京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

本間様には及びもないが

2006-06-29 23:54:18 | 
酒田行ってみたかった場所でした。

本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に
囃されたほどの、苗字を許された豪商本間家。
酒田はその本間家の北前船交易で栄えた港町でです。

本間家旧本家・いい仕事してますねえご立派
本間美術館・庭が素晴らしい
山居倉庫・アートだぁ絵になります

土門拳美術館・一度は目にした事がある奈良や仏像の写真
            がズラリ豪華で贅沢な心休まる空間

酒田に心を残しつつ鶴岡へ

  
青山の美容院の美容師さん(何を隠そう、私の髪をカットしてもらってます)が
ふるさと鶴岡にオープンした新しい施設マグノリア
美容院レストランギャラリー&ショップ

イタリアンのワンプレートランチ     レストランの前はどこまでも広がる水田
デザートと飲み物つき¥1575     気持ちいい~


  
近くに藤沢周平作「蝉時雨」の映画セットがあると聞いて行ってみました。
映画を見た友人はシーンが蘇って、現場検証をしている気分と喜んでいました


          
          まわりは柿畑。庄内柿です。柿のベビーがすくすく成長中

暑い山形急ぎ旅でした。
   さくらんぼもおいしかったけど、酒田・鶴岡はとてもいい町、またゆっくり見たい



さくらんぼキラキラ

2006-06-28 21:40:50 | 
佐藤錦思いっきり食べました

          

          桜んぼの実る頃 娘らのほほ染めて 季節はめぐる
                    ・
          桜んぼ実る頃 だれもみな美しい
                    ・
                    ・
          赤い実の桜んぼ その色あざやかに 今年もゆれる
          あの頃の 若い夢は まだ今も 生きている
          桜んぼ実る頃 悲しくも美しい

          桜んぼの実る頃 大好きなシャンソンです


大きなルビーがキラキラ枝にびっしり
手の届くところに宝石が なんて幸せ

          
          眺めているだけでもうっとり
          口に放り込んでにっこり

          佐藤錦の糖度は完熟してると20度もあるそうです


東根は佐藤錦誕生の地
「さくらんぼ東根」という駅があるのにはびっくり
ピニールを貼ったさくらんぼの木がそこここに。
さすがさくらんぼの里です。

          
          お日様をたっぷり浴びた真っ赤なさくらんぼ
          ピカピカで美しい
          
          幸せのお土産



          

神戸くま

2006-06-26 00:01:50 | ちょっと立ち話
今日から山形に行ってきます
東根でさくらんぼ狩して、温海にいる友達と会います

我が友人を3人積んで、OTTOアッシーです

温海の友達へのお土産


ケーニヒクローネのクッキーの詰め合わせ

          
          本当は、グリーンとチョコレート色の市松地に金のクマさんの
          缶入りがほしかったのに、品切れだったのです


まあ、これも可愛いです
中身はだいたい同じだし




ついでに神戸くま買ってきてオヤツにいただきました。
この小ささがちょうどいい、求肥入りどら焼き
日持ちしないのが、ちょっと…





地上の星

2006-06-25 21:25:22 | 季節のことば
桔梗が咲き始めました
景品で貰った鉢。ひょろひょろした茎に蕾は付いていましたが、
あまり期待していなかったのに…

          

萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 
  女郎花(おみなえし)また藤袴 朝がほの花  山上憶良(万葉集)
 
秋の七草を詠んだ歌。朝がおは桔梗のことと言われています。
 万葉時代は7月から秋です。
 秋の花というイメージがありますが、桔梗の花期は6月~8月



          

桔梗の花はめしべよりおしべが先に成熟。やがておしべが倒れて
めしべから離れると、めしべの頭が開くのです



星よりも星のかたちに咲く桔梗 花もめしべも五つに裂けて  俵 万智

さすがに万智さんはよく観ていますねえ

          

          桔梗の花 咲くときポンといいそうな  加賀千代女

          桔梗の原産地は日本、中国北部、朝鮮半島
          18世紀にヨーロッパに伝わりました。
          英名はバルーンフラワー
          蕾の形ですね

まだ小さなバルーンがいっぱい
この分だと、まだまだ咲いてくれるかな



新入り

2006-06-23 23:39:24 | 季節のことば
もうハイビスカスが花屋さんに並んでいました
まだ梅雨のさなかなのに…



石の家 ハイビスカスの花陰に   杉浦恵子

南の島の少女が髪に挿している花というイメージ
真夏の太陽と海の匂いを感じます。

ハイビスカスは仏桑華(ぶっそうげ)という日本名を持っていますが、
この名はあまり知られてませんね。

花が蓮に似ていること、葉が桑に似ていることから付けられた名
ハイビスカスと仏桑華 同じ花のこととは思えません

ハイビスカスはハワイの州花の第一号だそうです。
強烈な印象ですが、朝咲いて、夕方しぼむ一日花です。


          

          夕凪のなほ暮れがたき日のひかり
                       仏桑華の赤き花を照らせり   佐藤佐太郎

          真夏の花だもの カーンと真っ赤な花を選びました



花笑み(はなえみ)

2006-06-22 23:48:09 | ちょっと立ち話
実家の庭の百合が咲き揃いました

          

道の辺の草深百合の花笑みに 笑ましがからに妻といふべしや  万葉集
(草の中の百合のつぼみが開くように、にっこりと笑いかけたからといって
 結婚を承諾したように言わないでッ)

歌の内容は、男性にしてみればエッなんだよお、その気にさせといて
といった気分でしょうか。

それはともかく、花笑みという言葉
百合の花がパアァとほころび開くようににっこりと笑う可愛らしさ
清川妙先生の講義でこのステキな言葉を教えてもらいましたが、
百合の花を見るたびに花笑みを感じます。

このピンクの百合なんか、花笑みの感じがしませんか



ほとんどの百合が、静岡県掛川の可睡斎百合園で買ったもの。
入場券に一鉢付いています。家族の人数分×2回の本数あります。

          

いろんな種類を揃えてあったのですが、大半が黄色になっちゃいました。
黄色が強いのでしょうね 確実に増えてるし



ミニミニ百合園でしたが、開き切ってそろそろ散り始めています
雑然と植わってますさしずめ野にあるように

          

いつの間にか母が植えていたカサブランカ
これも2本あったそうですが…

百合が終わってしまうと一時庭には花がなくなります。
莢いんげんやレタスやシソ、三つ葉…畑(と母は称しております)が
グリーングリーンみずみずしく茂ってきました。





食べられない(~_~;)

2006-06-21 23:51:52 | ちょっと立ち話
暑い日のおやつはゼリー
詰め合わせをいただきました



冷やして、いざどれを

          
          これは、蛍でしょうか?
          さしずめ「沢の蛍」


見ての通りの金魚です。
これが一番食べられないです~

          
          青い花、一番清涼感があり、一番食べやすいカナ

和菓子屋さんのショーウィンドウを眺めると、実に繊細で、巧みなお菓子が
いっぱい並んでいます。季節感溢れる和菓子の世界に魅了されます
それにしても、パクッとたべてしまうのが勿体無い




下調べ

2006-06-20 23:07:24 | ちょっと立ち話
父が丹精した実家の庭に名残の鉄線がひときわ鮮やかに咲いていました。

     

今年、父の七回忌です。
まだ2ヶ月以上先のことですが、食事とお部屋の下調べに
新宿の「みのきち」に行きました

  
  前菜盛り合わせ目にも美味しい

  

  

                 
                 デザートは甘夏のシャーベットと果物
                 よく冷えた銀のお皿が涼しげ

お昼の花懐石を食べてみました。京風の味が上品で美味しかった。
お部屋も見せてもらって、ゆったりさと48階の眺望が素晴らしく、合格

法事用懐石の献立もあるということなので、予約をしました。
「まずは一安心したわ」という母でした。



梅雨の晴れ間に

2006-06-19 22:46:37 | 季節のことば
梅雨の間にお日様が顔を出すと
アレもしなければ、コレもしなければと、気ぜわしい

 
雨に洗われた緑の中に爽やかな白い花がポッとポッと見える
夏椿別名沙羅

二三滴 雨の残りゐる夏椿   福田甲子雄

               
               インドの沙羅双樹と間違えられて名づけられたという
               「平家物語」の冒頭の祇園精舎の鐘の声
               諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の
               理をあらわすの沙羅双樹はこの夏椿
               であろうと言われています。

 
椿のような純白の花は一日花。花ごとほとりほとりと落ちる

今日の花 あしたの蕾 夏椿   榎本とし


                                    
             この落花が苔の上に自然の散華となる庭が、
             京都は妙心寺の塔頭・東林院
                        
             縁側に座ってのんびりとながめていると、一つ、一つと
             天から白い花が落ちてくる。

             ほっそりとした、丈の高い木。樹齢300年という。
             すっきりとした気分になるのは気のせいばかりとは…

雨の沙羅 雨のあとの沙羅 うす月夜   長谷川久々子


             注:私がここを訪れた最後は4年前。昨年出かけた友人は
               怒ってました人・人・人・・・
               自分の家の樹齢9年の夏椿の方が風流だと。

               

モンブランパパ

2006-06-18 22:31:13 | 季節のことば
父の日
 OTTO曰く、父の日って今いち盛り上がってないね

          
          「果乃実の杜」の父の日バージョンモンブランモンブランパパ
          顔は栗です。
          ちょっと太っちょの可愛いパパネクタイがいいネ

          なんのアクションもない息子に代わって、OTTOに買ってきました


          
          実家の仏壇にはトルコキキョウを

          父が逝ったのは夏の終わり、トルコキキョウの出盛りの頃。
          お悔やみに来てくださった人が胸に抱えていたのは
          白いトルコキキョウが多かったのです。

  

 しかし、この頃のトルコキキョウは豪華になりました。
 オールドローズのように幾重にも巻いた薄いはなびら
 ひらひらとフリルのついたはなびら そして、くっきりと縁取りの ついたはなびら
 色もいっぱいあって、きれいですね

  
 サーモンピンクカーネーションみたい。 薄紙のような花びらがきれいに開いて…


トルコキキョウはリンドウ科。トルコ人がかぶるターバンに似たキキョウのような花
という意味で、トルコキキョウと名づけられたようです。
キキョウよりずっと柔らかな雰囲気。切花にとっては環境の悪い夏にも、
花持ちがいいので人気が高く、今モテテいる花だそうです