京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

薄皮饅頭

2006-04-30 22:57:20 | ちょっと立ち話
山形の桜巡り土産はなぜか郡山銘菓

桜を巡って地図を片手に走り回ったのでお土産を
買うゆとりがなかったのです。
東北自動車道のサービスエリアで薄皮饅頭ままどおるを見つけて
懐かしさに思わず

  

                    
                    ホントに皮が薄いです。この小さいサイズができて
                    気軽に買えるようになりました

柏屋さんは嘉永5年の創業なんですって。
お時間があったら柏屋さんのホームページを見てください。饅頭まつりや
まんじゅうの事始めなどおもしろいですよ。
饅頭は三国志で知られた、あの諸葛孔明が発明したんですって

       
          

          もう一つのお土産のままどおる
          ミルクたっぷりママの味なんですって。

昔(私が知っている時)は三万石不二屋といっていたと思うのですが
今は三万石が社名のようです。

柏屋の薄皮饅頭と三万石のままどおるとPassyさんのブログで紹介されたかんのやのゆべしが私的郡山思い出三大銘菓です



桜若葉

2006-04-29 23:11:05 | 季節のことば
きのうの山形では桜がまだ咲き始めたばかり
紅色のエネルギーが枝の先でうずうずしている様子でした

東京では緑もみずみずしい桜若葉の季節になりました

          

          智恵子は東京に空がないという、
          ほんとの空が見たいという。
          私は驚いて空を見る。
          桜若葉の間の在るのは、
          切っても切れない
          むかしなじみのきれいな空だ。
          どんよりけむる地平のぼかしは
          うすもも色の朝のしめりだ。
          智恵子は遠くを見ながら言ふ。
          安達太良山の山の上に
          毎日出てゐる青い空が
          智恵子のほんとの空だという。
          あどけない空のはなしである。

             あどけない話……高村光太郎「智恵子抄」より


     この詩が書かれたのは昭和3年。智恵子が今の東京の空を見たら
     なんて言うだろうか。私にとっては昔馴染みの空なのかなあ…

     そんな空の下のベランダで、我が家のモッコウ薔薇が
     咲いてくれました。わずかな蕾しかもたなかったけれど

          

          今年は花が終わったらもう少しかわいがってあげよう



置賜桜回廊

2006-04-28 23:56:14 | 
山形の桜です
山形市の南、南陽市、長井市、白鷹町を最上川沿いに
名桜を辿って桜回廊という美しい呼び名がついています

まずは烏帽子山千本桜
赤湯温泉街を見下ろす高台の公園。置賜桜回廊の起点です。



                    


久保の桜 エドヒガン 
国の天然記念物樹齢1200年切手にもなっています。
超残念なことにまだほとんど開花していませんでした

                    
        
                    
                    ちなみに満開の姿 郵便局で買った写真ですゥ


最上川堤の千本桜
大正4年、大正天皇ご即位の記念に植えられた「ソメイヨシノ」
既に樹齢100年 千本ではなく実は300本だそうです。



                    
                    千本桜から最上川をはさんで残雪の山々が美しい


桜回廊の桜をルートに沿って一挙にご紹介しましょう
(なんちゃって 感動するほどにはまだ開花していなかったというのが真実です
写真の枝という枝にピンクの花が咲いた姿をイメージしてください

 
白兎のしだれ桜 樹齢140年    釜の越桜 エドヒガン樹齢800年

 
薬師桜 エドヒガン 樹齢1200年  十二の桜 エドヒガン 樹齢400年                                              

 
山口奨学校の桜 エドヒガン 樹齢100年 子守堂の桜 エドヒガン 樹齢1020年 



他にも樹齢1200年の草岡の大明神桜樹齢500年の原の枝垂れ桜(エドヒガン系)
樹齢500年の八乙女種まき桜樹齢970年の赤坂の桜等たくさん見たのですが、固い蕾でした
でも、見事に花を開かせて喜ばせてくれた可愛い桜たちもいましたよ

称名寺阿弥陀堂の桜 エドヒガン 樹齢330年
大きく枝をひろげ、花もいっぱい付けていました



                  
                  花の下はお墓。桜にいだかれて幸せなご先祖様たち


殿入り桜 エドヒガン 樹齢680年


                    
                    殿入り桜の上には古峰神社。段丘のそこここに桜

          
         殿入り桜の向こうの雪の残る葉山・白鷹の山々


エドヒガンは一本桜。山の中でひっそりと命を継いできた桜たちです。
京都の紅枝垂れのように、貴族達に愛され、大事に守られた桜とは違い、
野生の逞しさを内に秘め、凛と立ち続けた孤高の桜なのです。

ボランテアィアのガイドのおじさんが言ってました。
「わたしら子供の頃は何も知らないもんだから、この木(樹齢1200年の木)に
 登ったり、ぶら下がったり、村の人たちだって、根元にゴザ敷いて、おにぎり
 食べたり、平気でしてたもんよ」
みんなの意識が高まって町ぐるみで保存に取り組み始めたのは数年前からだという。

それがいいのよ。おウチの庭先に樹齢1000年の木があって、毎年春になると
美しい花を咲かせる そしてそれが当たり前の普通の生活だなんて
考えられないこと 自然のままにしておいて欲しい。
ツアーバスがどかどかやってくる観光地にはならないで欲しいけど…

エドヒガンの寿命は2000年はあると言われています。
縄文時代から咲き続けて日本人の歴史を見続けてきた桜がどこかにあるのかも知れません。
人間なんてチッポケなんだなあ



日本桜草

2006-04-26 21:56:24 | 季節のことば
  日本桜草は四国を除く日本各地に自生していました。
  現在では、野生種はほとんど見られなくなったとか
  ボランティアの愛好者たちが大事に育て、普及に努めているそうです
  大宮に転勤したご縁から、桜草を育て始めた我が妹も、そんな愛好者の一人
  現在の転勤地、新潟から毎年実家に桜草の植え付けにやってきます。
  母と妹の二人三脚で育てた桜草が、今年も咲き始めました

          
          

 
田島紅                       白兎

 
小桜源氏                      紫式部?(忘れた)

          
          楊柳の笛

         日本桜草は元禄時代に武士の愛好家によって
         新種が次々と生み出されたそうです
         「駒止め」「濡れ燕」「玉珊瑚」風雅な名前が付けられています。

        我国は草もさくらを咲にけり  一茶



芝桜

2006-04-25 22:58:23 | 
          待ちかねた芝桜、秩父羊山公園へ

          
          7分~8分の開花状態。北斜面がやはりもう少し


  

  
朝は小雨がふっていたのに、羊山に着く頃は晴天
背景の武甲山には雲がかかって残念


          初めての羊山予想より少々
          時計を見たらまだ9時半。じゃあもう一箇所
          というわけで、群馬県箕郷(みさと)まで行くことに

          
          11時過ぎに到着。
          こちらは去年も訪れているので、様子がわかっていたけど、
          やっぱり花畑の面積が拡大していた
          こちら満開


  

  
箕郷の方が、花の色が濃いめ 地形も起伏に富んでいるので、
歩くのはちょっとしんどいところもあるけれど、凝ったデザインに見える


          
          私としては、箕郷のほうがお薦め
          目にも心にも、ピンクのじゅうたんが敷かれました


午後4時には帰宅。平日で空いていたので、秩父と箕郷の芝桜を
ハシゴすることができた
夜のニュースで、東京は局地的に大雨、ひょうが降ったところもあるとか
のもとで芝桜を眺められてラッキー

芝桜好天あますところなし  石原舟月






覗いてみると…

2006-04-24 23:06:17 | ちょっと立ち話
Passyさんの覗きテクニークに魅せられて
私もチューリップを覗いてみました


              
                      
 
まずチューリップとは思えない、ファンタスティック



                      

万華鏡のよう 深いつぼの底の内緒の世界



これはチューリップじゃない 
シフォンのような花びらがうち重なってなんと優美
そしてなんと豪華

Passyさんのおかげで覗く楽しみを知ってしまいました
はまりそうです



そら豆の翡翠煮

2006-04-23 21:26:30 | 季節のことば
         大きな莢のそら豆
         スーパーでいつもよりお買い得になっていたので勿論かごへ

          

ふかふかのわたのベッドの中には3~4個の豆。
さしずめそら豆4兄弟

   

莢を取り除いたら、豆はこれだけに
さっと塩茹でにしてから、皮をむいて甘く煮ます。仕上げに水あめ
つやがでます

  

          緑がきれい まさに翡翠の色
          爽やかな初夏をかんじます

        

          全部食べてしまいました。
          いつものことなので、甘さは控えめにします
          
          食卓のアクセントにもなりますね。



黄色い花

2006-04-22 23:21:04 | ちょっと立ち話
         先日貰った花束
         黄色でまとめてありました

  
          

         ルビナスのように房状の蕾が下から次々咲いて
         黄色い傘のような花房になりました

  

黄色い花が開くたびに、元気の素がはじけるよう
早速近所の花の先生「リベラ」さんに駆け込み同じ花を買ってきました。
「ダビューム」と言う名前だそうです 
そして、黄色い花は元気が出る花と教えてもらいました

          

          明るいランプのような黄色い花
          気持ちが前向きになりました

          Passyさんも同じこと感じていたんですね



モッコウバラ

2006-04-21 23:09:09 | 季節のことば
ご近所のモッコウバラの垣根
花が咲き始めました。



ちっちゃな可愛い花びら
何枚あるのでしょう。

       

     よくよくみると2~3センチほどの花が
     なんと精巧な作りなのでしょう。名人の飾り細工のようです

             

           小さなつややかな葉の緑
           顔を寄せ合うように咲く花の黄色が存在感を出してます


モッコウバラを知ったときから、捜し求めて手に入れた一株を、
大事に育てて垣根一杯に増やしたというSさん。
お嬢さんの結婚式の朝、朝露を含んだモッコウバラを
全部つみとりました。
チャペルの階段を下りてくる純白のドレスのお嬢さんに
3つのかごに一杯のモッコウバラの花びらを撒きました。
ヴェールに、肩に、ほほに、Sさんの愛情そのままに
モッコウバラが降り注いでいたことでしょう
そのお嬢さんも、もう小学生ぐらいの子供達のママになっていることでしょう。
モッコウバラが咲くと、いつもSさんを思い出します


     

     去年の丁度今頃の我が家のモッコウバラ
     今年はまだ小さな小さな蕾。しかも数が少ない
     手入れが悪いから…かわいそー




小さな茄子&大きなピーマン

2006-04-20 22:36:25 | ちょっと立ち話
以前友人に貰って感激した茄子 ばってん茄子
その友人宅にでかけたので、あの茄子をと買ってきたのです。

 

生で食べられます水茄子の仲間なので、しっとりジューシーしかも甘い小茄子です。


そこはシェフが始めた有機野菜の店。こんなピーマンを勧めてくれました。

 

普通のパプリカと比べてくださいアディーナピーマンといいます。

熊本産日本で3人しか作っていないとか。
ぱりぱり、そしてやっぱり甘い


          

  生でぱりぱり食べるしかない
  春キャベツを豪快に手でちぎって、茄子、ピーマンもざくざく切って
  ドレッシングも手抜きの市販イタリアン
  ボーノボーノサイコー

  自然に育てた新鮮な野菜って美味しいんですね
  血がきれいになったような…