京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

グラビュール

2009-02-28 23:19:39 | ギャラリー
芥川三千代さんのグラビュール展で春の夢を見てきました。
グラビュールは回転する円盤を使って手で彫り上げる技法だそうです。

          
       

          このDMを貰ったときすでに感動してしまいました。
          ほろ酔いで琵琶を奏でる兎と散りかかる桜。どんな
          形になっているのか見てみたいとかけつけたのです。
        
      
      いました、リス タンポポやかたばみの春草の中を
      飛び跳ねるリスたち。
      エクリュさんからリスの絵もあるのよ、と言われていたので
      それも楽しみにしていました。



      


三日月のグラス、半月のグラス、満月のグラス…
花見をしている蛙、まるで葡萄畑のなかを駆け回っているようなリス、
兎と蛙が舟に乗って…なんてきめ細かな図柄でしょう
一つ一つの器に物語があって、思いを馳せながら使ったら楽しいでしょうね

       
       大好きな桜のモチーフ。

       
       反対側には桜の下で戯れる兎。
       冷茶なんか飲むのにいいなあ、とお買い上げ。

       
       こんなグラスでさりげなく水を飲むなんてVIP気分
       だろうなあ、とこれもお買い上げ。

       
       このリスのしっぽのリアリティ ガラスに彫って
       あることを忘れるふわふわ感。
       このリスをさっきのグラスに彫ってもらう注文をしました。
       リス好きのIMO-TOにプレゼントしようと思い

       この器にこの図柄を、と注文にも応じてくれるそうです
       同じグラスを柄違いでコレクションするのも楽しいのでは
      

雪と音楽とコーヒー

2009-02-27 23:27:37 | ちょっと立ち話
雪のなか、東京オペラシティにオルガン演奏を聴きに。

      
      コンサートホールは撮影禁止。ホームページから移しました。
      写真の舞台上部にど~んと輝いているのが東京で最高級といわれている
      パイプオルガンです。
      見えているパイプは70本ですが、総数は3826本あるそうです。

      
                       ・
                       ・
      
      パイプオルガンはミサ曲を弾くのにふさわしい楽器だなあと思える
      心地よい音
      ドビュッシーの月の光はよかったァ
      心が鎮まる思いです。
      
      演奏者の両脇にカメラを設置、手元と足元がスクリーンに映し出されます。
      足元にも鍵盤があるんですねえ。足で手と同じようにしかも手と同時に
      演奏しているのにはびっくり

      外は雪、チロチロ暖炉の火なんかが燃えていたら最高のシチュエイション


            
            Wikipediaから拝借したオペラシティの写真。
            新宿から京王線で隣駅・初台にあります。
            我が家からは甲州街道をまっすぐ、近いのでコンサートに 
            時々でかけます。

          
         心が癒されたので、東京駅大丸にある京都イノダまで
         コーヒーを飲みに行きました。

        
         途中で何箇所か買い物をして、お昼をだいぶ過ぎて
         しまったので、ランチを食べることに。
         クラムチャウダーはアツアツで冷えた体が温まりました。

        
         ローストビーフのサンドイッチ。

        
         「京のランチ」 いつも京都のイノダで食べている「京の朝食」
         とおんなじ なんか嬉しいな、京都に来た気分

        
         これがイノダのコーヒー。
         コーヒーの粉は何度か買いに来たが、いつも混んでいて、ここで
         飲んだことはなかった(京都で飲むからいいもんなあんて
         つっぱっちゃって)
         苦味の具合が好みなんです。でもやっぱり京都で朝に飲むのがいい

        
         ついでにケーキも食べちゃいました。
         いつも京都のイノダのショーケースの中に並んだケーキを
         美味しそうだなーと眺めつつも、朝っぱらからケーキはねぇ
         と指をくわえているだけだったから…とか言い訳をしつつ

         雪 積もるかなあと思っていたけれど、冷たい 雨に変わって、
        夜には寒さだけが残されました。お日様が恋しい
        

春が隣に…だから椿

2009-02-26 21:37:10 | 季節のことば
はや、椿がつらつらと……傘にぽつとり椿だつた  種田山頭火

        
        マイ散歩道にある、こじんまりとしたマンションの生垣と
        して植えられている4本の椿の木。全部種類が違います。
        
        
        「卜伴」もしくは「月光」と呼ばれる、江戸時代に作り出された
        椿の銘花です。生垣に植えるとは
       
        
        赤黒い花びら、初めて見たような気がします。
        もしかしたら「黒わびすけ」でしょうか、少し花が大きいような…

        
        蕾はもっと黒く、シックで大人っぽい雰囲気。

        
        隣は白い椿。

        赤い椿白い椿と落ちにけり  河東碧梧桐

        そしてもう一本は大きな薄ピンクの椿。きっと銘があるのだと
        思うのですが、雨に当たったせいか、茶色く傷んでいました。

        梅とバトンタッチ、これから椿の季節です。

これも河津桜

2009-02-24 22:09:39 | ちょっと立ち話
わが町の駅前、新しいビルの入り口に植えられた河津桜が見ごろです。

        
        若いヒョロっとした木ですが、たくさん蕾を付けています。

        
        昨日の雨以来寒さが戻ってきました。薄陽がさしたいっときに
        パッとピンクになりました。

        
        一本だけの木だけど、濃いピンクの花にほっとします。

        でも、染井吉野ではなく河津桜を植えた理由は何なんでしょう?

        
        ボケの花も早や咲き始めています。

        
        ボケも少し早いような気がします。
        今年は桜も早いのかなあ…

おでん日和

2009-02-23 22:38:27 | 美味しい♪
この頃のあたたかさに、おでんともそろそろお別れかなあと…
OTTOと待ち合わせて、OTTO行きつけのおでんやさんに行きました。
なのに今日は冷たい雨、むしろおでん日和になってしまいました。

        
        カウンターに座って、たち上る湯気にからまれて、
        冷えた体があったか~くなります。


まずはお通しと熱燗 これがチロリですかあ

        
        あんきも。お酒がお~いし~


筍と菜の花の天ぷら。新筍なんですって、美味し~
ああ春だねえ~。

        
        肝心のおでん、いきま~す
        大根は絶対食べなきゃ はんぺん、ちくわぶ、大好き
        ナンカみんなおんなじみたいな…


隣のお皿にもはんぺんが乗っかってる…

もういちいち撮影なんかしていられない おじさ~ん、次こんにゃく
いつの間にか撮影を忘れた、というのがホンネ。それが証拠に、
カウンターにカメラ置き忘れて、お兄さんに追っかけられた。
○○さ~ん、忘れ物です~

        
        うふぁうふぁ もぐもぐ まだ当分おでんが美味しい季節はつづく…

偲ぶ梅

2009-02-22 23:07:22 | ちょっと立ち話
母の庭では、父がお気に入りだった梅が今盛りです。

       
       父が植木屋さんの畑で直接選んで植えてもらった木です。
      

       
       可憐なピンクの花は春の青空によく映えます。今年は花が
       少ないようです。

       
       毎年短く枝を詰めるのですが、この庭に植えて35~6年、
       随分背が高くなりました。

        
       開花は少し遅めなので、この枝がピンクに染まると確かな
       春を感じるのです。

       平清盛の孫の一人に資盛(すけもり)という公達がいます。
       文武両道の魅力ある青年だったようで、私は大好きなのですが…
       彼の恋人に健礼門院右京大夫(けんれいもんいんうきょうのだいぶ)
       という歌人がいます。平清盛の娘・健礼門院徳子に仕えていました。
       後見人が継父である右京大夫藤原俊成だったので、その役職名を
       女房名にしたのでした。
       資盛が平家一門と共に西海に都落ちをした後、資盛を想って
       引きこもっていた右京は友人に梅見に誘われました。
       伏見の小さな寺ながら見事な古木の梅でした。
       「この梅を気に入って毎年必ず見に来ていたお方が今年は来られ
       ません。むなしく咲く梅が哀れです」と寺の主は言う。
       それは誰かと尋ねると、平資盛だと言う。

       思ふこと心のままに語らはむ なれける人を花も偲ばば
       ――梅の花よ、あなたも資盛のことを偲んでいるのなら、恋しい
         人のことを心のままに語り合いましょう

       資盛が自分の代わりにこの梅を訪ねてくれと私をここに来させた
       のに違いないと右京は一層資盛を案じるのでした。

       花は亡き人の思い出を偲ぶよすがなのですね。


       
       梅の木の足元にはクリスマスローズが楚々とうつむきがちに
       花を開かせています。

       今でも、庭にしゃがみこんで草花の手入れをしている父の姿を
       ふと見かけるような気がします。
        

貝桶(かいおけ)

2009-02-21 21:47:06 | 季節のことば
和布で作った貝桶なんて細やかな手仕事
IMO-TOが気に入って求めている新潟の作家さんの作品です。

        
        貝桶は貝合せの貝を納めておく入れ物で、六角形か八角形で、
        胡粉で装飾を施したり漆を塗ったり贅を凝らした物が今に残さ
        れています。


貝合わせは蛤貝の内側に絵や和歌を描いて、神経衰弱のようにあわせる遊び。
貝は特定の一片としか合わないことから、嫁入り道具として欠かせないものと
なったのです。

        
        貝合わせの貝は360個もあります。名宝店などで見る貝桶が
        大きいので初めびっくりしたのですが、貝の数を思えば当然
        ですね。一対あり、お雛様と一緒に飾られることが多くなりました。

        この小さな貝桶の作家は古布にこだわりを持って、生地も柄も
        いい物を使っているので、とても美しく品がいいとIMO-TOが
        贔屓にしています。


折角貝桶が届いたので、私のささやかなお雛様を出すことにしました。

        
        こちらも貝雛ですから丁度似合っていいかもしれません。


小さな重箱につめて仕覆に納めておけるミニ貝雛も作ってもらいました。

        
        大きな貝雛と貝桶と。


ミニ貝雛と仕服と。

やはりお雛様は小さくても華やか、明るいライトが当たったような雰囲気です。

       
       
       貝雛の製作者・原久美子さんの作品展が開かれています。


冬生まれの誕生日会

2009-02-20 21:05:04 | パーティ & 集い
1月・2月生まれ4人(本日1人欠席)とオブザーバー3人で自腹誕生日会を開きました
ちなみにオブザーバー3人は8月・9月生まれ、勿論夏生まれ誕生日会も開かれます。

          
          薄紅色のシャンペンでカンパ~イ


オードブル①自家製・魚のテリーヌ           オードブル②サーモン               


メイン料理①肉                      メイン料理②


バター                           各テーブルにピンクの薔薇

         
         注目のデザートバースデープレート
         3人の名前が書かれてありました。Fu~

「みんなにこんなに祝ってもらって、元気が出るわ。また1年頑張ろうっていう気になりました」
  冬生まれ総代のお言葉でした

  今年何回目の誕生日祝い?と聞かれてしまいました。私の誕生日祝いもさすがにこれが最後です

銀のスプーン

2009-02-19 22:38:57 | ギャラリー
秋谷カヲルさんの銀のスプーン展が始まりました。

            
            

            Ecru+HM(エクリュ プラス エイチエム)
            TEL&FAX:03-3561-8121

       
       月の光にも喩えられる輝きが、心豊かなお茶の時間を運んでくれる、銀のアイテム。
       今回は、プティトレイを展開させた、dish on dish、spoon on dishや、
       カトラリーレストを新たにご紹介します―・―DMより


ケーキサーバーも多彩、宝石屋さんのディスプレーみたい

       
       友人たちと近くの喫茶店で手に入れた逸品を披露しあって満足。


今回私がゲットしたスプーンと

       
       プティトレイ。一つづつオーガンジーの手縫いの袋に入れてくれます。

       
       手持ちの銀のスプーンを並べて、うっとり。
       銀の茶葉スプーンだと丁寧な扱い、いつものカップ、いつもの
       紅茶でも、ゆっくりお茶を淹れて優雅な気分になります。       

アフタヌーンティー

2009-02-18 22:51:57 | 美味しい♪
憧れのホテル、マンダリンオリエンタル東京のアフタヌーンティ

       
       要予約、しかも窓際の席を指定するとすぐには予約が取れない


まず、飲み物のメニュが出され、全種何度でもお代わりOKだそうです

       
       で、まず初めは今週のお薦め、マロンの紅茶を。


まずはサンドイッチが出されました

       
       次はスコーン。クルミとプレーン。
       
       アプリコットジャム・バター・薔薇のジャム。
       薔薇のジャムはホテルオリジナルショップで、売り上げ
       ダントツ一番の人気商品だそうです。
       

プレ・デザートはチョコレートムース、マンゴーとパパイヤのソース。
「オランジェ・ショコラ」というお茶を追加。

       
       メインともいえるデザート。さすがオリエンタルのデザート棚。


モンブラン、クレームブリュレ、ピスタチオクリームのパイ、
マカロン、フランボワーズのゼリー、チョコレートケーキ。

            
            三杯目のお茶はアイスマスカットティー。

       
       東京の街を見下ろしながら行き届いたサービスでいただく
       アフターヌーンティーは女王様になった気分(メタボ王国の