮のパスタグラタン

        
        チーズハンバーグ

        
        ホイル焼きハンバーグ、パンパンに膨らんだホイル包みを、ナイフとフォークで切り開け
        てお召し上がりくださいと言われて、ナイフを当てたところ、プシューとしぼみかけたので
        慌ててパチリ

        ホイルを広げた所のハンバーグを撮らずに、早速パクパク…

        
        皆、パンとコーヒーのセットをプラス。

        成城神戸屋は久しぶりで、美味しいパンをいっぱいお代わりしてしまいました。オナカ、
        イッパイ
      

五色椿(ごしきつばき)

2018-03-30 22:49:03 | 季節のことば
一本の木に色とりどりの花を付ける椿。

        
        昨日歩いた団地の中にあります。誰の家の花でもないらしく、あまり手入れはされていま
        せんが、ひと回り大きくなったような気がします。
        同じ木に全く違う色の花が同時に咲くのが不思議!

        
        しかも今年は花付がよさそう。まさしくいろんな配色の花が咲いていて、5色どころか
        細かい絞りの具合の違いまで数えると、何色あるのでしょう。

        
        きっぱり赤と白に別れて潔い配色、しべも大きく見惚れる美しさ。

              
              ピンク地も何種類かあって、かわいい。

         
        白地に淡いピンクの刷毛目は品がいいイメージ。

        
        とりどりの花の中で、真紅は全体の華やかさをまとめて、際立たせている。

        どの角度から見てもそれぞれに違う表情を見せてくれて、木の周りをいくら廻っても、
        見飽きない。
            

春、華やか

2018-03-29 22:45:05 | 季節のことば
あっという間に春の花が咲き揃いました。

              
              団地のソメイヨシノは落花さかん、風がひと吹きするたびに道に白い
              カーペットが敷かれて行きます。

        
        団地の公園のベニシダレは見頃。大きくなりました。紅色の枝垂れが青空から流れ落ちて
        来るようです。

        
        雅で可愛い色と花。ここだけは王朝風情。

        
        桜が終わる頃に咲く海棠がもう満開。一段と華やかなピンク色。

              
              一本の木に濃淡のピンク色が見事にまざった花桃。
     
        
        花びらが降りかかる桜をバックに木瓜の花が。淡いサーモンピンクのグラデーションが
        シックなドレス。

        
        この団地の中で一番楽しみにしているのが、このヤマナシの花。まるで雪をかぶったように
        真っ白に木いっぱいに咲いていました。

        
        青空に突き刺さるようにえだを伸ばしたその先々まで、花を付けています。今年は桜と
        同様に早い! 毎年4月にならないと咲かないのに…。

        
        ヤマナシの花は近辺では(かなり広い範囲を含めて)ここでしか見られない。大きな木
        なので、公園などでなければ植えられないでしょうね。勿論バラ科の花なので、美人です。
        真っ白な花びらの中にピンク蕊と葯がなんともかわいい。実は不細工なので、花が主役。
        今年も会えてよかった!

        今日は25℃の予想に反して23℃。それでも歩いていると汗ばむ。花がさ~と通り過ぎて
        行ってしまいそうだです。

桜も桃も椿も

2018-03-27 23:51:11 | 
毎日通る道には桜をはじめ、色とりどりの花が咲き誇っています。

        
        まさに万朶の桜、枝が微かに揺れて道行く人の肩越しに語りかけてくるようです。

        
        満開、枝の先々まで開ききった今日の桜。

        
        色とりどりの花桃が塀越しに並んでワイドスクリーンを広げてくれています。

              
              薄ピンクの八重の花桃、やさしさに包まれます。

        
        その隣には打って変わって、妖艶な緋桃。鮮やか一叢がまぶしい。

              
              椿もあちこちで見かけますが、とても種類が多く、これは何と見分け
              るのは難しいそうです。絞りが美しい!

        
        花の一つごとに白の部分が違っていて、眺めていると楽しいものです。

        あ、こんなところにこんな花が、と発見することもあるし、あたたかい日の花散歩はつい
        遠回りになります。             
       

トーマスランド

2018-03-26 23:49:33 | 小さな旅
小さな子供は「機関車トーマス」が大好き!(なんですねぇ)

        
        MUSUKO が休暇が取れたので、富士急ハイランドのトーマスランドにOMAGOちゃんを
        連れて行くという。で、おばあちゃん(私の母)も河口湖くらいまでなら来られるんじゃな
        いか、と考えて「おやじ!おばあちゃんを連れてきてくれないかな!」 OMAGOちゃんを
        会わせたいというのだ。そう言われては行かざるを得ないよね!
        MUSUKO & OYOMEちゃんの心がけのおかげかな、今日は初夏の気候となり、大きな
        富士山がきれい!

        
        私たちも、誘われなければこのテの遊園地にはご縁がありませんから、ちょっと興味は
        ありますけど…OTTOも休みを取り、母を誘ってトーマスランドに行ってきました。

        
        トーマスランド、20周年だったのですね、知らずに来ましたが。MUSUKO が小さい頃
        はそんなに人気があったわけではないと思うけど…記憶にないので。一段と華やかな
        ディスプレイでした。

        
        OMAGO ちゃんの好きなのは、グリーンの機関車、パーシー。いたづらっ子なんですって。

        
        まだ乗れないアトラクションもあるけれど、親子3人で絵図を広げて次はこれ、あれ!、
        と園内を走り回っています。OTTO は疲れるねぇ~と言いながらお付き合い。

        
        私と母は可愛いカフェでバギーの番。

              
              ミネラルウオーターもトーマス。

              
              機関車がいっぱい付いたケースに入っているポップコーン。母が
              買ってくれました。OMAGO ちゃん気に入って、ず~っと首から下
              げていました。これ以上短くならないとか、邪魔そうだけど…。

              母は孫たちの気遣いが嬉しくて、結局、お財布の勧進元になってしま
              いましたが、お金では買えない元気をもらったようです。
                                      

ペチカ製りんごのパウンドケーキ

2018-03-25 21:55:46 | 美味しい♪
京都に行った時には必ずペチカさんに寄ってティータイムを過ごします。

        
        いつもは大阪へのお土産のケーキを注文しておきますが、今回は自分用にもお願いして
        おきました。持ち帰り用に、保冷バッグも用意してきましたよ。
       

        
        りんごを使ってパウンドケーキを!とだけ注文。さてさてどんなケーキなのかな! 

        
        じゃ~ん! スゴイ!リキ入ってる~! 特別感を感じます

        
        美味しそォ~! 中にも林檎がたっぷりで、しっとり!

        
        流郷由紀子さんのりんごのティーカップ&ケーキ皿で、早速いただきます。ペチカさんの
        ケーキ、素朴で好みです。

        
        ちなみに、大阪へのお土産はチョコレートのパウンドケーキ。

さてさて、東京の気温は本日18℃。気持ちのいい暖かさ。

        
        桜を眺めながらの散歩は足取りも軽く、たっぷり1時間歩いてしまいました。

              
              もう満開! 急がないとじきに散ってしまいそう、ホントに桜の時期
              は心落ち着かない。
          

京都 ― No.6 旅のしめくくり

2018-03-24 21:57:25 | 京都
私は“京恋し”だけど、OTTO は“大阪恋し”

        
        大坂はいつものホテル、ホテルの窓から見おろす堂島の夜景が好きです。

              
              大坂はちょっと奮発しているので、このクラスの宿泊者だけが使える
              ラウンジがあり、夕食後のくつろぎタイムはアルコール類も飲み放題。

        
        寝る前にゆっくりお酒を飲んで、昨日今日の感想や反省なんかを言い合って、京都の旅の
        余韻を楽しみます。

              
              そうそう、ここの人参がとっても美味しい。人参が違うのかな。

       
       朝食もこのラウンジで、バイキング形式。

       
       オムレツは中身を指定して、目の前でシェフが焼いてくれます。キノコとチーズでお願い!

       勿論好きなパン、ヨーグルト、スープ、フルーツ…しっかりいただきました。

              
              そして、満を持してOMAGO ちゃんちに。お正月以来3ヶ月しかたって
              いないのにまた大きくなっている!

              
              去年の秋にプレゼントしたストライダーを家の中ですいすい 乗り
              まわして見せてくれた。

        
        お昼に近くのファミレスに行ってランチ。OMAGO ちゃんの胃袋へ。 

        名残を惜しみつつ、大阪を後にしました。旅の終わりは淋しいものだけど、大阪の帰りは
        ひとしおネ!(OTTO が)今度会えるのは5月の連休です。

京都 ― No.5 町屋で京料理

2018-03-23 22:09:33 | 京都
古い町屋で京料理。ネットで探しました。並びに系列の旅館があり、そこの駐車場に駐車できる
と言うのが決め手の一つ、街の中で駐車場を探すのは大変なので。パーキングは料金、高いし。

        
        六角通り高倉、街の中のビルの谷間に、黒塀の町屋がひっそりとのれんを掛けています。

        
        暖簾をくぐって玄関へ。通りすがりには入りにくいけれど、敷居の高いお店ではありません。

              
              ワインはちょっと似合わないかな、と梅酒のソーダ割りにしました。
              運転手さんは相変わらずノンアルコールビールです(いつもすまん!)

        
        席に着くとすぐ 平鍋の貝柱のお澄まし風に火がつけられました。

        
        重箱の中にはとりどりのお料理が八寸風に。

              
              お造り。紋甲いかと平目(?)

        
        蒸し物、かに(?)の飯蒸し。

        
        ご飯。味噌汁、香の物

        
        抹茶砂糖の上にいちご。

        店の並びの5~6軒さきに六角堂があります。もう桜が咲き始めていますよ、と聞いて
        食後にチラと覗いてみました。

        
        気温が上がり始め、今日も暑い位に。さくらも一斉に開いたのでしょう。

              
              おずおずと花びらを開かせたような、初々しい生まれたての桜です。

              にしむら、懐かしい部屋のたたずまいで、くつろいで食事ができました。
                        

京都 ― No.4 鶯宿梅

2018-03-22 22:50:42 | 京都
京都冬の特別拝観に参加している寺院のほとんどが18日が最終日でした。

              
              相国寺の塔頭・林光院。初めての一般公開のお寺です。立看板に
              書かれている「鶯宿梅」を見たいとやってきたところ、ラッキーな
              ことに「満開」と書かれている!

              
              山門をくぐって…

        
        拝観券を買って…正面玄関を入ってすぐが拝殿。お寺の由来と仏様の説明を受けたのち
        正面に向って左側の襖。まっ黒な虎が描かれています。表の立看板を見た時はネコかと
        思ってしまいました。申し訳ないことにこの猫に見える虎の事を知らなかったのです。
        
        作者は藤井湧泉(ゆうせん)、名付け親は梅原猛氏、中国から若冲に憧れて来日したと聞き
        ました。まだ五十代の若い作家さんですが、この寺の住職に気に入られて、本堂中の絵を
        4年かかって書き上げました。くだんの虎の絵、近寄ってみると、ビックリ! 毛並みのリアル
        な事! 本物よりふかふか見える。思わずなでてみたくなる位。今にも目を覚まして動
        き出すのでは、と思える程、スゴイ! また見たいと思うけれどもう公開はしないらしい。
        隣の部屋の「虹の松原」と題する松の木も、松葉の細かいこと! 外の絵も見たくなりました。

        
        私のメイン、鶯宿梅の咲く庭の見える部屋に。華奢だけど大きく枝を伸ばした古木の梅は
        「おもいのまま」といい、花びらが36枚もあるとか、まさに満開状態でした。

        村上天皇の時に、御所の清涼殿前の梅が枯れてしまいました。西の京に美しい梅がある
        と知ってその梅を清涼殿の前に移し植えたところ、その枝に歌が結び付けてありました。
        「勅なればいともかしこし 鶯の宿はと問はばいかが答へん」
        (天皇様のおおせならば恐れ多いことですが、もし春に鶯がやってきて私の宿はどこ?と
        聞いたならばなんと答えましょう)
        紀貫之の娘である紀内侍(きのないし)のこの歌に、天皇はいたく感じ入って、梅の木を
        返したということです。この梅が「鶯宿梅」と呼ばれた所以です。

        「おもいのまま」は白い花の中に薄ピンクの花が突然に咲き出すとのこと、その枝は毎年
        同じではないのだそうです。


        残念ながら玄関から中は撮影禁止。虎も梅も目にしっかりと焼き付けてきました。
        門の脇に2本の子孫の木が植えられています。それは撮影OK。

        
        一部にピンクの花が付いていました。基の木のように立派な姿になるには何年かかるので
        しょうね。

        優雅な物語のある梅の花のしかも満開の日に会えて、想いがかないました。                      

京都 ― No.3 京都迎賓館

2018-03-21 23:39:53 | 京都
2016年から一般公開が始まって以来、参観予定日が非公開日に当たってしまうという悲運続き、
今回やっと参観できました。

        
        正面玄関。10時15分から15分おきに20人ぐらいのグループでガイドつきツアー
        形式で見学します。

        
        廊下、部屋、調度、ため息をつきながら見て回ります。ここは「夕映の間」
        東西の壁の絵にちなんでの命名。日本画家・箱崎睦昌氏の絵をつづれ織りで制作したもの。   
        この部屋は、各種会議や大臣の会食等に使われ、また海外の賓客の歓迎セレモニーにも
        使われるそうです。
        
 
              
              大勢の織職人が横に並んで一斉に織ったのだそうです。

        
        一番見たかったのは、この截金(きりかね)
        截金とは、金箔やプラチナ箔を数枚焼き合わせて細く直線状に切ったものを、筆と接着剤
        を使って貼り、文様を表現する伝統技法。もともとは仏像の飾りであったそうです。

        一番広い「藤の間」の舞台扉に施されたこの截金は、故人間国宝・江里佐代子氏の作品。
        息を呑む! ため息が出る! すごいです。 江里佐代子さんは道半ばの62才で2007年
        に亡くなられました。惜しまれてなりません。

        
        「桐の間」 ここは和の晩餐室。一枚板の漆テーブルは12メートルも! 24名までの会食  
        が可能。漆職人が、最後は素手で磨き上げ、手は火傷状態だったという。こんなテーブルで
        食事を出されても…

        
        「桐の間」から眺めた庭。わざと庇を斜めに出して庭の見え方を調整しているのだそうです。

        
        広大な池をめぐらし、住まいと溶け合うように「庭屋一如(ていおくいちじょ)」の精神
        のもと配置してあります。庭も家も自然の一部と言う感じがします。右端に少し見えてい
        る橋が、トランプ大統領が鯉のエサの升を逆さまにして一度に池の中に入れた例の橋です。

        
        その橋両サイドの天井の一枚目の板に透かし彫りのコオロギがいます。片側はトンボ、
        片端の透かし彫りは蝶々、もう一つは見損ないました。細かい!

        技術の粋を結集した迎賓館は日本のおもてなしにふさわしい、素晴らしいものでした。
        こうい形で日本の伝統技術を継承して行くのは 必要かつ大事なこと思ったことでした。

        さてさて、1時間40分の見学を終えて、迎賓館を出たころには、雨もよいだった空も
        幸いなことに明るくなってきました。
          
        下鴨の「ほうせん」にお土産を買いに行き、ついでに温まって行こうと、お座敷に上がり
        こみました。

        
        いつもは和菓子と抹茶だけど、今日は寒かったのでぜんざいを。

        
        OTTO はアツアツのくず湯。

        いいものを見て目の保養をし、あったかいものを食べて、ほっこりしました。